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【大学生に読んでほしい】ピルを飲むきっかけと実際にピルを飲んでみてわかったこと

ピルは避妊の選択肢としてあるけど抵抗がある人や、ピルに対する間違った知識を持っている人が多い印象を受けました。
どうやって手に入れるのかわからない人、飲もうか迷っている人だけでなく、性別を問わずにピルのがどんなものか知るきっかけになったらいいなと思い、女子大学生の私がピルを飲んでいた経験を記事にしました。

ピルにはたくさん種類があり、私は自分が飲んでいたものしか知らないため、ここでは私が飲んでいたピルについてのみの話をします。

目次
・私がピルを飲み始めたきっかけ
・日本のピルの使用率
・コンドームでの避妊成功率
・病院の先生に言われたこと
・実際に私が経験したメリット
・実際に私が経験したデメリット
・最後に


※ここに書いていることはあくまで私の意見と経験であり、全ての人に当てはまる訳ではありません。そのためこの記事の内容を鵜呑みにせず、あくまで筆者はこうだった、というスタンスで読んでください。また、ピルの副作用などは個人差が大きいのでピルを飲むことを検討している人は必ずしも筆者と同じ経験をすると思わず病院の先生の言葉を信じてください。

 

私がピルを飲み始めたきっかけ

私がピルを飲もうと思った理由は二つあります。生理不順が酷かっのと100%に一番近い確率で避妊したかったからです。

私は元から生理不順が酷く、たまに病院に行っていました。生理が来ないことは生活に支障がなかったので、あまり気にしていませんでした。いろんな人に将来後悔するかもしれないから早めに病院に行って治すべきだと言われ続けました。しかし、子供を欲しいのかどうかもわからない将来の自分のために頑張って今の自分が通院する気にもなりませんでした。一朝一夕で治るものじゃないし、あのめんどくさい生理が来なくても「ラッキー」ぐらいにしか思っていませんでした。

治すためにホルモン剤を投与していた時期もありました。しかし副作用の頭痛で気分も悪く、併用できる頭痛薬を飲んでも全く効かず、すぐに飲むことをやめました。

そんな時にインターネットで、生理不順をピルで正常にすることができるという情報を目にし、生理不順の改善の選択肢の一つとして考えるようになりました。

また、ピルは飲み忘れない限り99%の確率で避妊できると言われており、飲み忘れる可能性も考えてコンドームとの併用が最も高い確率で避妊できると言われています。中には「ピルとコンドームの併用以外を避妊と言うべきではない」と書いているサイトもあるくらいです。そこで私はピルを飲むことにしました。

私が飲んでいたピルは1ヶ月あたり2000円でした。人によっては高いと感じるかもしれませんが、私はすごく安く感じました。生理不順も治せて避妊もできて、妊娠する不安も消せて、避妊以上の付加価値がたくさんあると感じました。

 

日本のピルの使用率

欧米諸国のピル内服率を見てみるとノルウェー25.6%、英国26.1%、フランス33.1%、カナダ28.5%、米国13.7%となっています。一方で、東アジアにおけるピル内服率は、中国2.4%、香港6.2%、韓国3.3%となっています。また、東南アジアのピル内服率は、ミャンマー8.4%、ベトナム10.5%、タイ19.6%、マレーシア8.8%、カンボジア13.7%となっています。その一方で日本のピル内服率は2.9%と最低レベルで、ピルが日本では比較的手に取りにくく、飲む選択肢が誰にでもあるものではないということが分かります。

 

 

 

また、ピルは避妊以外の目的で使われることもあるので、「ピル=避妊」という印象を持って欲しくないというのが個人的な意見です。避妊効果のないピルもあります。そのため、「ピルを飲んでいる=妊娠しないから避妊しなくても大丈夫」という解釈はして欲しくないです。

副作用に関してですが、インターネット上には根拠のない偽りの情報もたくさんあるため、「こんな怖い副作用があるなら飲まない」と悪い印象を持つ前に病院の先生の説明をちゃんと受けてそれから判断してみてください

 

・コンドームでの避妊成功率

日本の避妊方法で一番メジャーなのはコンドームだと思います。

 

 

コンドームの避妊率はここでは85%と言われていますが、ウェブサイトによって異なり、正確な数字がよく分かりませんでした。60〜70%の避妊率というページもあれば、99%と書かれいるウェブサイトもありました。(条件によって変わるから?

私は、コンドームの避妊成功率を都合よく考えないようにこれらの数字の中で一番低い60%だと思うようにしています解釈の仕方にもよるかもしれませんが、単純に考えてもしコンドームの避妊率が70%なら、10回中3回の確率で妊娠する可能性があると捉えることもできると思います。

 

・病院でピルを購入する

日本では、ピルは病院で手に入れることができます。まず血液検査をし、体がピルを飲むのに問題がないか調べてから、飲み方など基本的なことを教えてもらいました。私の行った病院は体が慣れるまでは1ヶ月分ずつしか処方してもらえなかったので、毎月病院にピルをもらいに行っていました。

人によっては月に一回病院を予約して行くのはめんどくさいかもしれません。実際私もめんどくさいと思っていました。その一方で、月一回先生と話して体に異常がないかとか副作用がどうとか話せるのは自分のためにはすごく良いことだと感じました。

私の飲んでいたピルの場合、慣れるまでの2ヶ月くらいは副作用で頭痛などがありましたが、体がピルに慣れると副作用はなくなりました。ピルの副作用は全くない人も、想像できないほど大変な人もいて、本当に個人差があります。

私ははじめの方は頭痛薬を飲んで耐えていました。病院でしかピルをもらえない日本のシステムは不便で普及率を下げる原因になっているのかもしれませんが、薬の併用なども先生に相談できるので安心して正しく使うことができる方法としていいんじゃないかな、と個人的には私は思っています。

 

・実際に私が経験したメリット

  1. PMSの症状が圧倒的に軽減された。
  2. 生理の期間が短くなった。
  3. 妊娠するリスクが0に近くなったので心に余裕ができた。

文字数的にメリット少なそうに見えますが、どのメリットも一つ一つが大きいです。

 

・実際に私が経験したデメリット

飲むのがめんどくさい。(これを言ったら終わり)ピルは24時間しか効用がありませんそのため、毎日同じ時間に飲まなければいけません。

最初の3ヶ月ぐらいはきっちり毎日続けて飲んでいました。しかしなぜか私は習慣化することができず、飲み忘れる日が続くようになり、授業中に思い出して飲んだりしていました。

しかし、面倒なこと以外にピルを飲むデメリットは思いつきませんでした。継続して飲むのがめんどくさいのは私が極端に面倒くさがりなだけで、多分あんまり他の人にとっては習慣化できたら苦痛じゃないかも。

 

・最後に

ここまで根気強く読んでくださりありがとうございました。
ピルをより現実的な避妊の選択肢として考慮してみるのもいいと思います。

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