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世界には英語ネイティブの方が少ない
これらの記事によると、統計的に英語ネイティブより、第二言語として英語を使うことのできる人の方が多いことが分かります。
現在アメリカの空港で記事を書いていますが、本当に人種様々な州に来ているせいか、一人ひとり全く違う訛りの英語を話します。文法も多少間違っていてもお構いなしです。私が正しい文法で文章を作って話したとしても、キーとなる単語だけを拾って聞いて返事をする人がいて、時々話がかみ合わない時もあります(笑)
私たちが考えているよりも、ネイティブも非ネイティブも適当です。適当で良いのです。それで通じます。分からなかったり、勘違いが起こっていれば再度聞き直せばいいだけのことです。
日本でも方言があるのはもちろん、間違った言い回しが日常的に結構な頻度でされていますよね。それと同じです。
訛りがあったらダメなの?
よく日本人は発音の良さを気にしがちです。英語の発音が全く大事な要素ではないとは言いません。ただ、普通に日本語訛りの英語で通じます。
訛りのある英語を話すということは、少なくとももう1つ言語を話すことができるということです。訛りのある英語にむしろ誇りに誇りを持つべきだと思います。
タイ出身の友人に「時々英語ネイティブとして生まれたら良かったのにと思うことがあった」と話したところ、「え?そう?私は全然気にしないよ。タイ語話せるし。英語ネイティブは英語しか話せない人多いんだよ。」と言われ、なんだかいきなり心がスッとしました。
よくよく聞くと別に大したこと言ってない
英語を話しているだけで、すごい!と思うのは仕方のないことかもしれませんが、少し考え方を変えてみませんか。
よくよく聞いていると正直大した話をしていないことがあります。日本語だったら「まぁそれは当たり前だよね」と思う内容を英語ですると、「なんだかすごいことを話している!」と勘違い、若しくは思い込みをしてしまう人いるようです。
英語が流暢に話せるかよりも、英語で話している中身の方がとても大事です。
よくディスカッションで見かける光景ですが、元々英語が得意な人が初めはダーッと意見を言っていきます。しかしはっきり言って内容が薄いことが多いです。意見が詰まり出した頃に、英語が苦手でも一生懸命何かを伝えようとする人が出てきます。彼らの意見の方がよっぽど核心を突いていたり、中身が濃かったりします。
英語できなくても他に素晴らしいところありますよ
英語ができる人が羨ましいと思っても、そう思われている人たちも結局ネイティブや帰国子女には叶いません。よく言われることですが、英語はただのツールの1つです。
この記事を読んでいる人の中には、英語に苦手意識を持っていても、プログラミングスキルがある、他の言語が話せる、楽器を弾ける、日本語の敬語が正しく使える、ファッションセンスが優れてる、得意なスポーツがある、などなど、英語以外の素晴らしいスキルを持っていらっしゃるはずです。
もう一度言いますが、英語はコミュニュケーションツールの1つでしかありません。あなたには他にも得意とすることが沢山あるはずです。
もっと自由に英語を話そう!
世界には英語ネイティブの方が非ネイティブより少ない、訛りがあるということは他の言語も話せるということ、ペラペラ話すことよりも何を言うか内容の方が大切、英語が多少苦手でも他の得意なことがある、この考え方を意識していれば、英語コンプレックスが少しは解消されるはずです。
日本語を勉強している非日本語ネイティブの方々を思い出してみてください。彼らはたとえ日本語ペラペラでなくとも、一生懸命伝えようとしているはずです。多少文法や単語が間違っていても理解できる範囲ですよね?もし意味が分からなければ「〇〇ってことが言いたい?」などと、言い回しを変えるなどしてコミュニュケーションを図りますよね。
英語ネイティブにも私たち非ネイティブが話す姿は同じように映るはずです。
もっと自由に英語を話しましょう!自分らしい英語で良いのです!