コロナ禍の影響もあり、最近は英語で聴けるポッドキャストコンテンツが豊富になっています。今回は、帰国子女や英語好きの人のために、リスニング力維持におすすめの、ニュースとエンタメのポッドキャストを紹介します。
By: Global Team
目次
そもそもポッドキャストとは
ポッドキャストとは、音声媒体による情報発信です。Apple PodcastsやSpotifyなど、多くのコンテンツを無料で聴くことができます。
メディア不信が高まる米国では、コロナ禍の移動制限もあり、ポッドキャストで配信される情報量が増えています。携帯からアクセスし、家事をしながら、運転をしながら、片手で利用することができます。また、英語のリスニング維持のためにも最適なプラットフォームです。
ニュース編
ポッドキャストで配信されるニュースの特徴は、専門家との対話形式が多く、オンライン記事よりも時事問題に関して理解が深まることです。今回は、政治的スペクトルで右寄り中央と左寄り中央の視点から解説しているチャンネルを、それぞれ紹介します。
(1) The Megyn Kelly Show
元FOX・MSNBCニュースキャスターのメーガン・ケリーによる政治コメンタリー。ワクチン接種の是非やウクライナ情勢など、時事問題について数人のゲストと議論をします。彼女自身は右寄り中央の思想を持ちますが、招待される専門家は多種多様で、意図的に右派と左派を対立させるエピソードもあります。また、彼女は弁護士の資格を持つので、開廷期中の事件に関する解説も注目です。
更新日:毎平日
Apple Podcasts: The Megyn Kelly Show
Spotify: The Megyn Kelly Show
(2) Sway
ニューヨーク・タイムズ紙のカラ・スウィッシャーによる政治コメンタリー。政治に加えて、シリコンバレーの動向についても論評をします。彼女もゲストも左寄り中央の思想を持つ場合が多い印象ですが、現在のバイデン政権への建設的な批判も怠りません。30分前後と聴きやすい時間にまとまっているので、最新情報を入手するにはおすすめです。
更新日:毎月曜から木曜
Apple Podcasts: Sway
Spotify: Sway
エンタメ編
ポッドキャストでは、コメディアンがお笑いを配信したり、ドラマの音声を聴けたりと、エンタメに関するコンテンツも豊富です。ハリウッドのコメンタリーに関しては、ゴシップだけではなく、米国の文化的背景と結びつけた刺激になる解説がたくさんあります。
(3) Skip Intro
ヴァニティ・フェア誌でハリウッドを長年取材してきた経験を持つクリスタ・スミスによるインタビュー。ネットフリックスが主催するチャンネルで、配信サイトの話題作に出演する俳優やディレクターと対話します。「才能」がパッションだと言う彼女は、ゲストの現在の活躍だけではなく、彼らの生い立ちや将来の夢まで、幅広く質問します。
更新日:毎週水曜日
Apple Podcasts: Skip Intro
Spotify: Skip Intro
(4) Criticism is Dead
ヴォックスメディアでプロデューサーを勤めライターとしても活躍するペリン・ケスキンと、ブログサイトのライターであるジェニー・チャンによる文化コメンタリー。例えば「ドライブ・マイ・カー」と「ラブ・イズ・ブラインド」の組み合わせで愛をテーマに論評するなど、比較研究をします。各エピソードの最後には、ハリウッドで注目のニュースについて解説する時間があり、最新の文化的動向を理解するには最適です。
更新日:毎週火曜日
Apple Podcast: Criticism is Dead
Spotify: Criticism is Dead
終わりに
ニュースとエンタメに関するポッドキャストを4つ紹介しましたが、各配信サイトでは、関連チャンネルの提案や、コメディーやニュースなど分野別に検索できる機能があります。
これらをきっかけにポッドキャストを活用してはいかがですか。
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