皆さんの身近にきっといるであろう「キョロ充」
彼らは一体どんな生活を送っているのだろうか?
我々はその真相を探るべくキョロ充の1人を取材、その実態を報告する。
(編集部注※この記事は2014年2月5日に公開された記事を再編集したものです)
大学生の生態の1つ。常に人の目を気にしながらも自分にはリア充グループの一員であるというアイデンティティに支えられ、大学生活が充実していると感じている人間。
引用元:http://goo.gl/767Wfibr>
今回我々が取材したのは、横浜市にお住まいのI君。
目次
06:00
キョロ充の朝は早い。さっそくスマホをスクロールしているI君。
レポーター「何をしてるんですか?」
キョロ充「ん?TwitterとかFacebookを見て、みんなの投稿にコメントをしてるんですよ。やっぱりこういう作業が、友達との話題作りには大切なんで。」
なるほど、キョロ充がキョロ充である所以を、レポーターはさっそく感じた。
08:00
キョロ充「…やっぱり1限に出席すんの止めにします。」
レポーター「えっ?身支度もしたのに、どうしたんですか?」
キョロ充「友だちが寝坊しちゃってね。一人で授業に出席するのって、なんか恥ずかしいじゃないっすか(笑)。」
この斬新な価値観は一体どこから湧き出てくるのだろうか。
10:30
キョロ充「おっ! うぇぇい! お疲れっ!」
大学で友だちと合流するなり、大声を張り上げるキョロ充。
しかしまだ午前中で、授業にも出ていないというのに、一体何が「お疲れっ!」なのか?
キョロ充「え…ああ…お疲れっていうのは、合言葉的な感じですね。意味はないっすよ 笑」
その後キョロ充は授業があるにも関わらず、友だち付き合いを優先して学食へと去っていった。
13:30
ようやく、今日はじめての授業に出席したキョロ充。
しかしどうも様子がおかしい。一体何をソワソワしているのだろう。
キョロ充「ちょっと困りましたね…一緒に授業に出るはずだった友だちが来ないんすよ。」
おもむろに携帯を取り出したキョロ充。
誰かに電話をかけている。先ほど学食で一緒に話していた友だちのようだ。
キョロ充「うぃっすお疲れ。確かお前今暇だろ?ちょっと俺の講義につきあったりしない?」
残念ながら、答えはNOだった。
キョロ充「ああいう薄情なやつは、いずれグループからは消えますよ 笑」
レポーター「いやいや、みなさんそれぞれ都合がありますし…」
先程からレポーターが抱いている言いようもない違和感。
彼は一体何をそんなに不安がっているのだろうか?
価値観が合う人間同士が自然と友だちとなり、そんなに気苦労するならば本末転倒ではないのか。
レポーターの疑問はひとまず置いておき、再びキョロ充にカメラを回す。
教室の一番後ろの席に座り携帯をいじっている。
この光景は大学では当たり前だ。
しかしキョロ充の行動は、我々の想像よりも遥かに上だった。
キョロ充「今ね、この前の呑み会で友だちとの写真をSNSに投稿してるんすよ。」
レポーター「勝手にタグ付けして、公開しちゃって大丈夫ですか?」
キョロ充「構いませんよ。こうやってSNSに写真を上げると、自分が充実してるってことが客観的に証明されますよね。」
(↑タグ付けイメージ画像)
16:00
授業後。帰路に着く前に、大学のトイレで入念に髪型をチェックするキョロ充。
…やはり見てくれには気を遣うようだ。
17:30
大学近くのキョロ充の家に場所を移し、スタッフは彼にインタビューを試みた。
Q.あなたのことを「金魚のフン」だと揶揄する声もあるようですが。
A.そうですか笑 それは恐らく嫉妬しているんでしょう。僕には授業を一緒に受けたり、お昼ごはんを一緒に食べたりする「友だち」がいますから。
Q.もちろんそれは素晴らしいことです。しかしそのために気苦労をしていては、友だちといえるのでしょうか?
A.ボッチになるよりいいでしょ!
キョロ充としてのプライドや葛藤を声を大にして訴えた彼に、スタッフは圧倒されてしまった。
彼がバイトに行くため、とあるキョロ充の半日を追った取材はこれにて終了。
まとめ
再現するためにちょっと揶揄してる感はあるかもしれません 笑
すぐに新学期も始まりますし、あくまでも自分らしく泰然自若でがんばりましょう!
ガクセイ基地では引き続き、まじめな話題・役に立つ情報・ちょっとおもしろいネタをアップしていきます。
よろしくお願いします。
参考サイト:http://goo.gl/767Wfi
合わせて知りたい!「ソロ充」についての記事
人の目をキョロキョロ見ているという見方、逆に言えば周りの空気を読むことができるということです。
彼らがリア充の飾りとなってそのグループがさらに輝きを持つという役割を持つ、必要不可欠な存在なのかもしれませんw
私はどちらかというとソロ充派なのでそういうリア充の内側なんてわかりませんが、リア充を遠くから眺める私たちから見ても大人数の方が賑やかに見えますしね。