時事問題と言ったらTVのニュースを見たり、新聞を読んだりしますよね。
私は、今までTVのニュースを聞き流しているだけで、世界で何が起きているのか知りませんでした。それが恥ずかしいと思い、新聞を読み始めました。ここでは新聞を読み始めてから気づいた点をご紹介します。
・自己分析につながる
就職活動が近くなると「自己分析」というワードをよく耳にすると思います。私は、大学での経験を振り返りながら、自己分析を行っていますが、何が好きなのかよくわかりませんでした。しかし、新聞のスクラップを始め、気になる記事をジャンル分けすると、自分の興味・関心のあるものが見えてくるのです。まだ「好き」を見つけられていない自分にとってはとてもいい機会だと感じました。
・話題が増える
日本人は政治や経済のことはほとんど話しませんが、外国人と話すときはよくトピックに挙げられます。会話が弾むだけでなく、「日本人なのに日本のこと知らないの?」と思われなくなります。
・大学の授業にも役立つ
これは学部や選択している授業によって違うので、必ずしも全員が当てはまるとは言えませんが、私は、新聞を読んでいるお陰で役立つことがたくさんありました。例えば、気になるニュースを取り上げ、クラスメイトとディスカッションを行うという英語の授業があります。以前は、ニュースを見ていなかったため、何を取り上げればいいのか分からず、ニュースを探すところから始まり、とても時間がかかっていました。しかし、今では、トピックをすぐ決められるだけでなく、内容もほかの人より理解しているので、発言の機会が増え、どのように相手に上手く伝えられるかというところまで考える余裕ができました。
新聞を読むと
・スマートフォンのから得るニュースよりも深く知ることができる
・アプリのニュースはエンタメ系が多く、就活には役立たない
・スクラップでき、自分の考えをメモすることができる
などと言ったメリットもあります。
ちなみに私の読み方は、、、
1.見出しを読み流す。
2.気になる記事をスクラップ。本文を読む
3.印象に残った言葉、ニュースを知る上で大切なフレーズにハイライト
4.記事を読んで疑問に思ったことや感想を記入
です。
※これが必ずしも正しい読み方ではありません。
目次
効率的な新聞の読み方は?
新聞を読むメリットがたくさんあるのは分かったけど…新聞を読む時間がない…。
そんなみなさんに、ガクセイ基地メンバーで上智大学新聞学科である鷲見が、新聞の効率的な読み方を伝授します!
鷲見「はい!ここからは私がお届けします(^^)」
新聞記事の構成は
・大見出し
(・小見出し)
・リード文
・本文
となっています。
見出しとリード文だけ読むべし
記者が新聞記事を書く際に一番注意することは、見出しとリード文だけで記事の内容が分かるようになっているかどうか。逆に言えば、新聞はそこだけ読んでいればOKということ!では、実際の記事で見てみましょう。
緑マーカー:大見出し
紫マーカー:小見出し
赤マーカー:リード文
リード文には必ず5W1Hが含まれているので、ここを読むだけでニュースの大筋が分かるようになっています。リード文は必ず記事の一番頭の部分にあり、一般的には左側の記事のように段落を分けることで、リード文と本文を区別しています。ですが、右の記事のように記事の分量が大きい場合は、リード文が独立することも。
リード文だけで全て分かるなら他の部分を読む必要ないじゃん!と思う方もいるかもしれませんが、リード文は素早く読めることに重きが置かれているので、書かれている内容がシンプルすぎるという欠点もあります。
続く本文は、リード文の内容に情報を付け足しながら書かれているので、本文まで読むと背景・関連する出来事など、より詳しい情報を得ることができます。
つまり、リード文を読む→興味を持った記事は本文も読む。という風に新聞を読んでいけば、効率よくたくさんの情報を得ることができます!
以上、新聞学科生による新聞の読み方講座でした!
世界で何が起きているか知ると自然と物事を考える癖がつきます。さらに、自分の意見を持つこともできます。この記事はあくまで一例ですが、就活だけではなく、何か一つでも習慣にしているものがあれば、将来役に立つと思います。
みなさんも、新聞を読んでみてはいかがでしょうか?
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