皆さん、こんにちは!ガクセイ基地のノドカです🌞
今回の記事では、冬期休暇中に私が経験した出来事から、「知っておくべきだった」と思ったことについて語っていきます。
冬期休暇中に私が経験した出来事とは、母親が緊急搬送されたことです。
詳細をここに記すことはしませんが、
母の体調が悪くなる⇒119番通報⇒母が入院
という経験をしました。
これからお話しする私の反省は、「大学生なら知っていて損はない」「むしろ知っていた方がいいこと」なので、ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思います。
*おかげさまで母は回復し、現在は普段と変わらない生活を送ることができています!
目次
保険証、お薬手帳の場所がわからない…
家族の保険証、お薬手帳が置いてある場所、わかりますか??
「自分の保険証やお薬手帳は自分で管理している!」という大学生は多いでしょうが、「家族の分まで把握している!」という方は意外と少ないのではないかと思います。
私のように既に実家を出て、一人暮らしをしている大学生ならなおさら…。
救急隊員の方に
「保険証ありますか?」と聞かれ、あたふたしてしまいました。
私の母は、財布の中という比較的わかりやすい場所に保険証を入れていたので良かったですが、もしそこになかったとしたら保険証大捜索という情けない状況になっていたかもしれません。
お薬手帳は入院が決まった際に「持ってきてください」と言われたのですが、場所がわからず、話すのもきつそうな母に聞き出すという始末…。
家族の保険証、お薬手帳の管理を母任せにしてしまっていたばかりに、思わぬ困難にぶつかってしまいました。
いざというとき、「必要なものの場所がわからない…」という情けない事態を避けるためにも、保険証やお薬手帳など大事なものの場所を家族で共有しておくことを強くお勧めします。
親の持病、かかりつけ、服用薬、わからない…
親の身体のこと、知っていますか?
・持病は?
・かかりつけの病院は?
・普段から服用している薬は?
・どうしてその薬を飲んでいるの? などなど
私は今回の経験を通して、「親の身体のこと、自分が思っていたよりずっと知らなかったんだなぁ」と痛感しました。
親が自分の子どもの身体について、上に示した質問に答えられないことってないと思うんです。
子どもを病院へ連れていくのも、薬の説明を受けるのも、親の役目だったから。
でも反対に、子どもが親を病院へ連れていくことってなかなかありませんよね。
現在20歳の私のような現役大学生世代はなおさら。
もう少し年を取れば、高齢になった親の病院通いに付き添うことも多くなるのでしょうが、私のように子ども20歳・親50歳って、子が親に付き添うことは稀なことだと思います。
だからこそ、身体のことを共有するのは大事。
もしかしたら「子どもに心配はかけたくない」という親心があり、子どもに自分の身体のことを話すのは気が乗らないという親もいるかも。
親が薬などを飲んでいるのを見かけたときに
「それ何の薬?」などと気にして質問してみるといいかもしれません。
親の日用品・必需品、わかる??
今回、私は初めて、母の入院セットをつくるという経験をしました。
病院から「これを持ってきてください」という指示は出されたのですが、その他にも必需品は多かったです。
携帯の充電器やら、眼鏡(私の母は眼鏡がないと何も見えない…)やら、目薬やら、スキンケア類やら…。
長期の入院になれば、入院生活を快適に過ごすためにももっと多くのものが必要になるはずです。
私は入院したのが同性の母ということもあり、比較的準備しやすかったです。
同じ女だからこそ、
「今の時期は乾燥しているから、ハンドクリームやリップクリームがあったら便利かな」
「このスキンケアいつも使ってるな」
「持っていくタオルは綺麗なものじゃないと、お母さん恥ずかしいだろうな」
などなど、私にしては珍しく気が回ったと思います。
もし同性の娘である私が帰省していなかったら…。
野球しかしていないような私の弟、何もできなかった気がします。
おそらく、父も細かいところまで気が回らなかったはず。
息子と母、娘と父。
異性の親が普段使用しているものって意外とわからなくないですか??
私も、父が普段何を使っているのかよく知りません。
「女が使わなくて、男が使うものって何?髭剃り?それってクリームとか必要?うちの父、使ってない気がする…。じゃあどうやって普段髭剃ってるんだ??」みたいな。
親の観察って意外と重要だと思います。
親の労働時間、負担、多すぎた
今回の出来事で、何より私が反省したのがこれです。
それは、「母を働かせすぎていたな」ということ。
朝早くに起きて、父・弟のお弁当作り。
家族に朝食を食べさせて、仕事に行く前に夕飯の下ごしらえを済ませる。
仕事から帰ってきたら、少し休んで夕飯をつくる。
お風呂に入って夕食を食べたら、その後片付け。
就寝前に翌日のためのお米を洗い、炊飯器にセット。
水回りの掃除までしてから、眠りについていた訳です。
午前中のみの出勤の母と、一日働いて帰ってくる父。
洗濯やゴミ出しは父の担当。休日の夕飯は父がつくることも多い。
とはいえ、その負担が平等かと問われれば怪しいところです。
もっとひどいのは私で、実家にいた頃(高校生まで)も帰省中も、ずっとだらだら。
家事の中で、胸を張って「これは私の仕事!」と言えるものは一つもありません。
母が働きすぎていたことは誰の目にも明らかだったはずなのに、改善する機会はなく、ここまで来てしまいました。
母は過労で倒れたわけではないのですが、健康のために十分な睡眠と休息は絶対に必要です。
「やらなきゃ済まない」「動いてるのが好き」という性分の母に、家族全員が甘えてしまっていたと思います。
働きすぎていたことは母自身にも反省するところがあるようで、
「ちょっとあんたを見習おうと思う」と言われました。
「うん、私みたいにだらだらしてても全然生きていけるよ」と思う一方で、めちゃめちゃ不本意でもあります…。私はちょっと、母を見習おうと思います。
おわりに
この記事に羅列したことが、後悔にならず反省で済んで本当によかったなと改めて思います。
大学生って、大人のような、子どものような、曖昧な期間。
法律的には立派な大人だけど、私は自分で生計を立てていないし、大学に通って好きなことができているのも親のおかげです。
それでも、ある程度のことは一人でできるし、親の頼りになれるくらいの度胸はあると思います。そういう大人になれるように育ててもらったとも思っています。
親もまだまだ頑張れる現役世代ではあるけれど、親を「見守る」、親が頑張りすぎていたらストッパーになる。
大学生にもそれくらいのことはできるはず!
自分の大好きな人たちが元気に生きていてくれれば、それだけでいい!
それを痛感した年始でした。
2025年。皆さんと皆さんの大好きな人たちが健康に過ごせますように…。
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