その実態が謎に包まれている「ソロ充」
今回はソロ充のS君に密着取材し、ソロ充の生態を皆様にご報告します。
自由気ままに過ごすことができ、あくまで本人は楽しんでいるので本人的には「ぼっち」ではない。
(参考)
<大学生の生態解説シリーズ>
キョロ充とは?:本当に充実してる!?キョロ充大学生の日常とは
ソロ充シリーズ:イケメン「リア充」に負けてない!?趣味を謳歌する『ソロ充』の休日とは 量産型大学生とは!?:個性が無い!?「量産型大学生」とは何か? |
<ソロ充の一日>
08:00
ソロ充の朝は遅い。
レポーター「こんなにぎりぎりの時間に起きて大丈夫なんですか!?」
ソロ充「大丈夫です。どこかのキョ○充と違って、他人のSNS確認なんてしませんから。」
家を出て大学へ。
レポーター「ちょっとまって汗 歩くの早くないですか!?」
ソロ充「そうですか?普段誰かと歩かないので…。自然と速くなってるんですかね。」
09:00
始業と同時に教室入る。
計算され尽くした絶妙なタイミングだ。
レポーター「慌てる様子も一切なく、ちょうどの時間に着きましたね。」
ソロ充「登校中、誰かに話しかけられたり、他人のペースに合わせたりすることがありませんからね。時間を完璧にコントロールできます。」
レポーター「教室の前列に座るなんて、勉強への意識が高いですね。」
ソロ充「いえ、違います。前列のほうが空いているでしょ。後ろはウェイがうるさいし、真ん中では誰かに隣に座られてイライラするからです。」
うーん、共感できるような、できないような。
10:30
授業後、一人学食へ。
レポーター「誰か友達とご飯を食べたりしないのですか?」
ソロ充「しません。友達と合わせると、昼の混雑時に来る羽目になります。人混みは嫌いなので。何より、僕は今お腹が空いているんです。我慢する理由がありますか?」
確かにその通りだが…。どうやら彼は、徹底的に人混みを避けるらしい。
11:00
食事を終え、一人図書館へ。
ソロ充「読みたい本があるので、次の授業まで図書館に籠ります。落ち着いていて、図書館は大学で一番好きな場所ですね。」
―と、何やら上機嫌なソロ充。
レポーター「どうかされたんですか?」
ソロ充「書庫の机が空いていました。これはラッキーです。ここは図書館の奥地で滅多に人が来ませんが、それ故ソロ充たちの聖地なんです。」
ソロ充の聖地…! そんなものがあったとは驚きだ。
16:10
ソロ充の帰宅は早い。
授業後のざわつく教室を、颯爽と後にするソロ充。
ちなみに、朝からここまで会話はゼロ。
レポーター「何か予定があるのですか?」
ソロ充「帰って筋トレします。あと、今夜は友人とサシ飲みするので、ちょっと急ぎます。」
おお!ここに来て友人登場。ソロ充にも友人はいたのか。
ソロ充「友達は居ますよ。数は片手で数えられますが、みんな心を許せる奴らです。」
なるほど。実は厳選したいい友人をお持ちのようだ。
残念だが、彼が帰宅したので密着レポートはここで終了。
最後に、ソロ充に疑問をぶつけてみた。
―1人で居てさみしくないのですか?
はい、全く。ストレスフリーな生活なのでとても楽です。
むしろ中途半端な友人に使う時間とエネルギーを、自分のために使えて有意義と感じています。
―ぼっちと揶揄されることをどう思いますか?
何とも思いません。きっとそういう人たちは、自分だけの価値観がないから、それを認められないのでしょう。
―グループを作るときに困りませんか?
困りません。人と話すのが苦手なのではなく、自分から選ばないだけです。適当な人に話しかけてうまくやります。それに、基本的に授業には一定数の同族がいるので、よくそこで組んだりしますね。
―逆に周囲の言動で疑問な点は?
最も気になるのは「一緒にトイレ行こう」ですね。どうして生理現象にまでつき合わせるのか理解できません。
それともあれは「二人で話したいことがある」的な隠語か何かなのでしょうか?笑
―なるほど。笑
本日はありがとうございました!
<最後に>
取材相手のS君は少し偏った性格だったようですが、自分らしく生きるのは大切ですよね。
社交的なのも大事だと思いますが、程よく自然体で頑張りましょう!
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