「環境問題」という言葉は毎日のように聞きますよね。
環境問題に関連して、日本でも少しずつ「エシカル」「サステナブル」といった言葉も浸透してきました。
とはいっても私たちは何をすればいいの?と思っている人もいるのではないでしょうか?
そんな方にぜひ読んでもらいたい、今日から始められるサステナブルな暮らしをいくつか紹介します!
- マイ○○を持ち歩く
マイボトル
特にボトルはかさばるし、重い。そう感じる人もいるでしょう。しかし、例えば、同じ量の水を飲んだとしてもペットボトルで持ち運ぶよりも環境にいいだけでなく、料金も安いのです!また、最近では、「My Mizu」という無料給水スポットを探せるアプリも誕生しています。これを機にマイボトルを持ち歩く習慣を作るのも良いでしょう。
マイバッグ
多くのお店でレジ袋の有料化をしているので、持ち歩いているという人も多いのではないでしょうか。最近では、さまざまなブランドでエコバッグが販売されているので、選ぶ楽しさもありますよ!
また、マイバッグを利用することでエコポイントがたまるお店も増えてきているので、お得に買い物できて一石二鳥です。
マイストロー
数か月前、スターバックスでストロー廃止のニュースが話題になりましたよね。どうして容器はプラスチックなのにストローだけ廃止するの?飲みづらそう。などとネガティブにとらえている人もいるでしょう。
日本では、プラスチックを燃焼し、サーマルリサイクリングを行っていると言われています。しかし、燃やした時に発生する粕は埋め立てられます。プラスチックは土にかえらないので、そのまま残り、生物がプラスチックを食べてしまい、死亡するケースも多々あります。
- 量り売りのお店で買い物をする
日本ではまだそこまで多くないですが、週末限定でオープンしているショップやマーケットなどで量り売りを行っているお店があります。もちろん、その際は自分で持ってきた容器に入れるとゴミも減りますよね!
- フードロスをなくす
深刻な問題の一つであるフードロス。まだ食べられるのに捨ててしまうことも多くありますよね。特に飲食店でアルバイトしている人は大量のフードロスが日常のように発生しており、もったいないなと思うでしょう。
最近では、フードロスをなくそうと、reduce to goやTABETEなど、通常よりも安くしかも美味しく食事を頂けるサービスも浸透しているので利用してみるといいでしょう。
- オーガニック製品を選ぶ
食品
有機JASマークを見たことがある人も多いと思います。「有機」とは、使用する肥料に対して有機であるということを指します。つまり、化学由来の肥料や農薬を使わず、米ぬかなどの自然由来のものだけを使って栽培したものです。
オーガニック食品となると通常の食品よりも値段が高くなりますが、以下のようなメリットがあります。
・自然環境への影響が少ない
遺伝子組み換えや化学製品を使うことは環境への負担が大きいと言われています。例えば、農薬や化学肥料は水質を汚染し、そこで暮らす生物に悪影響をもたらします。
・栄養価が高く、美味しい
オーガニック食品とそうでない食品とを比較した際、オーガニック食品の方がより栄養価が高いという研究結果も出ているそうです。その理由として、栄養素が多く含まれた土壌で栽培されているからなどが挙げられます。また、味も素材本来の甘みを楽しむことができます。
・安心して食べられる
余計な化学製品を使っていないので体への負担も少なく、ガンにかかるリスクも低くなるとも言われています!また、有機栽培は生産者の情報を紹介していることが多く、どこで・どんな人が・どのように栽培したのかが分かります。
- プラスチックの利用を減らす
G20大阪サミットでも話題になったプラスチックごみ問題について。プラスチック製品はあらゆる場面でとても便利ですが、環境への負担が大きいことは確かです。皆さんも漁獲された海洋生物から大量のプラスチックごみが出てきたというニュースを見たことがあるでしょう。プラスチック製品でなくても用が足せるものは代えるのもアリでしょう。
- ゴミを減らす
・シャンプーや洗剤などの日用品は詰め替えのものを買う
・包装されていない固形石鹸を買う
・量り売りのものを買う
などがすぐに始められるものでしょう。
私が環境問題に関心を持ったのはつい最近で、それまではあまり関心がありませんでした。私が記述した6点が毎日できているわけではありません。うっかりマイバッグを忘れてしまったことや従来の食品を購入することもあります。しかし、自分ができる時に取り組むことによって、後にそれが習慣になっていくこともあると思います。週に一度でも環境のことを考え、行動してみる日を作るのもいいのではないでしょうか。
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