食事。
それは私たちが生きていく上で必要不可欠なものです。
食べることで体内にエネルギーが作り出され、パワーとなり、私たちは活動することができます。
食べ物で我々はつくられていると言っても過言ではなく、「医食同源」という言葉があるように、食べ物の力で病気を予防することもできます。
そんな、私たちの命と直接結びついている食べ物ですが、皆さんが毎日口にしている食べ物を皆さんはきちんと知っていますか?
コンビニで購入したお弁当の裏を見てみてください。
お米や肉、野菜の他に、聞いたこともないようなカタカナが並んでいませんか?
これこそ「添加物」という分類に属するものです。
添加物とは、簡潔に言うと食品製造の際に添加する物質のことで、風味や色合いを良くしたり、腐敗を防いだり、加工しやすさを目的として使用されています。
また、添加物とは言っても、天然のものか合成のものかで分けることができます。
「でも私は自炊だから、添加物とは無縁だな」と思っていたそこのあなた!
添加物は、スーパーで購入する肉や魚、豆腐や調味料などにも含まれているのです。
私たちは添加物とは切っても切れない関係にあるんですよね。
では皆さんは添加物についてどれくらい知っていますか?
ほとんどの人が、「知らない」と答えるのではないでしょうか。
詳しく知らないけど、とりあえず怖そうだし、無添加の食材を選ぶ……。
そんなのだめです!!
添加物には様々な種類があり、中には身体に悪影響を及ぼし得るものもありますが、そもそも添加物は厚生労働省から認められたものしか使用されていません。
例えば、添加物の一種である保存料がなかったら、私たちは購入した食べ物をすぐに消費しなければなりません。
想像しただけで大変ですよね??(^^;)
私たちに必要なこと、それはきちんと添加物について知っておくことではないでしょうか?
知った上で食材を選ぶとでは、見方が変わってくると思います!!
よって、今回は添加物を学ぶ際におすすめの本を紹介しようと思います!
目次
食品の裏側
安部司
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こちらは上巻と下巻に渡り執筆されている本です。
この本の著者である安部司さんは、添加物販売の企業で働いていた経験を基に、添加物の実態について教えてくれています。
添加物に詳しい知り合いから「添加物を知るならまずはこれ」と勧められて、この本を手に取ったのですが、読んでいく中で「知りたくなかった…」と思うこともいくつかありました(笑)。
しかし、安部さん自身は添加物に批判的なのではなく、知った上で取捨選択するのは私たち自身に委ねられていると説いています。
添加物を知るための定番の本となっているので、何から読み始めようか迷っている方は、この本を選ぶことをおすすめします!!
「食べてはいけない」「食べてもいい」添加物
渡辺雄二
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こちらは、どの添加物が安全あるいは危険か知りたい方にお勧めの本です。
私もこの題名に惹かれて読み始めました(笑)。
主要な食品や調味料ごとに、どのような添加物が入っていて、それがどのような役割を果たしているかが書かれています。そして、それが安全なのかどうか、記号で表されているので、わかりやすいです。
異なる分類に属する食品であっても、同じ添加物が入っていたりするので興味深いです。
そして、食品を紹介するごとに私たちに馴染みのある「○○企業の主力商品」などの写真が例として載せられているので、「あ、この商品もなんだ…。」と思ってしまいます(笑)。
結構、危険度が高いと分類されている食品が多いので「危険だと知ってしまったら食べられなくなる」という人は読むのを控えた方が良いかと◎
まんがで簡単にわかる!日本人だけが知らない汚染食品~医者が教える食卓のこわい真実
内海聡
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漫画で日本の食品事情について知ることができる本です。
食べ物に関して問題に直面したアシスタント(?) や患者の疑問や症状を、医者の内海氏が解決していくストーリーになっています。
私は文字よりも絵や写真が多い方が読む気になるので、漫画はとても有難いです(笑)。
添加物の紹介、というよりは、食品全般がどのように流通しているのかなど、日本における食品の現状を紹介しており、その一部として添加物に関しても説明があります。
まんがなので、わかりやすいのですが、内容が結構重いので……(笑)。
気軽にパラパラと読みたい!という方よりかは、食品の実態について詳しく知りたいけど、分厚い本を読むのは気が引けるという方におすすめです。
気になるあの成分のホントがよくわかる!食品添加物キャラクター図鑑
左巻健男
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食品添加物がキャラクター化され紹介している本です。
添加物ごとに、どのような食品に入っているか、どのように使用されているか、からだに影響はあるのかまとめてあります。
なんといっても、キャラクターが可愛い!!
私がこの本を手に取ったのも、いわゆるパケ買いってやつです(笑)。
イラストになっているだけで、親近感持てますよね(笑)。
添加物の説明も、難しい言葉や表現は使われておらず、漢字にはふりがながふってあるので、子ども向けにも良いかと◎
今回紹介した中では最も気軽に手に取りやすい1冊だと思います!
添加物は私たちが暮らす上で必要なものだと私は考えています。
単に「添加物=危険」というレッテルを貼るのではなく、まずは知識を身に付けることが重要ではないでしょうか?
私もまだ勉強途中です。
一緒に学んでいきましょう!!
本がお好きな方は、こちらの記事もおすすめです🌼
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