初めまして、私は中村陸八(なかむらりくや)と申します。
現在大学を休学して、ドイツで1年間留学している一方、サッカー日本代表の岡崎慎司さんがアドバイザーを務める現地サッカーチーム「FCバサラマインツ」でインターンスタッフとして働かせていただいています。
今後の記事では、日本人がドイツでゼロからサッカークラブを作る面白さと苦悩、そして海外インターンからわかった言語・文化の違いなど私の経験を述べたいと思います。
記事を通して、より多くの学生の方々の海外挑戦への手助けとなればうれしいです。
目次
私が海外挑戦を決めた経緯
私は幼稚園の頃からサッカーを始め、15年間続けています。プロ選手を目指し、サッカーばかりの生活でした。しかし、高校生のころ、将来を考えた時にサッカー以外のものに興味を持つようになりました。幼少期に何度か海外在住を経験したことから、特に海外での生活に強い憧れを抱いていました。
しかし、その時は海外に行きたいと思っていても部活が忙しく、気が付けばあっという間に大学生になっていました。
大学生になって比較的時間に余裕ができたことで、今までに無い経験やたくさんの話を聞き、これまでの自分がどれだけ狭い世界で生きていたのか痛感しました。
同時に学生であることの貴重さにも気付きました。「これからの人生において学生であること以上にローリスクハイリターンなチャンスは無い」と確信しました。自分のやってみたい事に挑戦し、失敗し、経験し、最高の人生を作る準備をしようと思いました。そこでまず頭に思い浮かんだのが海外挑戦でした。
なぜ留学しながらインターンを始めたのか
自分にとって海外は未知の世界でしたが、どんな経験でも学生である今なら必ず自分にとってプラスに働くと考えたからです。
もちろん大学を通した交換留学という選択肢もありました。海外の大学でたくさんの事を学び、友達を作って文化交流をすることはとても魅力的でした。しかし、今まで自分がサッカーに打ち込んで得た貴重な経験を活かしつつ、そのうえで海外の文化や人々と交流する機会の多い留学方法はないかと考えました。
そのときに「自分のように海外挑戦に強い思いを持っていても、部活やその他の活動にどうしても縛られてしまっている人がいるのではないか」と感じたことがあります。
そんな壁を少しでも低くするための組織・環境作りに関わりたいと考え始めるようになりました。私がたどり着いた選択肢がFCバサラマインツでのスポーツマネジメントを学ぶための海外インターンです。
サッカーチームでのインターン
FCバサラマインツは2014年にドイツ・マインツ市で設立された、日本人が会長を務めるサッカークラブです。設立後3年連続でリーグ優勝・昇格を繰り返して、現在は8部リーグに所属し、ドイツサッカー史上初の4年連続優勝・昇格を目指し戦っています。
しかし、設立から日が浅く、ドイツで0からサッカークラブを運営する難しさと日々戦っています。ファンやスポンサー獲得、知名度をあげるためのイベント企画といった様々な挑戦に取り組んでいます。
さいごに
「学生」だからこそ挑戦できる事、感じられる事はたくさんあるはずです。その貴重な機会を皆さんもぜひ活用してみてください!
次回から、FCバサラマインツでの具体的なインターン内容や実体験について書いて行きたいと思います。よろしくお願いします!
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