大学生の中で、国際協力、海外ボランティアに関心のある人はいませんか?私も関心あります!
ということで、今回は同じ大学生が運営する国際協力やソーシャルビジネスについてのイベントに参加してきたレポートをお届けします!
「大学生のイベント運営ってどんな感じなの?」
「イベントに参加してみての感想は?」
⚠2024年4月に開催されたイベントですが、諸事情で公開が遅くなってしまいました…。参加された方は改めて復習する機会になれば幸いです!それでは早速!
目次
ソーシャルビジョンフェスとは
2023年3月に行われた、Socia lBusiness Campに参加した大学生が、そのツアーで学んで来たことを発表する会+国際協力や社会問題を解決したいと考える人の交流の場だそう!
Instagram公式はこちら
簡単に言うなら、スタディーツアーの報告会とそれに関心がある人を繋ぐ場ですね。
じゃあSocial Business Campって何?となりますよね。これは、実際にカンボジアの社会起業家/国際協力のプロたちから、社会課題を解決しそれを仕事にするまでの具体的な方法を直接学ぶプログラムになっているらしいです!
詳しくはこちらのInstagramアカウントご覧ください!
<事後取材に応じてくださったのはリーダーの藤森彩生さん>
イベントの運営が円滑に進むように全体の調整役だったそうです!
※同じくリーダーの三田さんはご都合が合わず藤森さんのみへの取材となりました。
開催にかけた想いなど詳細はイベント紹介記事をご覧ください!
イベントスケジュール
参加者の私がイベントを勝手に分けると、だいたい3つのブロックに分かれていました!
①会場入り~イベントの説明まで
今回のイベントは有料だったので、入場してすぐに料金の支払いがありました!そこで、名札と資料を受け取り!
その後、席は自由だったので適当に空いている席に着き、同じテーブルの人5人くらいと参加することになった経緯など簡単な話をしました。開始時刻になるとアイスブレイクやイベント説明があり、下は高校生から上は社会人まで会場には色々な人が来ていることを実感しました。
②講義パート
次はいよいよスタディーツアーの報告会。発表者は全員大学生でしたが、人の数だけ発表の仕方が違って、興味深い発表が続きました。学んだことを自分の言葉で語っていく人もいれば、数値を基に事実ベースで語っていく人もいて、国際協力についての知見を得ることはもちろん、個人的には発表の仕方が勉強になった気がします!
ひとつだけ大変だったのは、配布された資料が発表順ではなかったので、誰が何を話しているのか資料があるのに活用できなかった点でした…。
しかし!時間を調整しつつもグループワークする機会やワークシートを活用できる場面もあり、その時は資料が大活躍!
◎資料作成の難しさを参加者側の私が勝手に痛感しました…。普段記事を書いているからこそ、”正確で安価でわかりやすい資料づくり”は今後も課題になりそうです!
③交流パート
イベントを運営する大学生も含めて、自身の興味関心に基づいて自由にお話する時間!
「興味関心のある人と出会いたい!」
「深い議論ができそうな仲間を探したい!」
「相談がしたい!」
など思い思いの理由で、語り合うその時間はとても楽しかったです!個人的には当時高校生だったのに、スタディーツアーに参加したという佐々木さんとお話できて嬉しかったです!特殊な高校に通っていたそうで、外国との接点も多く、そのチャレンジングな姿勢に看過されました!!
参加してみた感想
私は所属大学、学部の関係で、国際協力について語り合う仲間はもともといましたが、大学で学んでいることと直接関係ないけど関心がある!という人にとってはうってつけのイベントだったのかなと思いました。
NPOの方から、ソーシャルビジネス系の企業でインターンしたことのある人、なんとなく興味がある人、やりたいことは定まっているけれど仲間を見つけられていない人など多種多様な人がいたことで、「何か」は持って帰れたことでしょう。それが人脈だったり、やりたいことの明文化だったり、自分が大切にしたいことを同じく大切にしたいと思ってくれる仲間がいることへの安心だったり。
私は、このイベントを通してSNSを交換して自分の考えを共有し合ったり、イベントに誘ってもらったりしました!さらに、そうした国際協力やソーシャルビジネスを超えて、単純に馬が合う人も何人かいらっしゃって、個別でご飯に行ったことも🙂
大学時代は人脈を広げる時、とよく言われるので、その点でみても良かったです!
正直な感想を言うと、時間配分や資料などもちろん完璧に満足できたとは言えません。「もう少し交流する時間が欲しかったな~」とか、「資料をせっかく準備してくださったのに今何ページの誰がどの話をしているかわからなくて周りの人も迷子だ(泣)」となっていたり…。
でも!
準備の大変さは伺っていたし私の感想はあくまで結果論なので、それだけひとつのイベントを運営することは難しいのだと世間のイベントに対する新たな視点を得ることができました!
イベント運営に携わったメンバーのみなさん、だいぶ前の話ですが、素敵な機会をありがとうございました!出会ってくださったみなさん、これからもお願いします!こうしたイベントがきっかけで学外にもつながりができることは、小規模校に通う身としてとっても貴重な機会です!!
大学生がイベントを開催するまで
ここからは簡単に藤森さんに伺った、イベントの総評をまとめておきます!イベント運営をしたい方、当時を振り返りたい方はぜひご活用ください!
Q.準備はいつから始めましたか?
A.3月27日の事後研修一回目です!(1ヶ月前)
Q.どんなことから始めたのですか?
A.まず前提として報告会を含めたSocial Business Campというスタディーツアーに参加していたので、場所と時間は決まっていました。
あとは次のような流れです!
①コンセプト決め:ターゲット層を絞る
②予算:高校生300円、大学生:700円、社会人:1000円
→基本大学生中心。700円の価値を届けられるように。(経費は場所代)
③タイムスケジュールを決める
→コンセプトに沿うように、どのようなコンテンツが必要か考える。それをタイムスケジュールに反映する。
④担当割り振り→始動
⑤各班でMTGしながらコンテンツづくり
★リーダーは全てに参加する(係:フライヤー、LP(申し込みサイト)、インスタ運営、パンフレット作成)
Q.開催に向けてどんなことが必要だったのですか?
A.
・場所を確保する
・スケジュール管理
・イベント運営に必要な会場設備、備品の確認
→備品は予約制の場合もある。早めに準備しないと当日利用出来ないことも。
Q.スタツアの大人の人も居る中で、どこからどこまで学生のみでやったのですか?
A.
・LP作成、運用
・インスタ運用
・当日の進行
・パンフレット作製
・各自の発表
以下は大人の方に手伝っていただきました。
・イベントの日程決め
・場所の確保
・タイムスケジュール決め
私はリーダーだったので、各担当の準備は話し合いに参加する程度で、色々な部署に全体的に介入し、相談役調整役に回りました。
Q.難しかったことは何ですか?
A.Webやインスタ、資料づくりなど各々役割が決まっていましたが、他の人の進捗を知らないことも影響してか、ペースがばらばらになってしまったことです。結局解決するために、リーダーは全てのグループに入って一緒にやることにしました。
「進捗状況の全体共有が不十分だったな」と反省しています。
あとは700円の価値を届けられるようにしたかったができなかった点です。コンテンツをもっと充実させたかったんですけど、時間が足りず上手くいきませんでした。今なら、フライヤーやWEBサイト作り、インスタ運営に時間を割きすぎたなと思います。
編集後記
取材を通して、イベント運営の流れを知ることが出来た点が良かったとおっしゃっていた藤森さん。私たちは普段当たり前のように色々なイベントに参加していますが、そのイベントひとつひとつがとてつもない量の労力をかけて作られていると少しでも知っていると、見方が変わるのかなと思っています!
私自身も、取材や当日参加したことで大学生がイベントを運営できるという事実に感嘆しつつ、イベント開催に向けて水面下で調整がたくさん行われていることを学びました!私がイベントに参加したレポートとイベント運営スタッフへの事後取材はいかがでしたか?
かなりライトな文体で書き上げましたが、カッチリした文章や完全にネタ系の記事も沢山あるので、これを機に他の記事に目を通してくだされば嬉しいです!
怪しいイベントを除いて笑、大学生は気になったイベントに積極的に参加してみるとそこでまた新たなつながりを得られるかもしれません!
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