インカレ/サークル/学生団体

あなたの言葉が本になる!学生団体/出版甲子園

みなさんは、自分の知識や考えを本にして出版するのはハードルが高く、難しいことだと思っていませんか?本の出版に興味はあるけど、なかなか1歩踏み出せないというそこのあなた!学生団体出版甲子園さんにその1歩を後押ししてもらいましょう!出版甲子園さんは、学生であれば誰でも本の出版を後押しする、という魅力的な活動を行っています。

 

 ―まず初めに、出版甲子園の理念と沿革について教えて下さい!

出版甲子園は「学生による、学生のための出版コンペティション」です。

私たち実行委員会は、

⓵「学生の中に眠る可能性を発掘し、本という形で世に発信する。」

⓶「広く、本に触れるきっかけを提案し、出版業界に貢献する」

という理念を掲げ、全国から「こんな本を書きたい!」という出版企画を募集し、商業出版へとつなげる活動をしております。

2005年に団体が設立されてより、33冊の本が出版甲子園を通して世に送り出されてきました。 応募資格はただ1つ、『学生』であることです!

 

学生であれば誰でも受け入れる、というのはとても魅力的ですね!応募作品はその後どのように出版までつながるのでしょうか?

2度の審査を通過した約10企画に、出版の可能性が生まれます。そして、3度の審査を通過した上位7企画はコンペティションイベント「出版甲子園決勝大会」への出場権を獲得します。また、それらは出版業界の最前線で活躍する敏腕編集者・書店員の審査員や多くの観客の前で企画をプレゼンするチャンスが与えられ、その審査や決勝大会を通じて、編集者の目にとまった企画が商業出版を目指して動き出します。

 

―普段の主な活動内容を教えてください!

まず、春に12月に行われる決勝大会へ向けて、企画募集を行います。より多くの企画を応募してもらうために、ビラ配りを行なったり、SNSを使用したりと工夫をしています。6月末に企画募集が終わるので、それから一次審査が始まります。

夏になると、出版甲子園の目玉ともいえる合宿(二次審査)が行われます!出版甲子園の合宿ではパソコンを持ち込み、団体員で審査のための議論をします。自分自身の主観が入ってしまうために意見がぶつかり合うこともありますが、全員が真剣に悩み、考え抜いた二次審査は終わると達成感があります。また、他の人の意見に驚かされ、学べることも多いので勉強にもなります。基本的に、審査をすることがメインですが、最終日は遊園地に行ったり、ビュッフェで楽しく食事をしたりと、楽しいイベントもたくさんあります!また、同期と仲良くなることができるのも夏合宿です!

―イメージしていた合宿とは大きく違いました!冬の決勝大会まで、早い段階から活発に活動されているのですね!

はい。1年の歳月をかけて決勝大会の準備をしています。秋になると、夏合宿で選ばれた10企画の企画者さん1人ひとりに団体員が担当者として付き、サポートやブラッシュアップを行います。本屋さんに行ったり、企画者さんと打ち合わせをしたりするのですが、ここでは企画者さんとの信頼関係を築くことが重要視されます。 そして、11月中旬に書類とプレゼンテーション選考による3次審査が行われ、今年も7企画の決勝大会進出が決まりました。また、早稲田祭のための準備や、決勝大会の観覧募集のためにビラ配り等もあり、秋はとても忙しい時期です(笑)

そしてついに、12月上旬に決勝大会が開催されます。今年も企画者さんの書籍化への熱い思いに、観客も団体員も胸が熱くなりました。また、団体員が作成するかっこいいオープニングやエンディングも見どころです。エンディングが終わると達成感に満ち溢れ、大変なことが8割だったけれど、出版甲子園に入って良かったと心の底から思えます。

―みなさんの決勝大会への思いに胸が熱くなりました。今年の決勝大会について、さらに詳しく教えて頂けますか?

2018年12月2日、第14回出版甲子園決勝大会が行われました!先ほどお話ししたように、3度に渡る厳しい審査を勝ち抜いた7企画の企画者による、熱いプレゼンバトルが行われました。

今年の決勝大会のテーマは「Book for the Future」。出版業界の「未来」に一石を投じるような本は生まれるのか、注目が集まりました!

また、今大会のゲストは安田正さんで、ベストセラー著者の視点から企画の審査をしていただいたほか、トークショーもしていただきました。

 

―決勝大会は具体的にどのように進められたのですか?

前半・後半に分かれて、各企画者がそれぞれ5分の持ち時間でプレゼンを行います。その後、編集者や書店員からなる総勢15名の審査員から質問があります。大学生であるからといって手加減は全くありません!本気の質疑応答は見ものです!

今回の決勝大会にて、審査員と観客の投票によって決まるグランプリ、準グランプリ、そしてゲストの安田さんから贈られるゲスト賞を受賞したのは、以下の作品です。

 

受賞作品
ゲスト賞・準グランプリのW受賞
森風美さんの「Beginner’s『ぷちキャン』Style BOOK」
グランプリ
谷政一郎さんの「ナンプレ・数独しか知らないあなたに〜東大生流!パズルが100倍楽しくなる方法」

 

今回のテーマ「Book for the Future」にあるように、彼らの想いが本という形で世に出され、未来に残り続けるというのはとても素敵なことだと思います。

 

―活動において大変なこと、やりがいは何ですか?

出版甲子園における最終目標は“企画の書籍化”となります。どうすれば企画がより良くなる のか、編集者の目に止まるのかを考えながら、企画者の方と話し合い、企画をブラッシュ アップしていくことが重要です。企画者の伝えたい事を踏まえつつ、売れる本という目線も忘れずに企画を作り上げるのはとても大変です。しかし同時に、企画が書籍化された時には 大きなやりがいを感じる事ができます。

 

―今後の目標にはどんなことを掲げていますか?

今後の目標は、本の魅力を世に発信していくことです。ネット中心の時代になり、電子書籍 などの登場によって紙媒体の需要が減っているのが現状です。しかし私は、ページをめくるわくわく感、本の質量の重み、紙の質感の心地良さなど、本にはたくさんの魅力があると思っています。それに付随して、紙媒体の方が頭に入りやすいなども魅力の1つとして挙げられます。また、筆者や出版社など多くの人の熱意がこもった本は、それぞれ重みや価値があり、 筆者も含めた多くのの人の人生を変えていく可能性を秘めています。本が本としての形を持っていることの魅力、さらには本が出版されることの魅力をメンバーみんなで意見を出し合いながら、団体として発信していきたいです。

 

―大学生に向けたメッセージ

出版甲子園実行委員会では、今年も全国の学生から本にしたい企画を募集します。あなたの経験や知識を本にしてみませんか?たくさんのご応募お待ちしています!! さらに、団体員も募集中です。興味のある大学生ならどなたでも歓迎です。私たちと一緒に出版甲子園を作りましょう!

 

ー本日貴重なお話聞かせて頂いたのは、糸井彩良さん、平岩美優さん、 藤田陽平さん、小林あきのさん、八木風香さんでした!ありがとうございました!

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