\ みなさん…人前は緊張しますか? //
おそらく、この記事を見て下さっている方は、少しでも心当たりのある方が多いのではないかと思います…!
今回は、そんなあなたのために…!あがりやすい人の特徴をまとめました✏️
もし5つのうち3つ以上の特徴に当てはまるという方は、以下の記事もチェックしてみて下さい!
ちなみに、あがり症は全く恥ずかしいことではないですよ!人前で話すことが求められている。きっとそれは社会や大学から必要とされているからです!
目次
何を話そうか考えている
「授業で発表しなくちゃいけない…、何を話そう?」と、内容を考えることが悪いというわけではありません。しかし、もっと考えるべきことがあります!
年間に何十回も講演のために、日本中を飛び回っているある方に尋ねたことがあります。
「緊張してしまうのですが、どうしたらいいですか?」
その方は、こう答えました。
「私にとって、講演は伝えたいことを人に伝えることができる、光栄な場所なんだ。テクニカルな部分が少し足りなくたって、『伝えたい』って気持ちの方が大事だよ。」
◎自分の評価や失敗ばかりを気にしていたのなら、「何」を伝えようかという意識だけにとらわれてしまいます。しかし、相手のことを考えたときに初めて、「どう」伝えようかという考えに至ることができます。
長く話そうとする
これには主に2つの理由があります。
あがりやすい人は、自分が話しているときの時間感覚が実際の時間と大きくズレています。
例えば、「今から時計を見ずに、今日の楽しかったことを話してください」と言うと、大抵の人は大きくオーバーします。練習することによって、緊張している中での時間管理を行えるようになる必要があります。
また、話が離陸してから、1分間で着陸できないくらいの高さまで高度を上げてしまった。つまり、話を広げすぎた。ということもあります。
さらに、緊張しているせいで、離陸したは良いものの、着地点を見失うケースもあります。そのような場合には、聞いている人も話している当人も、オチの見えない時間を共にすることになります。
ビッシリとした原稿を作る
スピーチや発表において、原稿を用意して準備することは素晴らしいことです。あがり症で、ほとんど全く準備をしないという人もいますが、それは無謀です。準備しましょう。
また、改行などの「話の区切り」が視覚的に見えにくく、細かい字で紙が埋め尽くされたような原稿もあります。それも、あまりオススメできません。その理由は、次に紹介する特徴を引き起こしやすくなるからです。
3段構成にして、本筋だけ把握して、最後の文章を決めておくだけでも十分素晴らしいスピーチができますよ(練習は必要ですよ!)。
話すことを丸暗記する
原稿を丸暗記することは絶対にオススメしません!「一語一句完璧に言わなければいけない!」という間違った方向に意識を向けてしまうからです。
もし、間違えてしまったときは、とても焦ることでしょう。言葉が飛んでしまうこともあると思います。そんな危険をはらんでいるのです。また、原稿に頼りっぱなしの、気持ちのこもらないスピーチになりがちです。
もし私が「CO2排出量が…」と言うべきところを、「二酸化炭素の排出量が…」と間違ったとしても、大して聞き手にとって重要なことではありません。さらに、会場の外で書いた原稿よりも、会場で聴衆を目の前にしたときに出てくる言葉の方が、その時の気持ちをより自然に伝えることができていたりすることもあるのです。
原稿を読む練習は必要ですが、大筋を把握したら、なるべく見ないで、言葉を間違っても止まったり言い直したりせずに、話し続ける練習をオススメします。
原稿を黙って100回読む
資料作りや原稿などが良くても、本番でうまくいかない人がいます。その要因の一つとして、「声に出さずに読んで練習する」ということが挙げられます。緊張して、あがってしまうと、声が震えてしまうことがあります。しかし、それは発声の方法によって改善させることができます。声を出して練習することによって、発声の練習もすることができます。
また、原稿はあくまで書き言葉なので、実際に声に出して読んで見て、「この言い回しは不自然だ」「こういう表現の方が聞き手は理解しやすいだろう」と初めて気がつくことができ、修正・改善することができるのです。
最後に
みなさんは5つのうち、いくつ当てはまりましたか?
ちなみに筆者は5つ全てに当てはまっていました(笑)!
初めにも記載した関連記事を下に載せておきましたので、是非そちらもご覧ください。
鳥谷朝代『人前で「あがらない人」と「あがる人」の習慣』、明日香出版社、2017年
ガクセイ基地 公式SNS 📢
\ ガクセイ基地のおすすめ記事 /
Add Comment