How To 学生生活

豪華客船に乗って国際交流!?/世界青年の船 vol.3

これまで、世界青年の船とは何かについて紹介しましたが、第3弾は、実際に乗って何を学んだかについて紹介します。

※この記事を読む前に、vol.1、vol.2を読むことをおすすめします!

Vol.1: (https://gakusei-kichi.com/?p=44157

Vol.2:(https://gakusei-kichi.com/?p=44387

 

40日間毎日新しい発見や学びがあり、まとめるのはとても難しいことですが、この事業の魅力を踏まえながら以下の4点を述べたいと思います!

 

  • 船上研修だからこそできたこと

この事業は陸上研修1週間、船上研修1か月間から成り立っていますが、船上研修が始まってから、インターネットのない生活が始まります。多くの人が不安になるポイントの1つかと思います。

「連絡はどうするの?」

これが一番の問題です。基本的に手紙か自力で相手を探して直接伝えます。手紙は参加青年が自主的に郵便配達員としてキャビンに届けたり、キャビンのドアに貼ったりと、様々な工夫が施されていました。自力で探す場合は、船内を走り回ります(笑)

 

スマートフォンがないと生きていけない!という人もたくさんいるでしょう。しかし、結論から言うと、船上研修でインターネットがなく困ったことはありませんでした。むしろインターネットがないことによってFace-to-Faceのコミュニケーションがとれ、相手を理解し、本音で話すことができました。

また、手紙の温かさを感じることもできました。学生になれば、ノートもパソコンでとるという人も増え、「書く」という習慣が無くなった人もいるでしょう。しかし、手紙は感情を直接伝えられなくても、手書きという面から気持ちが伝わります。

 

事業を終えてから、スマートフォンの使い方を見直したり、プレゼントを渡す際に手紙を添えたりと、私生活にも変化がありました。

 

  • 自分の視野が広がった

参加青年は多様なバックグランドを持っています。同じ学生でもビルマ語を学んでいる、気候変動に関する活動をしている、海外在住経験がある、起業したなど様々です。また、社会人も国に影響を与える人top50に入っている、フォトグラファー、がんと闘う子供たちの支援をしているなど、240人それぞれの特徴が現れます。

参加青年それぞれが自分の強みを生かしたセミナーを開催してくれるので、普段大学や職場で触れない分野も学ぶことができます。

その中で私が興味を持った分野は環境問題です。今回の寄港地の一つであった、オーストラリアはオゾンホールの直下にあり、夏は高温である一方、北米では数十年来の大寒波が襲うなど、異常気象が続いているだけでなく、地震やハリケーンなど、世界各地で自然災害が発生していることを学びました。私達一人ひとりがこれらに対し、問題意識を持つことが大切だと思います。例えば、

自然災害に関しては、自身が経験した震災や豪雨の被害を伝え、災害に対する備えをする。

環境に関しては、フードロスを減らす、週に一日でもお肉を使用しない食事にする。

など、意識すればすぐに行動に移すことができるものもあります。

実際、私自身下船してから

食生活を見直し、お肉を買う頻度を減らしたり、

SDGsの本を読んだりして学びを深めています。

 

  • 挑戦できるフィールド

事業では、自分次第で挑戦できることがたくさんあります。私は普段受け身でシャイな性格というネガティブな要素があるのですが、委員会の委員長という大きな役に挑戦しました。多くの人が応援し、サポートしてくれるので、失敗を恐れることなく挑戦することができました。もちろん、活動に対するモチベーションの違いやコミュニケーション不足など、全てが上手くいったわけではありません。失敗を重ねながら、反省し、次に活かしていき、無事に終えることができました。

他にも、乗船前に企業に協賛品を頂き、船内で日本文化を紹介したり、陸上研修で行った都内視察のリーダーを務めたりと、小さなことですが、この事業でしかできない経験を沢山しました。

これらの活動から学んだこと・気づいたことは、

プランニングの大切さ

タイムマネジメントの難しさ

柔軟な思考力が欠けている

全体を客観的にみること

です。

 

今まで気づかなかった自分の性格を知り、今後の活動で活かせる場が増えていけるよう、欠点を直すきっけになりました。

 

 

  • ネットワークが広がった

参加青年は11カ国から、ディスカッションコースのファシリテーターを含めると、15か国から集まり、共同生活をします。様々な国の文化や歴史を一気に知ることができるのはこの事業の魅力の一つだと思います。さらに、下船後もSNSを使ってチャットをしたり、船で話しきれなかったトピックについてディスカッションしたり、違う年に事業に参加した人と新たな繋がりが出来たりと、40日の研修で完結しません。

私は、教育についてもっと深く知りたいと思い、船で話しきれなかったことをSNSを通じてディスカッションし、理解を深めています。また、大学三年生で就職活動も間近なので、社会人にキャリアについて話を聞いたり、就活相談に乗ってもらったりしています。

 

次回は世界青年の船シリーズ最後の記事です!一か月間私達参加青年の活動場所であり、ホテルでもあった船、「にっぽん丸」について紹介します!

 

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