How To 学生生活

明日も、理系でいよう/理系コミュニティ理系+

 

こんにちは。ガクセイ基地唯一の理系メンバー、阿部です。今回は理系コミュニティ理系+の代表、鈴木帝人さんにお話を伺ってきました。

もうすでにお分かりでしょうが、今回は理系の話。
理系って大変。勉強しないと授業ついていけないし、実験レポートで週末が終わるし、女子少ないし。(笑)文系はあんなに楽そうに遊んでんのに(ごめんなさい、文系のみなさん。(笑)それだけじゃないのは、わかってますよ。(笑))、俺らは大学生活満喫できてないじゃないか!

でもそんなときは、理系+のサイトをちょっと覗いてみて下さい。昔感じたあのワクワク。やっぱり理系っていいものですよ。

 

・理系コミュニティ理系+
2011年5月設立。理系の笑顔を増やすことを目標に、イベント開催、理系記事や情報を掲載するサイトの運営、メールマガジンの配信などを行っている。
対象とする理系は大学生に留まらず、大学院生、高校生、イベントなどでは社会人や大学教授までも巻き込む。
メンバーも理系が多く、総勢21名(2016年8月現在)

(取材に応じて下さった代表の鈴木帝人さん)

―初めまして!まず初めに、理系コミュニティ理系+について簡単に教えてください!

初めまして!はい、理系+は理系の学生の笑顔を増やすことを目標に、大きく4つの活動、HP「りけぷら」の運営・イベント開催・高校生進路選択応援サイト「りけたま」の運営・メールマガジンの配信をしています。

 

―4つの活動ですね。これからその活動について詳しくお聞きしていこうと思います!よろしくお願いします!

よろしくお願いします!

 

科学好きが楽しめる環境を。

理系+_10

 

―そもそもなぜ、理系+は理系を対象としているのかを、教えてください!

これは創設者の素朴な疑問からなんです。
ほとんどの理系学生は自分の研究室や専門に籠ってしまいがちだと思います。
それに疑問を持った創設者が、異分野の学生同士が交流する機会を作るため、理系対象のイベントを開催したのが理系+の始まりです。

 

―なるほど、でも科学ってかなり専門化されていますよね。異分野の学生同士がお互いの分野のことを理解できるのでしょうか?

ちょっと理解し辛い部分もありますが、根は同じですから。研究室に篭って、専門ばかりやっていると、脳みそが狂ってくるので、たまに異分野の学生と交流するのは刺激的ですよ!

 

―そうなんですね!確かにわかる気がします。

実は、僕が理系+に入ったのも、そういった理由からなんです。
僕は物理が好きなんですが、専門的な話をしすぎると相手が困り顔に。(笑)でも話したいじゃないですか。
そんなときに、理系+のイベントに参加してみたら、予想以上に楽しかったんです。最初は参加する側でいいやと思っていたのですが、主体的に動いて、自分が欲しい環境を自分で作ろうと思い、理系+に入ったんですよね。

 

―それでは、理系+はその楽しさを提供するために活動しているということですか?

そうですね。理系+のビジョンは「明日も理系でいよう。理系の自分が好き、楽しい、活躍できる。だから明日も理系でいたい。理系の人が、自信を持って、そう思えるように。」なんです。
4つの活動のうちに、イベント開催があるのですが、そういった環境や刺激を提供できるように、研究発表会や、理系飲み会など理系学生の交流イベントをメインにやっています。

 

―そうですよね!他に、楽しさを提供するためにしている活動はありますか?

HPのりけぷら(理系のプラットホーム)で、科学記事、イベント情報などを掲載しています。全国の理系学生が書いてくれた記事を載せたり、運営メンバーが記事を書いたりしています。日常のちょっとした疑問を科学的に解決する記事などがあります。
他には、メールマガジンの配信なども行っています。HPの記事とはちょっと違った、お得な理系情報を配信しています。
どちらも、科学が好きな人は楽しみながら読んでくれると思います。

 

理系の進路選択に、質の良い判断材料を。

理系+_4

 

―最初に、4つの活動をしているとおっしゃられていました。最後の一つの「りけたま」とは何でしょうか?

「りけたま」というのは「理系のたまご」の略で、高校生の進路選択応援サイトです。
具体的には、現役の大学生や大学院生にインタビューして、どんな研究をしているのか、大変なこと、楽しいことなどを聞いて、記事にしています。

 

―高校生にとっては大学の一端を見ることができて、すごくいいですね!

ありがとうございます!大学のパンフレットなどよりも、大学生の生の声を届けられるので、進路選択に悩んでいる高校生には良い判断材料になっていると思います。
実際に「記事を読んで志望校を決めた」と言ってもらえた時があり、そのときは本当に嬉しかったですね。

 

―それは嬉しいですよね。それにしても、いろいろな層に向けて情報を発信しているんですね!

はい。これから徐々に対象の層を広くしようと考えていて、社会人で科学が好きな方が楽しめるようなコンテンツを発信していきたいとも思っています。
りけたまも高校生だけでなく、わかりやすい研究紹介などを盛り込んで、他分野の大学生や大学院生も楽しめるようなものにしていくつもりです。

 

―社会人も対象なんですね!他に対象にしようと考えている層はありますか?

理系学生だけでなく、一般の人に科学の楽しさを知ってもらう、という目的のイベントも開催したりしています。
以前開催したのが、ビーカーキャンドルワークショップというものです。これでは分子模型でデコレーションをしてもらい、その時に分子模型の説明を挟むなど、科学を身近に感じてもらうことを目的に開催しました。

 

理系学生に活躍できる場を。

理系+_9

 

―ここまで活動内容についてお聞きしてきましたが、活動してきて良かったことを教えてください!

一番やりがいを感じるのは、イベントの参加者の反応でしょうか。自分の書いたイベントページを読み、共感して、足を運んでくれたりすることが、嬉しいです。それに、イベント中の参加者の方々の表情の変化、笑ったり、真剣な顔をしたり…そーゆーのを見るのが好きです。イベントを運営するのは大変ですが、こういうのを見ると、本当に楽しいなと思います。
後は、理系トークをできる友達ができたということですね。科学が好きで、努力家な人たちがいる環境で一緒に仕事をできたことで、楽しいですし、刺激も貰えています。

 

―やはり運営メンバーも科学が好きなんですね!

みんな科学が好きで集まってますね。でも目的は人それぞれです。文章を書くのが好きなメンバーや、僕みたいに理系学生の交流の場を作りたいメンバー、社会人との交流を目的にしているメンバーもいます。
科学をテーマに、自分のやりたいことを、やっているメンバーが多いです。

 

―行動的なメンバーが多いんですね!

そうですね。主体的なメンバーが多いと思います。
僕も最初は受け身だったのですが、責任を与えられる機会が多かったことと、何よりも理系+が主体的に行動する雰囲気があったために、変われました。
理系+には、主体的に行動して成長できる環境があると思います理系学生の活躍の場としても機能したいと思っています。

 

―最後に、この記事を読んでいる大学生にメッセージをお願いします!

主体的に行動をして、自分の欲しい環境を自分で作ると良いと思います。
充実感を感じるのでオススメです。

 

―鈴木さん、ありがとうございました!

 

~編集後記~
私も理系なので、鈴木さんのお話の中には非常に共感できる部分が多くありました。
科学好きの学生にとって、大学以外で科学の話が存分にできる環境があるというのは重要なことではないでしょうか。
みなさんも1度りけぷらを覗いてみて下さい。
理系+の皆さん、代表の鈴木さん、ありがとうございました!     

・理系コミュニティ理系+
りけぷら http://www.rikei-plus.com/organization
りけたま http://www.riketama.com/
Facebook  https://www.facebook.com/rikeiplus/
Twitter  @RikeiPlus https://twitter.com/rikeiplus?lang=ja

                                                     2016/8/25

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gakuseikichi

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