中間・期末試験に忙しくなり、精神的にも疲れが溜まる時期だと思います。
「誰かに相談したいけれど、学生相談室に行こうか迷う…」
「学校でカウンセリングを受けて、意味あるの?」
今回は、私が40分のカウンセリングを7回受けてみた体験談から、学生相談室のメリットとデメリットをまとめました!
結果として、私はカウンセリングが合わず、途中で通うのを辞めてしまいました。
その際の「辞め方」も合わせて紹介したいと思います。
ただ、あくまで私観なので、些細なことでも悩みがあれば、一度勇気を持って行くことも検討してみてください!
目次
学生相談室へ行って良かったこと
私は、8週間で7回(一度、課題で忙しく予約をキャンセルしています)カウンセリングを受けました。
学生相談室では、①心理の専門家と話せて、②リソースもたくさんあるので、行って良かったと思います。
心理の専門家と話ができる
友達や家族に悩みを打ち明けて、見当違いの返事をされたり、さらに傷つくようなことを言われたりした経験はありませんか?
その点、カウンセラーは、心理の専門家です。
困難を抱えている学生に対して、言うべきこと・言わないべきことをわかっています。
カウンセラーに相談するとき、セッションの40分は来談者の時間です。
言いたいことを、言いたいだけ、相手の反応を気にせずに話すことができます。
実際に経験してみて、悩みを素直に話しやすいことが、学生相談室へ行くメリットだと感じました。
リソースがたくさんある
誰かと話をしていても、すぐに悩みが解決することは少ないです。
そこで、関連するリソースにあたることで、自己理解や改善への近道になると思います。
でも、どんなリソースがあるのか、どれがいいのか、わからないですよね。
学生相談室に置いてある書籍は、心理のプロが厳選したものなので、要点がわかりやすくまとめてあるものが多いです。
私も、実際に本を1冊借りて読んでみて「そうだったんだ」と、心の仕組みについて発見がありました。
本だけ借りに、学生相談室へ行ってみることもオススメします!
学生相談室へ行くことを辞めた理由
私は、4回目くらいまで、自分のことをカウンセラーと話していて、気持ちが軽くなる感覚がありましたが、だんだんカウンセリングへ行くことが負担に感じるようになってしまいました。
学生相談室のデメリットは、①カウンセラーも人間だということ、②学校の部署であることです。
カウンセラーも人間
当たり前と言われれば、そうなのですが(笑)カウンセラーも人間です。
心理のプロとして、こちらのことを理解し、対応してくれますが、完璧ではありません。
私の場合、自由に発言するよりも、聞かれた質問に答えるような、構造化した面談でした。
話したいことと質問されることに差異があったり、言いたいことがあるのにカウンセラーの話を遮ることができなかったり、発散しきれなかったモヤモヤがありました。
私は八方美人なので、途中からカウンセラーに合わせてしまい、40分のセッションが負担に感じてしまいました。
「カウンセラーに話を聞いてもらう」と期待がある人には、カウンセリングは向かないかもしれません。
「カウンセラーと話をする」くらいの気持ちで行ってみることをオススメします。
学生相談室は学校の一部署
「秘密は守る」と公表していても、所詮、学校の部署です。
学生相談室が必要と判断したら、他部署と連携して対応されます。
私は「秘密を守る」を信じて行きましたが、「保護者に連絡しなくてはならないかもしれない」と言われたことがありました。
一生懸命阻止しましたが、悩みを解決するために行ったたのに、負担が増えていることに疑問を感じました。
たしかに、秘密は守られます。でも、限度があることを理解して、来室することをオススメします。
カウンセリングを始めたら、どう辞める?
私の主観ですが、上記のメリットとデメリットが、学生相談室に行ってみるか、行かないか、少しでも判断のヒントになっていたら嬉しいです。
最後に「カウンセリングを始めたけれど、どう辞めたらいいかわからない」という学生へ、私の例を紹介します!
私は、キャンセルと同じ要領で辞めました。
次回の予約は、来学期の履修が確定してから、またご連絡させていただきたいと思います。
とメールして、予約をしませんでした。
親身になってくださったカウンセラーさんを傷つけることはしたくなかったので、あくまで私の事情として説明することを心がけました。
ただ、返信がなかったのでメッセージが届いたのか、わからないです(笑)
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