企業訪問を通じて、日中交流について考えてみませんか?
日中をビジネスで結びつけるプログラムが企画され、日本の有名企業から出される課題を中国の学生らと日本語で議論します。
リードアジア2018
テーマ 「心をつなぐ、日中をつなぐ、未来をつなぐ」
日程 2018年8月18日(土)〜26日(日) ※全日出席が必須。参加者らで寝食を共にする。
場所 国立オリンピック記念青少年総合センター
参加者 45名(日本人:23名 中国人留学生:10名 中国本土からの学生:12名)
2017年度訪問企業 9社(50音順)
伊藤忠商事株式会社、SMBC日興証券株式会社、外務省、株式会社JTBグローバルマーケティング&トラベル、株式会社文明堂東京、株式会社三菱東京UFJ銀行、全日本空輸株式会社(ANA)、日本電気株式会社(NEC)、藤田観光株式会社
日中学生交流連盟 リードアジア実行委員 副実行委員長の中塚咲希さんにお話を伺いました!
—プログラムの目的を教えてください。
日中友好に向けて積極的な若者を増やすことが目的です。プログラムの参加を通してアジアに精通(Read)し、将来アジアを牽引(Lead)する人材を育成します。
参加者満足度90%越えの本プログラムは、今回で6回目の開催となります。今までの参加者を合わせると、約600人に上りますよ。
—今回のテーマ「心をつなぐ、日中をつなぐ、未来をつなぐ」には、どのような思いが込められていますか。
今年は日中友好45周年です。プログラムは6回目を迎えますので、今までの参加者も含めてさらにつながりを強め、未来に向けて発展させていきたいという思いがあります。
—なぜ日中交流に焦点を当てているのでしょうか。
始まりは2012年、尖閣諸島問題からでした。政治的な側面で偏見を持ちがちですが、将来的に良い関係を築いていく若者自身が偏見をなくしてほしいという願いが込められたプロジェクトです。
—プログラムでは何が行われるのですか?
日中の学生が一緒に、様々な業界の企業・機関を訪問したり、与えられた課題に対してディスカッションやプレゼンテーションを行ったりします。
課題例:外務省『日中友好のための施策』
学生のアイデアに対して、企業の担当者の方からはフィードバックがいただけます。
また、学生通しで料理大会や花火大会などの文化交流も行います。お互いの文化に関する勉強会や講演会を行い、互いの文化の違いや、世界、アジアの中の日中関係についての考えを深めることも目指しています。
—プログラムへの参加方法を教えてください。
プレエントリーを行っていただき、志望動機など簡単なものをお聞きする面接の試験があります。地方に住んでいる方はSkypeを通して行われます。
・プレエントリーフォームを含むリードアジア2018の情報が記載されているFacebookのURLはこちら!
—なんだか難しそうですが…誰でも参加できるのでしょうか?
プログラムは全て日本語で進められます。
私自身一年生の頃に参加し、企業訪問やディスカッションなど初めての事ばかりでした。英語や中国語もできるわけではなかったですし、不安でしたね。でも、中国の学生や同じ年代の子と様々な経験を共にすることで、大学生活がより良いものになっているなと感じています。
—中国の学生は、どのような方が参加されるのでしょうか。
日本への留学生もいますし、中国本土から参加される方もいます。みなさん努力家で、日本に来るのは初めてなのに日本語がペラペラな子もいました。「学べる状況に誇りを持っている」印象が強いです。
—お互い刺激し合える関係になりそうですね。
はい。日中交流への入り口にとてもオススメなプログラムとなっています。企業からの課題に対して、限られた時間の中で年齢も国籍も違う参加者通しで協力するのは、難しいものもありますが、終わった後の達成感は何物にも代えがたいですし、そこで生まれるコネクションは宝物になります。
全て日本語で行われるので、「何か挑戦したい!」と思う学生の皆さん、是非エントリーしてください。
※参加費は未定ですが、去年は宿泊費と食事代込みで3万円、別途で交通費が必要であったそうです。
・プレエントリーフォームを含むリードアジア2018の情報が記載されているFacebookのURL
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・質問を受け付けるためのLINE@のURL
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