皆さんこんにちは〜!ガクセイ基地のまなみです。
秋っていうかもう冬ですね。寒い。我が家では猫がホットカーペットの上で溶ける季節になりました🐈
今回の記事は、私がちょこちょこ出しているメンタルヘルス系の記事に、我流の「忙しい」という概念への考察を重ねたものです。
自戒もかなり込めたものになっています。ちょっとでも共感できたあなたの、何かしらのアラートになれたら⚡
では早速!
目次
いったん私の回顧録
履修上限のおかげで(?)、かなり授業が少ない時期を過ごしていた去年の今頃。
その分課外活動に全betするような生活になり、当時予定管理に使っていた手帳はほぼ真っ黒になっていました。
ひとつひとつの活動や予定は全部楽しい(実際楽しかった)し、前日になればワクワクが止まらない。
ただ、「あれ、私次いつ朝寝坊できるんだろう」とふと我に返ったときの絶望が楽しみの反動としてしっかり返ってくる。
それ故、「やばい、こんな生活もうやめよう」と決意するものの、インスタの広告で流れてくる”メンバー募集”の文字を見て3分もすればフォームへの登録が完了している。
……この私の生活、怖くないですか??
当時の団体での活動について書くことはできないのですが、とにかく体力的にも精神的にも休まらない生活をしていました。
オンラインで完結することが多く、自分で活動をコントロールできるのにもかかわらず、です。
「忙しい=充実」思考でいると何がしんどいのか
私がこの記事で最終的に言いたい主張、健全な大学生活を送るためのHow Toは上に貼った記事の内容とほぼ同じです。
ここでは「忙しさで心のバランスをとる」ことの危うさを私なりにまとめていきます。
①引き受けたがり、助けたがりの怖さ
忙しさは、何かの団体に新しく参加するだけでなく、既に所属している団体で何か役割を任されることでも当然増えます。
純粋に自分がやりたいと思ったものならまだしも……。ここで言う「引き受けたがり屋さん」は非常に空気を読むことに長けています。
なので自分を構成する要素(ex.学年)、周りの人の状況を瞬時にふわっと読めてしまう。別に読めなくていいのに読まなくていいのに。空気なんて。
こうして引き受けて、途中で「ヘルプを出したい」と思ったとしてもまた周りのことを考えて「自分で何とかしなきゃ!」という結論に着地してしまう人、いるはず。
ただ、一個だけ自戒を込めて言っておきたいのが
「私にしかできないことが山積み」「私がいないと回らない」組織は、間違いなく健全ではありません^^
”自分にしかできない”と思えるような得意なことや個性がそれぞれあるのは重々承知。
でも、「自分がいなきゃ」と強迫観念に襲われる状況は正しくはないし、良くもないです。
自分しか信じられない、同じ組織にいる人間を信じられないってめちゃくちゃ寂しくないですか?
ヘルプを出して、相手の手が空いていなかったらそのとき考えればいい。
ヘルプを受け取ってくれた相手も行き詰ったら、そのとき一緒に考えればいいんです。
②生活に「余白」がない
手帳が真っ黒になるような生活をしていたとき。ずっと身の周りの酸素が薄いような感覚がありました。
息が詰まる、息が吸えない……。上手く言葉にできませんが、そんな感じ。
私なりに辿り着いた息苦しさの理由は、生活に余裕(=時間的な余裕)がないことでした。
授業で紹介された資料館に行きたい、とか友達におすすめしてもらったご飯屋さんを開拓したい、とか。
そういった、自分の願望の赴くままに動きたい!と思ったものの、手帳をガバっと開いて「しばらく空いてる日が無いな……」と気づいたとき。
毎日それ相応の睡眠時間も確保してご飯も食べているのに、その気付きと同時にものすごい疲労感が押し寄せてきました。
手帳で眠っているこれからの予定も、過去の自分が嬉々として決めたものだから余計にタチが悪い。
自分の興味や関心とリンクしたものにたくさん携われて幸せなのは良い。
ただ、その「好きなもの」によって精神的に追い詰められかねないという状況が見えたときに、ちょっとこれ以上は無理だなと思いました。
「丸一日寝ちゃった」は、全然アリだと思う。
③悪い意味で「未来」にしか思考がいかなくなる
多分、常に「次」に向けて動いていないとかなりストレスが溜まる性分なのだと自分で自分のことを認識しています。
ガクセイ基地をはじめ、いろいろな場所での活動の成果が出てきてお褒めの言葉をいただくときに、毎回「まだまだこれからです!」的なフレーズを返してしまうことが今でもあります。
会話的には間違っていないのでともかく、「一旦ここまでの自分のこと褒めてもよくない⁈」と自分で自分に呆れます。本当に。
「まだやれる」「もっとやりたいことがある」というマインドに嘘は無いですが、良くはないなと自覚しています😵💫
「暇だと不安」の生き急いでる感と対策について
見出しをつけて、「あ、今の私の息苦しさって”生き急いでる感”だ」と不思議と腑に落ちました。やっぱり言語化って大事ですね。
こんなド定番のアドバイスはもちろん、
いろいろな方向から聞こえてくるアドバイスに報いたいと、コロナ禍で上手く楽しみきれなかった高校生活を取り戻したいと、多分1年間の間に過剰な情報や経験を詰め込もうとしているんだと思います。
「やりたいこと」を全部回収できなかったら大学生活をフイにしてしまうかもしれないという怖さに、少し就活に向けての打算も乗っかっているのでしょう。人間らしくて良い!
同じように悩んでいる方に向けて、打開策も少し考えてみました。
①一週間のうち一日は”なんもない”日を死守する
丸一日の死守は難しくても、「今週はここで寝坊できる!」とか「この日の午後は丸々空いてるな」みたいな”余白”を作る練習を一緒にしましょう!!
②「人間は頼られると嬉しい生き物」を前提に強気で生きよう
”引き受けたがり屋さん”と名付けはしましたが、程度の差はあれど人間って誰かに頼られたら嬉しいと思う生き物……のはず。
断られたら、、と悩む前に一旦仕事を投げるなりなんなりしてみませんか?
仮に自分が断られる側になったとしても、それはそれで(もしかしたら”なんもないデー”の死守の為かも……!)と思えば優しく受け止められそう。
「うわ、やりたい!」と率直な訴求をぶつける→”一緒に”やりませんか?と提案する👌🏻
一緒にやったタスクがひと段落したり、代わってもらったりした場合は全力で感謝の気持ちを伝える💐
結局はいかにコミュニケーションをとるか!です🍕
③構造に目を向けて病みましょう
「自分が抱える悩みは、自分が原因なんだ……」とずっと思い続けていたらどんな人でも多分ぶっ壊れます。
なので、悩みをもっと俯瞰して考えることを提案します!
📍なんで大学生の”ガクチカ”がこんなに必要になったんだろう?
📍どうしてSNSでずっと男女論についての議論が荒れているんだろう?(TLに流れてくるの、しんどくないですか?私はしんどいです)
など……。一旦俯瞰して考えてみると、「こうさせている世の中があるんじゃないか」みたいな結論に辿り着いたり辿り着かなかったりします。社会学っぽいですね。
ある程度の他責思考は大切。「私なんて……」よりは「とんでもない世の中だ……」と矢印を外側に向けて病んだ方が、楽な人は楽かも。
【まとめ】まもなく師走📅気を付けて生きようね
ここまで、私の実体験をベースに「忙しい論」を展開してみました。
毎日ドッタンバッタンいろいろな場所を走り回っている人が、めちゃくちゃ好きです。
世の中にはその中でも、忙しいことを忙しいと思わず、むしろその状況を楽しめてしまうような超絶タフな人間がい〜っぱいいます。器用に生きるというか……うぅん。
私はそれに対してものすごく不器用で、「うまくやってるように見せる」技術だけを磨いてきてしまいました。(最近は後輩力を上げて前よりも人を頼れるようになっているはず)
あなたの優しさや責任感の強さが、どうか悪意に消費されてしまわないようにという願いを込めて書きました。
12月もうっすら見えてきています。しっかり自衛してこうね!
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