目次
はじめに
大学に入学したら、ほとんどの大学生が履修することになる第二外国語。
ですが「なんとしてでもこの言語がやりたい!」と、即決できる学生は多くないでしょう。
興味はないけれど楽単と評判の言語を選ぶのか、はたまた少しは興味を持てそうな言語を選ぶのか、悩みどころですよね。
そこで今回は、中国語・韓国語・スペイン語・フランス語・ロシア語を1年間履修した先輩たちに、二外の選択から実際に履修した感想までをアンケートしました!
中国語
①どうして中国語を選んだ?
日本人と同じように漢字を使っているので、馴染みやすいのではないかと思ったからです。
②中国語の楽しいところ
発音をきれいに言えるようになってくると楽しいです!街や電車の中など、中国人が話している言葉を少し聞き取れた時は、ワクワクします。
中国語は「簡体字」という漢字で日本の漢字とは少し違う字もあります。
その違いを知っていくのもとても興味深いです!
③中国語の難しいところ
なんと言っても、発音ですね。
「四声」という4つの発音を最初の授業でやるのですが、それがまぁつまらない(笑)
でもここを乗り越えれば、文法は割と簡単でサクサク進められますよ。
あとは、リスニングが難しいです。中国語はなぜか速く聞こえて、テストの時は何回も聞いて勉強する必要があります。
④1年間学んでどのくらいできるようになった?
私は授業以外でも中国語の資格勉強をしていたので、中国人の方と簡単なコミュニケーションを取れるまでになりました。
普通に授業を受けているだけの友達も、挨拶や簡単な文章は書いたり言えたりできるようになっていました。
ナチュラルスピードを聞き取れるまでになるのは、簡単な文であっても相当な訓練が必要だと思います。
⑤ひとこと
中国語は日本人が最も馴染みやすい言語だと思います。
文法は日本語と英語が混ざったような感じですが、それほど複雑ではありません。
「独特な発音を頑張れる!」という人にはぜひお勧めしたい言語です!
韓国語
①どうして韓国語を選んだ?
日本語と似ている文法や発音が多くて学びやすい言語だと聞いたこと、またKPOPが好きだったからです!
②韓国語の楽しいところ
「ハングル(日本語でいう五十音)」と「基本的な文法や単語」をある程度覚えれば、色々な文章を作れるようになるので取っつきやすいですね。
個人的な経験ですが、韓国の番組やMVを見ているときに習った単語が出てくると、「あ!これ意味わかる!」とテンション上がります!
③韓国語の難しいところ
「てにをは」の使い分けが少しだけ難しかったです。
例えば韓国語では「~が嫌いです」ではなく、「~を嫌いです」という表現をします。
英語で言う「不規則動詞」のような感じで、「不規則な助詞をくっつける動詞」を覚えなければならないのが若干大変でした。 でもそこまで大したことはないです!(笑)
④1年間学んでどのくらいできるようになった?
ハングルは、淀みなくすらすら音読できるようになりました。KPOPアイドルの名前や韓国ドラマの作品名が一瞬で読めるようになったのは嬉しかったです!
ただ、リスニングは基礎的な文章でも難しく、聞き取れるようになるにはまだまだ時間が必要だと痛感しました…。
⑤ひとこと
日本語と似ている言語なので、そこまで苦戦した記憶はなく、楽しんで学ぶことができました。
韓ドラやKPOPが好きな人だけでなく、楽な二外を探し求めている人にも、全力でおすすめできる言語です!
スペイン語
①どうしてスペイン語を選んだ?
ラテンミュージックが好きだったからです。
②スペイン語の楽しいところ
中国語や韓国語のように、新しく「文字」を覚えなくていいのが楽です。
ほとんどがアルファベットなので、発音も苦労しません。ある程度基礎を習ったら、音読はすらすらとできますよ!
③スペイン語の難しいところ
男性名詞と女性名詞を覚えないといけないのが大変です!!
中国語や韓国語と比べると、文法が若干面倒かなと思いますね。
④1年間学んでどのくらいできるようになった?
簡単な挨拶、自己紹介、乾杯の音頭(笑)ができるようになりました!
⑤ひとこと
真面目に勉強をすると、似ている言語である「ポルトガル語」の習得難易度が下がるという副次的なメリットもあります…(笑)
ラテン系の洋楽(スペイン語とかポルトガル語がミックスされている)が好きな人にとって、楽しい言語だと思います!
フランス語
①どうしてフランス語を選んだ?
フランス音楽が好きなど、第二外国語の中ではフランスの文化に比較的興味があったからです!
②フランス語の楽しいところ
英語とスペルなどで似てるところも違うところも色々あるので比べるのが楽しいです。
③フランス語の難しいところ
発音が難しく、最後までよく分からなかったです(笑)
④1年間学んでどのくらいできるようになった?
オンライン授業だったのもあり、あまりできるようにはならなかったです….。
文法の順番などは少しだけ分かるようになりましたかね…(笑)
ロシア語
①どうしてロシア語を選んだ?
先生によれば、ロシア語系の言語を話す国の人口をまとめると世界5位くらいだそうです。
日本で話せる人がほぼいないので、役立つかな〜と思って始めました!
②ロシア語の楽しいところ
楽しいのはアルファベットが全く違うから、新たな言語を学んでいる感じがするところ!
③ロシア語の難しいところ
アルファベットが違うせいで(Hって書いてエヌって読んだりする)、なかなか単語の読みが入ってこないです。
書く分には覚えれば覚えるほどできるようになりそうな感じでしたね。
④1年間学んでどのくらいできるようになった?
オンラインだったから雑〜に課題出して終わらせてしまいました。
授業をしっかりと受けていればある程度はできるようになったはずだったので、 後悔しています…。
⑤ひとこと
スケート選手のインスタをフォローすると、ちょこちょこわかる単語が出てきて嬉しくなります!
おそらく、be動詞のような基礎中の基礎の単語ですが(笑)
おわりに
それぞれの言語で、それぞれの特徴があるようでしたね。
独断と偏見で難易度を決めるとするなら・・・
難易度★★中国語=韓国語(日本語に近くて親しみやすい!)
難易度★★★フランス語=スペイン語(英語と似ていてそれほど新しい文字を覚えなくても良い!)
難易度★★★★ロシア語(日本人に馴染みがない!でも話せる人はそういないので、マスターすれば鼻高 😎 )
はじめて学ぶからこそ、楽しいところもあれば、難しいところもある第二外国語ですが、ある意味「楽しんだもん勝ち」なのかもしれません。
ぜひ、第二外国語を選択する時の参考にしてみてください!
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