夏休みや年末年始など、長期間学校がお休みのときに「帰省」をする大学生は多いと思います。
年に数回の機会。帰省を楽しみにしている学生も多いと思いますが、私はどうしても実家に帰りたくなくて、長期休みが近づくたびに拒否反応が出てしまうタイプです。
今回はその理由と、私が実際に使っている帰省をやんわりと断る方法を紹介したいと思います。
同じように「帰省が億劫…」「実家がどうしても苦手…」と悩んでいる大学生のみなさんの、参考になれば嬉しいです。
目次
私が実家にあまり帰りたくない理由
大学生が帰省に消極的になる理由として、「交通費が意外とかかる」「バイトやサークルを詰め込みすぎて忙しい」「大学の友達といっぱい遊びたい!」「単純に面倒くさい…」などが挙げられますね。
私の場合は、「実家で過ごすのがメンタル的にしんどい」からです。
雰囲気がピリピリしやすい家庭環境だったので、物心ついた頃から私は「親の機嫌を損ねない」が生きる上でのモットーになっていました。
私にとって、びくびくしながら過ごさなければならない実家は「心休まる場所」ではなく、例えるなら「戦場」のようなもの。
大学入学のタイミングで念願の「一人暮らし」を始めたことで、物理的にも精神的にも両親と良い距離感で接せるようになったのですが…。
「帰省」として数日でもそこに戻らなくちゃいけない…という状況が近づくと、考えるだけで胃が痛くなってしまいます。
それでも帰省をしなくちゃいけない
私はお父さんお母さんどちらのことも大好きですし、全く会いたくないという訳ではありません。
ただ実家の空気感を思い出すと「帰省したくない…」「帰るとしても、日数も頻度も少なめに抑えたいな…」という気持ちが、どうしても湧き上がってきます。
でも、ここまで育ててくれて、大学進学までサポートしてもらって…という「恩」を突っぱねてしまうような行動に罪悪感を感じるというのがまず一つ。
そして、帰省をしないことで親を怒らせたり、機嫌を損ねさせたりしてしまうことが何よりも怖いというのがもう一つ。
この2つの理由が、「帰省をしたくない」という私の本音に毎回揺さぶりをかけてきます。
親を刺激せずに、帰省をやんわり断る方法はある?
結論からお伝えすると、おすすめの方法は「予定が複数あって忙しいという理由で、帰省が難しいと伝える or 帰る日数を少なめに申告する」です。
サークル
大学の夏季集中講義
ゼミ合宿
友達との旅行
短期留学
インターンや就職活動(大学3年生)
卒業旅行(大学4年生)
ポイント➁:特定の期間だけに集中させるのではなく分散化させて、常に何かしらで忙しくする。
帰りたくないけど帰省する。日数は何日くらいがおすすめ?
私の場合は「帰省をしないと怒られるのでは…」という逆の恐怖があるので、日数を減らすアプローチを取るようにしています。
【長期休み】
夏休みは、その地域のお盆の期間に合わせて2〜4日帰るのがおすすめです。
お盆期間明け直ぐの日にバイトを入れておくと、スパっと帰りやすくなるのでおすすめです。
春休みは、意外と長い+お盆のような行事がないので悩ましいですよね…。
これは本当に個々人で体感が違うと思うので、自分が「耐えられる日数」で帰省を組むのがベストかなと思います。私の場合1週間はしんどいので、5日くらいですかね…。
【年末年始】
「友達とカウントダウンライブに行く!」「巫女さんのアルバイトをする!」「友達と初詣に行く!」といった理由でショート滞在にしたり、思い切って見送る年を作ったりしてもいいかもしれません。
最後に
険悪な関係性にはなりたくない、親を傷つけたくないという気持ちがあるからこそ、「帰省がしんどい」という本音と向き合うのはしんどいですよね。
「なんて親不孝な感情なんだろう…」と長期休みが来るたびに思い詰めてしまうのですが、無理をしすぎると今度は自分の心に限界が来てしまうので、難しい問題だなとつくづく感じます…。
ただ、顔を見せるのが親孝行という側面はやはり私も痛感しているので、「会いに行く機会はきちんと作って、でも日数は短めに…」という感じで、しばらくは帰省と向き合っていこうかなと…!
「帰省する・しない」は人によっては気が重くなる話かもしれませんが、この機会に一度ご自分の本音や頻度を振り返ってみると色々な気付きがあるかもしれません!
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