自己紹介や飲みの席で、マジックやら一発芸やら何か披露できる芸がある人を「いいなあ」と思った人は多いのではないのでしょうか。
寒いギャグで目立ちたくないし、披露できる特技もない!
そんな中、マジックができたなら
初対面の相手も楽しませることができますし、何より強く印象に残ってかっこいいですよね!
そんな「芸」であるマジックを練習して
様々な公演依頼を受け持ち、学祭での表彰もほぼ毎年受けている
東工大マジックサークルの、
部長・廣瀬瑠伊さんと副部長・渡辺涼太さんに
お話をうかがいました!
目次
目次
- サークルの概要
- マジックの種類
- テーブル、サロン、ステージのそれぞれの楽しさの違い
- 大変なこと、やりがい
- 新入生向けメッセージ
1.サークルの概要
-サークルの概要を教えてください。
部員は15人ほどで、留学生も多くいます。
お客さんに楽しんで観てもらうために、日々マジックを見せ合い、教えあって和気あいあいと活動しています。
一番のイベントは工大祭の発表ですね。100名以上のお客様が来てくれます。他にも小学校や老人ホームから依頼を受けての公演などがあります。
メンバーは大学から本格的に始めた、という人がほとんど。
先輩が教えてくれたり、サークルで所有しているDVDで勉強したりしながらマジックを習得していきます。
2.マジックの種類
-依頼を受けての公演というのは具体的にどのようなものなのでしょうか?
まず、マジックというのはテーブル、サロン、ステージの3つに分かれています。
主に食事の席で、テーブルでお客さんと対面しトランプやコインなどのマジックをお客様の目の前で行います。
ロープやリングを使ったマジックをお客さんと数メートル離れた状態で行います。
小規模なパーティーやお楽しみ会などはこれですね。
手伝ってもらうというコミュニケーションを行えるのがサロンです。
舞台の上で音楽をかけながら演技をします。
上2つと違って距離が離れているので派手なマジックを行えます。
上の3つからお客様のニーズに合わせてご依頼を受けます。
-依頼先はどういったところが多いのでしょうか?
依頼のほとんどがサロンの形式で、保育園や老人ホームが多いですね。
公演料を受け取っているので、満足いくものを見せなければいけない、という
緊張感、責任感はありますね。
3.テーブル、サロン、ステージの楽しさの違い
-テーブル、サロン、ステージの楽しさの違いはなんですか。
サロン(お客様20~30人)の楽しさはお客様とコミュニケーションをとれるところですね。
小学生相手に「このマジックをを手伝ってくれる人いますか?」と声をかけるとめちゃくちゃ声があがります。
テーブル(お客様6~7人)とステージ(お客様100人超)は
目の前で起きる驚きや、派手なことができる楽しみがあるのでリアクションが大きくて面白いです。
-1番のイベントはなんでしょうか。
一番大きいイベントはやはり学祭です。
夏前から準備し、ステージでしかできないような仕掛けのマジックをします。大体100人以上のお客様が来てくれ、緊張しますが感動もひとしおです。
例えばマニュピレーションという、何もないところからものを出したり消したりするマジックはステージでしかできないですね。
結局のところ、何もないところからものを出すというのは
元からどこかに隠してあるので、こういったものはステージで楽しむマジックになります。
4.大変なこと、やりがい
-マジックをする上で大変なことはありますか。
どんなマジックでも、マジック自体に慣れるには数か月かかります。
マジックは基本トランプから練習を始めるのですが、トランプは仕掛けがないぶん技術を習得するのが大変ですね。
-活動している中でやっていてよかったと感じた瞬間を教えてください。
自己紹介に役に立ったときにやっていてよかったと思いました。
やっぱり自分のマジックでお客さんが驚いてくれると嬉しいですね。
マジックを特技の1つにでき、「芸」を身につけられたのは大きいと思います。
▲実際にマジックを見せて下さいました。
5.新入生向けメッセージ
-最後に新入生に向けてアドバイスをお願いします。
大学に入学するのは1つの区切りなので、新しいことを始めるいい機会です。
ぜひ興味のあることをやってみて、大学生活を楽しいものにしていきましょう!
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p style=”padding-left: 30px;”>-廣瀬さん、渡辺さん、どうもありがとうございました!
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