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【卒検落ちた…】辛くてたまらないあなたへ。不合格で泣いてしまった私からエールを贈ります

自動車免許の取得を目指し、春休み頃から教習所に通われている方はそろそろ卒業検定といったところではないでしょうか。

この記事は、現役大学生の私がその卒業検定に落ちて辛くて泣いてしまった時の思い出を事細かに書き連ねたものです。笑

もし卒検の結果に落ち込んでいる方がいたら、気休めに笑いながら読んでいただけたらなと思います!

 

 なぜかストレート合格した仮免

そもそも私は一段階の時から、運転技術の習得にめちゃくちゃ手こずっていました笑

ストレートで行けば12時間で終わるはずの技能教習は、延長に延長を重ねてなんと20時間を突破。

途中で何度もくじけそうになりましたが、教官の方が最後まで丁寧にレクチャーして下さったおかげで、見きわめと仮免は無事ストレートで合格しました。

一発で受かると思っていなかったので、めっちゃくちゃ嬉しかったです^^

 

 順調に進んだ二段階の教習。そしていよいよ卒検へ!

一段階で既定のほぼ倍に近い教習を受けた甲斐あってか、路上教習の方は比較的要領よく進めていくことができました。

ただ、ネックだったのが教習所内で行う「縦列駐車」と「方向転換」の項目。

どこに・どのくらいハンドルを回せば、自分の思い描く方向に車をコントロールできるのかが瞬間的に判断できず、大苦戦しました。

方向転換に関しては、比較的早い段階で成功率100%をキープできるようになったのですが縦列駐車は教習終盤になっても車が綺麗に入りきらない日がちらほら…

私の通っていた教習所の卒検は、この「縦列駐車」と「方向転換」のどちらか一つが試験当日にランダムに振り分けられるシステムだったので、「お願い…縦列駐車には当たりませんように!」と祈りながら本番の日を迎えました。

 

 卒検当日!まずは路上検定から

路上での検定教習所内での「縦列駐車」or「方向転換」、の流れで進んでいく卒業検定。

コースと試験方式の発表で、なんと私に振り分けられたのは「方向転換」!!!

その安心からか、緊張してはいたものの仮免の時よりはリラックスした状態で路上検定に挑むことができました。

そして、残すは教習所での「方向転換」のみという段階に。ここをクリアすれば無事合格です。

 

ところが…

 

 まさかの失敗…!?

無事に路上から帰ってきた私は、方向転換の試験場へ。

いつも通り車を入れやすいように傾け、周囲を確認しながらバック。狭いスペースの中に車をきちんと収めて…良い感じに停車!あとは入った方向と逆の方向から出れば試験は終わりです。

 

しかし、、ここからが悲劇の始まりでした。

 

本来ならここで、出る際に縁石に乗り上げないよう、例えば左側から出るなら右側に・右側から出るなら左側に車を沿わせなくてはならないのですが、緊張のあまり私はその沿わせるコントロールの方法をド忘れ。(ちょっと前に進んで、ハンドルを切って後退すればいいだけなのですが…)

どうしよう…明らかにこのまま出たら縁石に乗り上げちゃう…でもハンドルどっちに切ればいいかわかんないし、適当な方向に切って周りの縁石にぶつけちゃったりとかしたら怖いし…どうしようどうしよう…

 

と内心パニックになりながら顔面蒼白で私が出した結論が…

 

運に任せてそのまま出る

 

今思うと「ふぁっ!?」て感じですが、もうそれしか残された道はありませんでした。

で、思いっきり出たとこ勝負で発車したら、見事乗り上げて脱輪。

 

試験官からその場で「検定中止」とストップがかかって、泣く泣く退場しました…

 

 さすがに落ち込んで泣いちゃいました…

その後、教官の方が丁寧に解説をしてくれて「路上はOKだったから次頑張ってね」と温かい言葉を頂き…受付に行って「落ちたので再試験の手続きをお願いします」と泣きそうになるのを堪えながら声を絞りだして伝えて、1万円近くの追加料金を払って家に帰りました。

悲しいやら情けないやら悔しいやらで感情がごった返して、教習所の中では泣かなかったものの帰り道は耐えきれずに涙を流してしまいました。(マスク着けてて良かった…)

 

近所の公園を目を潤ませながら徘徊して、少し感情を落ち着けてから帰宅。

 

でも、家に帰って母の顔を見たら「なんかこんな娘でごめんね」と謎の不甲斐ない気持ちが込み上げてきて、再び涙が止まらなくなってしまいました。

その時は、出来損ない過ぎて親に怒られるかもみたいな謎の怯えすら感じてめっちゃ震えていたのですが(卒検落ちたくらいで情緒どうしたって感じですね)、怒るでも呆れるでもなく「次頑張ろう」と優しく寄り添ってくれた母にとっても心を救われて、

父もがっかりしなくていいよ、と応援してくれるばかりか練習にも付き合ってくれて、本当に周りの人達の優しいサポートのおかげで気持ちを上手く切り替えることができたと感じています。みんなありがとう。

 

 そして遂に、2度目の検定

補講を受けて、いよいよ2度目の卒検。

何としてでも合格したくてたくさん練習したので、縦列も方向転換もやり方は全部しっかりと頭に入っていました。

ちなみにこの日は、「縦列駐車」が最終課題。

教えていただいた通り集中してコントロールして…無事に成功!!

路上もOKをいただき2度目のチャレンジで、晴れて合格することが出来ました!

 

 最後に私が伝えたいこと

この記事を読んでくださった方の中には今、卒業検定に落ちてしまって悲しみに暮れている方もたくさんいらっしゃるかと思います。単純に辛いし悲しいし、「私、本当に免許取れるのかな…」と不安な気持ちにもなりますよね。

でも、声を大にして言わせてください。

 

大丈夫です!何だかんだでなんとかなります!!

 

思い返せば習い始めは誰しもハンドルの回し方すらおぼつかない状態なのに、何回か乗れば不思議なもので操作が自然と身に着いていく…これってとっても凄いことだと思いませんか?

 

私たちは少しその自然に定着するスピードがゆっくりなだけで、いつかきっと「これか!」と体全体でビビッと感覚を掴める日が必ずやってきます。

 

その日まで自分を信じて、全力で取り組んでみていただけたらなと思います。

落ち込むことは全然悪いことじゃなくて、いっぱい泣いていいと思うし、たくさん悔しがっていいと思うので、その気持ちをバネに次の試験は軽々乗り越えちゃいましょう!

 

卒業検定、応援しています!

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airi-sakima

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