新学期の度に、多くの大学生の頭を悩ませる「履修登録」。
結局どう組むのがベストなのか分からず、何度経験していても苦戦してしまいますよね。
特に新入生の皆さんは、「上手く自分で組めるかな…」と不安に感じているのではないでしょうか。
そこで今回は、私の実体験に基づいた「失敗しない履修登録のコツ」を紹介してみたいと思います!
基本のコツはもちろん、2年生以上の方にも「お、これは使える…!」と感じて頂けるようなあまり聞きなじみのない裏技的ポイントも載せてみました!
ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
目次
【基本編】まずはよく知られているコツを紹介!
➁4コマ連続で入れない
➂空きコマはなるべく作らない
「履修登録 ポイント」で検索をかけると必ずと言っていいほど出てくるのが、この3つ。
私も大学1年生の時には、この鉄則を意識しながら履修を組みました。
え。。。笑
1限も空きコマもあるじゃないかあああああああと思った方、聞いて下さい(´;ω;`)
悲しいことに、(特に1年生は)1限に必修授業が組まれていることが少なくありません…。
また、取ろうと思っていた科目が抽選に外れてしまった場合、他にそのコマを埋められそうな科目がなければ「空きコマ」が出来ます…。希望通りの時間にビタッと授業を埋め込むことはなかなか難しいものですよね。泣
でも意外にも実際に授業を受けてみて気づいたのは、1限も空きコマも4コマ連続も「週1くらいなら全然いける」、「むしろ週1くらいは入れてもいいかも!」ということ。
確かに1限や4コマ連続の授業はだるいことはだるい(笑)ですが、完全フリーの午後休みや全休を作りやすくもなります。空きコマに関しても、私はその時間に病院や買い物へ出掛けて私用を済ませられたので、「時間を無駄にした…」という感覚は無かったです!
もちろん、この3つのポイントを押さえた時間割を作れたらベストだし楽だと思います。
でも、仮に作れなくても失敗じゃないし、落ち込む必要は全然ないし、むしろ時間を有効活用するチャンスだと思って前向きに捉えてOKです!
【+α 編】ここまで抑えられたら完璧…!なコツ
ここからは、履修登録のコツとして紹介されることがあまり無いものの、満足のいく時間割を作るうえで私が特に大切だと感じているポイントを紹介したいと思います。
ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです!
①履修要綱をとにかく熟読する
シラバスよりも何よりも先に目を通すべきは、『履修要綱』です!
- 卒業までに何単位取らなければならないか
- 必修科目と選択必修科目 (要は、絶対に履修しなくてはいけない科目たち) はどれか
- 各科目ジャンル、何単位ずつ取らなくてはいけないのか (例:学部必修選択科目…5単位、一般教養…10単位など)
- 1年間で取れる上限単位数
- 履修登録のスケジュール (登録〆切、抽選日程など)
- 教職などの資格を取りたいと考えている人は、その必要単位条件の確認も忘れずに!
これらを誰かにスラスラと説明できるくらいまで、自分で理解しておきましょう!
そうすれば学期ごとに「何をどのくらい取ればよいか」瞬時に察しが付きやすくなりますし、卒業間際に見逃していた科目の存在に気づく…といった事態を回避することにもつながります。
履修登録はなんとなくで出来てしまうものでもありますが、フィーリングに頼り過ぎずに、きちんと理解をしてから挑むことが大切です!
②同じ学部の先輩の時間割をスクショしておく
Twitterや新歓の履修相談会などで先輩たちが公開している時間割をスクショしておくと、自分で履修を組む際の参考になるのでおすすめです!
主にサークルのSNSアカウントで情報を流してくれていることが多いので、入会を検討していない団体のTwitter・Instgramアカウントも含めてチェックしてみて下さい!
出来たら1年生の時の時間割だけでなく、2年生以降のものも貰っておくと◎!
③試験方法は「偏っていいけど全振りはしない」
得意な試験方式の講義を選択したほうが単位を取りやすくなりますが、「全てを筆記。全てをレポート」にするのは個人的にあまりおすすめはしません…
理由は、「試験期間辛すぎる!」から。
私はレポート派なのですが、さすがに5個も6個もレポートが出されていると好きとはいえ疲れてしまいますし、いい書き出しやアイデアが振ってこなくて手が止まってしまうことも少なくありません。
そういった時に、別手段の試験対策に気分転換として取り組めることは精神を非常に安定させてくれます。笑
7:3くらいの割合で、得意な試験方式と苦手な試験方式を混ぜこむとちょうどいいのではないかと思います!
私と同じく、1発勝負が怖い方は中間レポートがあるものや平常点評価が少しでも含まれている科目を選ぶのがおすすめです。
④授業形態をしっかり確認
今年からは多くの大学でほとんどすべての講義が対面になりそうなので、あまり参考にならないかもしれませんが「対面」「オンライン」「オンデマンド」の配分を考えることも大切だと思います。
例えば、オンデマンド科目は楽ではあるものの、あまりにたくさん取りすぎてしまうとペースが乱れた時の消化がとても大変です。
逆に1コマの対面授業のためだけに学校へ行くのも少し億劫ですよね。
そのあたりの配分をしっかりと考えて組むと、それぞれの授業方式のメリット・デメリットをうまく補填しあった「ちょうどいい」時間割が作れます!
教授がテーマにそって一方的に講義を行うスタイルなのか、生徒同士でのディスカッションやプレゼンを中心に進めていくのか、予習・復習が必要なのかなどなど…
ここを確認しておくだけでも、かなり講義のイメージが湧くのでミスマッチの可能性が格段に下がります!
⑤シラバスのコメントが “いかつ過ぎないか” を確認
シラバスの一番最後に、担当講師の方が授業内容に言及しているコメントがあるかと思います。
「教科書を購入していただく必要はありません。」「私語をしないように。」「テーマに関心を持ってくれる生徒をお待ちしています。」などなど…
ここにとんでもなく怖い口調で、とんでもなく厳しい言葉が並んでいる場合はちょっと注意!単位の取得が鬼のように難しい可能性があります、、
それでもやっぱり取ってみたい!と思わされたら取ってみるのも良し、安全策をとって控えておくのも良しです。
いずれにせよこのコメントと実際の講義の雰囲気・評価の難易度はかなりリンク率が高い気がするので要チェック!
⑥参考程度に口コミにも目を通す
おすすめは「みんなのキャンパス」というサイト。授業や試験のイメージをかなり具体的に描きやすくなるので、参考程度に目を通しておくと良いかと思います!
あとは裏技的な方法として、Twitterで授業名を「“」この印で囲んで検索をかけると、授業の感想の投稿がいくつか出てくるはずです!
【例】“経済文化論”
⑦講義を選ぶ基準を一本化しない
楽単や先輩からおすすめされた授業のみで塗り固めた時間割だと、どうしても受け身でやらされている感覚が強く、「楽しみながら学ぶ」ことが難しくなってしまいます。
程良く楽単情報を仕入れ、楽な授業、興味のある授業、チャレンジしてみたい授業、実用性の高そうな授業を自分軸でバランス良くカスタムしていくことが、失敗しない(=満足のいく)履修の組み方だと私は感じます…!
・何事も程良く、バランス良く!
最後に
ガクセイ基地では他にもレポートの書き方、パソコンの使い方など、大学生に向けて様々なお役立ち情報を発信しています。
ぜひ時々このサイトを訪れて色々な記事を読んでいただけたら嬉しいです!
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