皆さん、少しずつ、でも確実に暑くなってくるこの頃いかがお過ごしでしょうか?
特に(僕は未経験ではありますが…)就活にこれから取り組まれる方は、時事問題の勉強を始めていたりしませんか?就活をしない大学1,2年生の皆さんも、少しは日々ニュースに触れなきゃなあ、と思いつつ中々新聞を読むのにまとまった時間を取れなかったりしていませんか?
そんな皆さんに、僕がオススメのものが一つあります。それは、実を言うと海外のニュースを扱った雑誌・新聞記事です。「え!?そんな難しいもの…」と思った方。分野選びと読み方のコツさえ掴めば、実はそこまで難しくないんですよ、海外の記事も。それに、例えば2人先輩がいたとして、一人が「読売新聞」や「朝日新聞」を読んでいる横でもう一人がReuter(ロイター ご存知ないですか?イギリスの超有名ニュース誌です。) を読んでいたとしましょう。どちらの方がカッコイイと思いますか?やっぱり英語のニュースを読んでいる先輩ですよね!実際に、Reuter, Economist, Guardian, Financial Timesなどなど、なんだかスゴそうなものを読んでいた方がカッコよく見えるし、英語の学習にもなるし、一石二鳥ですよ!それに、自分の中でも、「Yahoo!ニュースを読んでるワタシ」をイメージするより、「Economistをめくっているワタシ」をイメージする方がなんだかテンション上がりませんか?
というわけで、今回は海外の時事ニュースの読み方をご紹介します!
目次
① あなたが割と詳しい分野は?
え?そんなことより英語の読み方教えてくれよ。と思った方へ、実は分野選択が海外のニュースを初めて読む人にはものすご〜く重要です。特に筆者が経験した中で最悪だったのは金融系。ただでさえよくわからないことを英語で語られた時の絶望感はトンデモナイ。
いや…そんなこと言われたって自分詳しい分野ないし…という方へ。それでもまだ何となくわかることはあるはずです。どうしても思いつかない方は、環境系のことを思い出してみるといいと思います。CO2排出量を減らさないといけないこと、そのためにパリ協定が発動したこと、アメリカがパリ協定から抜けそうなことなどなど、このくらいのことを知っているだけでも全然違います。
本当に分からない分野(例えばプライベート・エクイティという金融の一分野なんて誰も知らないでしょう??) に足を突っ込んだら最後、辞書とウィキペディアを引くのが忙しすぎて記事どころではなくなります。だから、基礎的知識・単語が生きてくる環境系・東アジア系・AIや自動運転などのテクノロジー系が手の付けどころとしていいのです。
② 雑誌は何にしよう?
次に考慮すべきは雑誌を何にするか、なのですが、正直気分で決めていいと思います。例えば、その日の日付を3で割ってあまりが1ならGuardianにしてみる、とかでOKです。もちろん論調とかに各紙で差はありますが、それを気にするべきは時事分析の専門家などであって、とりあえず読む分にはそのようなことを考えなくても問題なしです。
ただ、流石に記事の長さはよく見ておいた方がいいでしょう。ネット記事ならスクロールをしてみて下さい。長い記事は信じられないくらい長かったりします。読むのにかかる目安時間がReuterのネット記事は書かれていたりするので、よく分からない人はReuterで大体5分くらいで読めると書かれている記事を、10分~15分くらいかけて読んでみるのがいいと思います。
③ 最初から読む?いや待った!
次は本当に読む時の話です。おそらく多くの人は最初から順番に読んでいきますよね。いや、まずはそこで立ち止まって下さい。英語を読むのはハードルが高いので、少しでも読みやすくしましょう。
個人的なオススメは、最初に結論部分を読んでしまうことです。そうすると記事の中で少しくらい話がそれる部分があっても、最終的に何を問いとしてどのような答えを導いているのかがわかりますよね。さらにいえば、その結論部分が理解できない記事を読むのは(英語で勉強することに慣れていないなら)お勧めできません。自分にとって新しいことを一から英語で、理詰めで理解するのは骨が折れます。まずはある程度「そうだよね!」と思えるものからスタート。これが成功の秘訣だと思います。
どうでしょうか?自分でもできそうだと思えましたか?
海外の記事に直接触れるのは、時事対策・英語対策などの面でも、今まで無理だと思って拒絶してきたものに触れてみるという体験としても、素晴らしい経験になると思います。
僕も授業の関係などでかなりEconomistやReuterを読まないといけないことがあります。お互い頑張りましょう!
Add Comment