みなさんこんにちは!大学生向けお役立ち情報発信メディア、ガクセイ基地でライターをしています、新3年のあずなです!
新入生のみなさん!受験が終った方はお疲れ様でした!これからまだあるよという方は、もう一踏ん張り応援しております!
ということで、この記事では新入生に読んで欲しい、大学入学後1ヶ月以内にやって欲しいこと、盛り沢山に10個詰め込みました!
自分がやって良かったこと、もし1年生に戻れるならやっておきたかったことをまとめたので、ぜひ後悔の無い4年間にすべく参考にしてくれたら幸いです!
目次
新入生の心構え
周りに知り合いがいない、一人暮らしを始めるなど新入生に訪れる最初の試練は、人間関係の構築だと思います。
なので、やるべきことよりも先に意識して欲しい考え方として、①困ったら頼る、②頼れる人を見つける、③行動してみる、④行動しながら考えるの4つは常に意識してみてください。
新入生は親元を離れたり、地元を離れたり、家事を自分でしたり、バイトをしたり。少しずつ大人として扱われる場面が増えてきます。
だからこそ、自立とは「誰にも頼らないことではなく、自分のキャパシティを理解して、無理をせず誰かを頼ること、誰かを助けることで成り立つのだ」ということを忘れないでください。
これを意識した上でやるべきこと10選!行きましょう!
新歓の情報を集める+行く
新歓って行くべきなの?
飲みサーが怖い…
バタバタしてそれどころではない!
そもそも新歓に参加しないつもり!
色々な立場、考え方、状況がありますよね。
しかし、個人的には本当に入るかどうかは関係なく新歓に参加すべきだと思います。というのも筆者は入学後の1ヶ月間で10個以上のサークルの新歓に参加して本当に良かったと思っているからです。
新歓に参加すべき理由は2つ
<判断をする練習になる>
ネットで情報収集したり、学校内外でもらったビラを基に吟味したりする時間は、大学生にとって「データや情報を基に自分の興味・関心を分析し、物事の善し悪しを判断する練習」になること間違いなし。
飲みサーは嫌だ!危ないところではないのか?宗教団体の勧誘ではないか?
など大学生は自分の身を自分で守っていくには難しすぎるくらい色々な誘惑と危険が隣り合わせの年代とも言えます。
だからこそ、自分で確認したり、他の誰かと一緒に行ったり。何かを判断する、人を誘う、吟味するという良い練習になります。
<人脈を広げられる>
人脈というものは案外馬鹿にできません。
きっとこの先の4年間で、学業/日常生活ともに泣きたくなることや助けを求めたくなること、逃げなければならないことが待っています。
その時に心構えのところでも挙げましたが、誰かを頼り、頼られるという経験をせずにはいられません。
だからこそ、自分と似ている人、正反対の人、先輩、大人、学校関係者など色々な人と挨拶程度の関係でも良いので人脈を広げることで、人脈という名の「タネ」を撒いておくことは大切だと思います。
そのタネが芽を出しても出さなくても、つまり関係が発展してもしなくても、タネを撒いておくことで関係を築くきっかけになったり、助けを求めるハードルを少し下げられたりするのです。
★新歓に行くなら!
同じような内容のサークルを複数回るのがおすすめ!雰囲気や内容が意外と違うので、せっかくなら自分がしたいことを自分のしたいペースでできるところを選べるといいですね!
(ここだけの話、お食事会に参加すれば、タダでご飯を食べられることもあるので節約にもなるよ)
オリエンテーションは全集中する
いいですか、大学のシステムは意外と複雑で、きちんと調べないとどんどん置いて行かれます。
ただ、基本的にどの大学も新入生向けに大学の仕組み、設備、学部の卒業条件、履修の組み方などのガイダンスを設けているはずです。
だからこそ、そのオリエンテーションはぜっっっっっっっっったいにきちんと参加して、きちんと聞いてください。
ここで躓くと4年間何をすべきなのか、いつまで経ってもフワフワしてしまったり、わからないから嫌だ→嫌な思いをしたくないから行かない→行かないから単位が足りない→単位が足りないから卒業できないという最悪の事態を招く可能性があります。
それだけ、人間は意外と脆くて簡単に諦めてしまうので、ここでしっかり仕組みを理解する努力をしましょう。
ただ、それでもわかりにくいのが大学。その時に友人や先生、相談センターなどに聞きに行きましょう。
要するに、わからないところを少しでも明確にするために、オリエンテーションはきちんと出席、傾聴、理解する努力をしましょうというお話です。
履修登録は先輩複数人に相談する
履修登録は、先輩に聞くのが良いと聞きますよね。必修でほぼ固定でない限りは、1年の履修から、将来のゼミ専攻や卒業までの計画性、将来の職業に至るまで関係してくる大事な行為です。
私は、履修登録を色々な先輩に聞きまくりました。それは、一つの授業であっても先輩の興味関心、大学に求めることは千差万別でその授業を良いと思っているかという判断はそれぞれの人に依存するからです。
大学に学問探究に行っている人から見れば、先生がひたすら文献を話すだけの楽な授業は面白くないという烙印を押されますし、とりあえず卒業できればいいという人から見ればとても有意義で取るべき授業という評価が下されます。
そのため、自分の関心と似ている人、大学に求めていることが似ている人から意見をもらうのが1番タメになります。しかしそれを初対面で見極めるのが難しいので、複数人に相談するのが良いと言えるでしょう。
詳しい履修登録の方法はこの記事を見てみてね。
授業に全部出席する
何を当たり前な、と思えた新入生。すばらしい。
でも、大学生にとって1番難しいのがこれです。全部出席する。
先に断っておくと、先ほどから言っているように、大学に求めることは人それぞれなので、大学はコスパよく最低限の労力で卒業したいんだ、という方がいても否定はしません。
ただ、入学1ヶ月から休みがちになると、ズルズル大学に行くのが面倒くさくなり、わからないことも増え留年、中退につながるでしょう。
まず1ヶ月はきちんと通うことを強くおすすめします。
バイトをしない(けど情報収集はする)
生活がかかっているからバイトせざるを得ないという方はいると思うので、あくまでしない選択肢のある人向けですが、個人的には最初の1ヶ月間はバイトしないことをおすすめします。
というのも、フッ軽で新歓に参加したり、わからないことを誰かに聞く必要があったりといったスケジュール面の柔軟性を持つべきという理由が一つ。
慣れない環境、慣れない授業、慣れない人間関係に思ったより心身ともに疲弊しているから意識的に休養を取るべきという理由が二つ目。
最後に、課題やサークル、復習や家事などやらなければいけないことと比較して、自分がどれくらいならバイトできそうなのかを把握する時間を持つべきという理由が挙げられます。
バイトは大学生活の大きな要素であり、コミュニティでもあり、社会勉強ができる場所でもあります。
そんな大事な一つを適当に決めるよりも、きちんと考えて理由を持って始める方が個人的には就活のときにも話せるし、自分がなぜバイトをしているのか理解しているので虚無になりにくいです。
まあ志望動機は「近いから」、「時給がいいから」しかないですけど!という声もあるので、結局は個人の判断にお任せしますが!!
私は、百貨店のデパ地下で働いているので、正しい言葉遣いと普段から良い接客を受けている方の振る舞いを見習うためという理由がありました!(もちろん大学から近い、時給が良いことも条件でした)
復習の習慣を付ける
大学生は思っているよりも勉強しません。思っているよりも、復習もしなければ予習もしません。(学部による前提)
でも、高校までで予習、復習、ミニテスト対策の習慣が残っている今が最初で最後のチャンス。
みんながやらないということは、逆に差を付けられるということでもあります。1日5分でも10分でも電車内だけでも良いのでやってみると、次の授業の理解度が変わってきて、授業がわかると面白さも増します。
面白い、楽しいは辛いけど一生懸命頑張ることを時に凌駕する大きなエネルギーになります。良い成績を取れれば、入りたいゼミにも入れるし、奨学金を借りられたり、留学のチャンスが増えたりします。
留学に行きたい人は特に!協定留学には試験のスコア以外にも大学の成績の規定がある場合が多く、それを理由に語学力があるのに行けなかったという人を知っているからこそ、勉強に励むことも忘れないでください。とアドバイスしたいです。
1年生の内にしたいことリストを書く
大学生は暇ではありません。部活に勉強にサークルにバイト。恋愛に友情に家族。人それぞれ割合とあるなしは変わりますが、思っているよりもみなさんは暇ではないということを覚えておいて下さい。
大学生は人生の夏休み!は、言い過ぎだと個人的には思います。課題にレポートに、サークルに。高校までとは頭の使い方も全体的に使う労力も異なります。
だからこそ、ボーッとしていると気づいたら1年生終っちゃった!ということになりかねません。
将来の夢が決まっているなら、それに向けてどんな資格が必要で、その試験はいつあって、いつから勉強を始めなければならないのか。
留学に行きたいなら、いつまでにスコアを取るべきで、そのためには検定にいくらかかって、それは自費か親が出してくれるのか。
旅行に行きたいなら、どこに行きたくて、何がしたくて、何のために旅行したいのか。
真面目過ぎて、そんなこと言われても!という方、もっとフランクなものでももちろん構いません。あなたがしたいことを真剣に考えてみてください。
オケオール(カラオケでオール)したい!
47都道府県行ってみたい!
近くの美術館3つ以上巡りたい!
自炊で3品以上作れるようになりたい!
どんなことでも構いません。
目的を持って、何かに取り組むことで、大学生活の充実度が変わってくるし、突然の思いつきもなんだかんだそうしたやりたいことの延長にあったりするので、一度整理して今やりたいと思っていることを書き出してみましょう。
関連記事:【今日からできる】「大学でやりたいことがわからない…」と悩む大学生必読!”やりたいこと探し”の方法4選/ ガクセイ基地
やりたいことリスト100の書き方テンプレート!項目に分けるのがオススメ – Magara Style
お金の管理、勉強を始める
お恥ずかしながら、私はまだこの辺が苦手です。家計簿が続かないので、意外とお金使いすぎた!となることも。
一人暮らしの方は特に、食費や光熱費を奨学金やバイト代、仕送りからやりくりする必要が出てくるので、お金の管理、勉強はやって損がないでしょう。(投資詐欺などには気を付けて)
大学生は高校生よりも使うお金が段違いで増えると思います。私は実際に高校生の時は月に5,000円でも余らせていたのに、大学生では全く足りないと思うほど使うようになりました。
シンプルに教材費や交通費などの単価が上がること、食費などが特に違うポイントです。サークルや友人とのお出かけに使う交際費も必要経費と言えるでしょう。そんな交際費における学割の度合いが変わるところも意外と痛いポイント。
映画なんて見ようものなら、2,000円かかります。
また、クレジットカードを持つようになる人が増えると思うので、借金やリボ払いには細心の注意をして、最低限のお金の管理はできるようになりましょう。
家計簿を付けられるならより良いですが、無理ならざっくり何にいくら使ったか、世の中の物価はどのくらいか、はわかるようになりましょう。
レポート/リアペの書き方を勉強する
リアペって何って人はこの記事を先に読んでね。
高校までに習ってきたこととは少し求められる能力が異なるのが大学。答えがあるものもあれど、基本的にレポートやリアクションペーパーは「自分がどの角度からそれを捉えて、根拠を基にどう考えたのか述べるもの」と定義できるかもしれません。
だけど、大抵の授業で書き方も考え方も教えてくれないので、手探りでやる必要があります。しかもFB(先生からのコメント)が無いことが多く、何が評価されて、何が評価されないのかもわからない。
幸いにも私の大学は比較的細かな指定をしてくれる授業が多かったり、時折先生から良いコメントが提示されていたのでそれにアジャストしていきましたが、このリアペなどが成績に影響するので、早めに「書き方」を習得しておくべきでした。
個人的には、コメントを書くことは得意だと思っていますが、それでも今読み返すと最初の方のコメントは中々に薄っぺらくて、これだと評価されないよな~と思ってしまいます。
評価を補償できませんが、個人的に大事にしているポイントは以下の3つ。
ポイント1詳述性
授業をしっかり聞いていたことがわかるように、全体の感想ではなく特にどこに関心、疑問を抱いたのか特定する。
ポイント2解釈と事実
その部分の何に関心を持って(どの角度から問題を見つめて)、自分はそれに対してどう思っているのか。(解釈、考えであって感想にならないように具体例を設置する)。
ポイント3展望と他の事例
その点をより発展させるならどんなことを調べてみたいのか、あるいは自分が考えられていないと思っている点はどんなところかを提示してみる。
ちょっと抽象的でわかりにくいと思うので例をあげてみますね。
<内容>
セブ島ではキリスト教を信仰する人が多く、日曜日に礼拝することを学んだ。その中で、昨今の礼拝中の子供のマナーの悪さ、それに付随する親の躾について日本との類似点を見出した。以前のフィリピンでは、礼拝中に大きな声を出したり、スマホを触ったりする子どもは少なく、いたとしても親がすぐに注意していた。しかし、近年ではそうしたマナーの悪い子どもが増え、親がそれを注意しないことに現地住民が辟易しているそうだ。これは、「子供を叱るのではなく、褒めて伸ばすべきだ」という教育論が広く受容されているからではないかと考える。日本でも、モンスターペアレンツという言葉があるくらい子供に対して適切な教育を施さない親が増えているように伺える。したがって別の国であっても近年の教育傾向は似ており、インターネットの普及により世界あるいはアジアにおける情報の均一性が増していると考えられるのではないだろうか。
みたいな感じですね!
もちろん、ガチガチなコメントよりも感想をくれればいいよ~という先生もいますが、基本的にはこの3点を意識して書いています。
面白かった。授業を通して初めて知った。自分にとって新鮮で、関心を抱いた。はあなたがその感想を抱いた結果であり、なぜその視点を重視しているのかの過程は見えてきません。
もう少しリアペについて知りたい!って人はこの記事見てね。
中間に向けて準備する
最後のこれは、かなり理想論です。できたら凄いけど、できなくても落ち込まないで。大半の人はできないので。
でも、中間テスト/中間レポートは驚くほどあっという間にやってきます。(まずはありなしを確認してね。)
私の大学は、5月末から6月頭にかけて中間試験とレポートがありました。
レポートは書き慣れていないので、時間がかかると思います。授業でおすすめされた文献を積極的に借りて読んだり、イベントに行ってみたり。
今から本腰を入れて勉強!というよりは、自分が書きたいと思える分野を探したり、関心を広げたりするという意味合いで、中間に向けた準備をしてみましょう!
おすすめなのは、授業を受けていて面白い!と思った場所をわかるようにマーキングしたり、その横にその場で考えた事、これと関係があるのでは?と疑問に思ったことなどをメモしたりすることです!
そうすることで、テスト対策、論述対策、レポート対策に役立つこと間違いなし!余裕があるなら、土日にまとめてそれらを調べると「大学生の鑑」になれますので、志の高いそこのあなた!ぜひトライしてみてくださいね!
まとめ
★自立とは、誰にも頼らないことではなく、誰かに適切に頼る方法を知っているということである。
①新歓に参加して判断の練習と人脈を広げよう!
②オリエンテーションは絶対にちゃんと聞く
③履修登録は先輩「複数人」に相談する
④授業は全部出席する!
⑤バイトは落ち着くまでしない、調査だけする
⑥復習の習慣を付ける
⑦1年生の内のやりたいことリストを書く
⑧お金の勉強・管理をする
⑨レポート/リアペの書き方を調べる
⑩中間に向けて「関心を持ったこと」を大事にする
後悔なき4年間を送るための大事な1ヶ月間!
大学生活はわくわくと不安でいっぱいだと思うけど、意外と時が来れば勝手に大学生になるし、不安と思うほど真剣に向き合っている証拠!意外と何とかなるけど、「何とかする」をより「質の高い何とかする」にするために、ぜひこの10個を意識して生活してみてくださいね!