先日、私はVoice Up Japanさんとjiaiiiさんが主催されたヨガワークショップに参加させていただきました。
このイベントは、ヨガセッションとボディポジティブについてのディスカッションの二つに分かれていました。
「痩せたね」と言われた時に「ありがとう」と答える人は多い。でも、「太ったね」と言われてお礼を言う人はいるだろうか。
いくら自分の体重が標準的で健康的であっても、太ったと言われると焦ってしまう。
「太っている」は悪で「痩せている」は正義。
このような評価がなんとなく社会の中に根付いているように感じます。
しかし、本当にそのような評価が正しいのか。
そこで生まれたのが、画一的な美を求めるのではなく、ありのままの自分を愛そうと言うボディポジティブムーブメントです。
今回、このイベントではボディポジティブについてと自己肯定感の重要性について考えさせられました。
最初に、基本的なヨガの動作や呼吸方法を教えてもらいました。
見た感じは簡単そうなのですが、実際にしてみると案外体が言うことを聞かない!!
一つの体制を長い間キープするのが大変でした。
次に、近くの人とパートナーを組み、軽く自己紹介をしました。
そして、自分の体や見た目に対するネガティブな思いや、なぜそれらを受け入れられないのかを話し合いました。
私の場合だと、肌が黒いところです。
海外に行ってからは肌の色をコンプレックスに感じたことはありません。むしろ、健康的にフィットに見えるので好きです(笑)
でも、小・中学校の頃は肌の黒さを気にしていました。
周りから、私だけ肌が黒いと言われたり、美白グッツがたくさんお店に並んでいて、自分で勝手に白い方が美しいのだと決め付けていました。
このようなことについてパートナーとディスカッションした結果、周りと比べてしまうから、承認欲求を求めてしまうから自分のありのままの姿を受け入れられないのではないかと言う答えにたどり着きました。
テレビや雑誌などで綺麗だ、可愛いと言われているモデルさんや女優さんはみんな細くて、すっきりしている。
自分と彼や彼女たちを比べてしまい、自分は醜い、美しくないと考えてしまうのかもしれません。
アドラーの有名な言葉で「健全な劣等感とは他者との比較ではなく、理想の自分から生まれるものだ」というのがあります。
他者と比較するからこそモチベーションが上がると言う人もいると思います。
でも、競争ごとには勝者と敗者が必然的に生まれてしまいます。
なので、他人と自分を比べるのではなく、憧れの自分と現在の自分を比較することにより、周りの人々は敵ではなく一緒に人生を歩んでいく仲間だと考えられるようになり、自己肯定感をキープすることにもつながるのではないでしょうか。
さいごに
短い時間ではあったものの、朝から体を動かし、自分と見つめ合う素敵な時間を味わえました。
今回のイベントの主催者の方々同様、私もこのボディポジティブムーブメントがより、世の中に広がり、少しでも自分の体にコンプレックスを持ち、苦しんでいる人々の力になれればなと思っています。
さいごにみなさんに、私たちは他者の期待を満たすために生きているわけではなく、私たちは自分のために生きているということを忘れないで欲しいなと感じました!!!
Voice Up Japan ICU支部の方々、ヨガトレーナーのjiaiiiさん本日は本当にありがとうございました。
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