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【逃げじゃないよ】共通テスト直前に志望校を国公立から私立に変えた受験生の話

こんにちは🐇

 

今回は受験生の皆さんを少しでも応援出来たら、という気持ちで私の受験体験記を書こうと思います。

 

※🌟が多い順に大切な読んでいただきたい項目となっています

 

数学が人生の大敵

敵から逃げてきた高1・高2

私は高校1年生の時から関東の国公立大学を志望していました。

しかし、私の成績は到底その夢に届くような成績ではありませんでした。

特に数学は本当に苦手で成績が悪く、それだけならまだしも学習意欲も低かったため全く伸びませんでした。

結果として高校2年生の模試の成績から、綺麗な二等辺三角形が見られるようになりました…(笑)

「このままではまずい」と思いながらも、ずっと逃げていました。

3年生。

受験学年突入。未だ国公立志望中。

がむしゃらに解き続けた夏

高2冬から力を入れだした数学は少しずつ成績が上がったけれど、志望校の共通テストのボーダーには全く届いていませんでした。ずっとずっと不安で焦っていました。

夏になってもやはり国公立大学しか眼中にありませんでした。

高校の担任の先生にも、まだあきらめる必要はないと言われていました。

夏休み中はとにかく数学に打ち込みました。朝から晩まで塾にこもってとにかく問題数をこなしました。

絶望、ただただ絶望の秋

しかし、夏明け。本当に数学が伸びない。

ものすごく悩みました。なんでこれだけやりこんだのに伸びないのか。

焦りと自分への絶望を日々感じていました。

秋の面談で、担任の先生にも「第一志望の大学を受けるのもいいけど、こっちのほうがいいんじゃない?」と別の地方国公立大学を薦められました。

正直、すごく嫌でした。夏にあれだけ努力したのにその努力が報われず、自分でそれを水の泡にしてしまうのが怖くて、また「あれだけやったから自分はもっと伸びる」と自分を持ち上げていたこともあって絶対に第一志望を変えたくないと思っていました。

でも、数学が圧倒的にできなさすぎるし、私が第一志望に合格しているビジョンが見えない。もう変えるしかないのか、と諦めそうにもなりました。しかしやっぱり私は、「絶対に東京や関東圏に出たい、そこで就職したい」という夢が捨てきれず、宙ぶらりんな気持ちで日々過ごしていました。ずっと悶々としていました。

 

🌟🌟「憧れ」の変化と反対

転機

その話を塾の先生にしてみると、「私立大学でもいいんじゃない?」との助言をいただきました。考えもしなかった意見でびっくりしました。

その時私は、全く私立の大学のことを調べていなかったので急いで関東の私立大学について調べました。

そこには私がまさに学びたかった学部学科の紹介で溢れていました。

数学もこれ以上伸びない、とまさに現実を受け入れようとしているタイミングだったし、そんなことがどうでもよくなるくらい私にとってとてもとても魅力的な学科でした。

そこで受験生の秋に急遽、私立大学を志望することにしました

これって逃げなのか?

学校の担任の先生には、「ここで国公立をあきらめるのか」と言われました。

覚悟はしていましたが、やはり「逃げ」だとして再考するように促されました。

しかし、「私の人生は私で決めたい、誰も私以外私の将来は保証しない」という強い気持ちをもって、学びたい場所、学びたい学問を兼ね備えている私立大学への志望を変えませんでした。

 

🌟気持ちの入れ替え

残り3か月…

そこからはがむしゃらに国語、英語、地歴公民を勉強しました。

急に志望校を私立に変えてしまい、勉強の仕方も全くと言っていいほど国公立と違うから、不安な気持ちが大きかったけれど、やるしかないと自分を奮い立たせていました。

絶対に合格してみせる、という思いは誰にも負けていなかったと思います。

その強い気持ちで、ほかの受験生に少しでも追いつこうと奮闘しました。

焦りしかなくて、成績もすぐには伸びるはずもなくどんどん焦っていくばかりでした。

その様子を見て塾の先生が机にこんな付箋を貼ってくれました。

「努力して誇れる自分になろう」

この言葉で、自分に自信がつくように今よりももっと本気で学習と向き合おうと少しずつ心を落ち着けながら受験当日まで粘りました。

何度もこの言葉に救われました。

受験終了

結果的に第一志望の大学への進学は叶いませんでしたが、今、都会の大学で学びたい学問を素敵な仲間と学べています。とても充実した素敵な大学生活を手に入れられました。

 

得られたもの

私が受験で得られたものはとても大きかったと思います。

受験前は、深く考えず「とりあえず国公立」という危ない考えを持っていて、将来の具体的なビジョンを持てていませんでした。

しかし、本気で自分の将来と向き合い、様々なことをきちんとリサーチして、自分で自分自身のビジョンを描くようになり、大学に入学した今、自分の人生を自分で彩るために行動できています。

 

🌟🌟🌟伝えたいこと

自分の意見を尊重してよかった、と胸を張って言えます。

自分が行きたいと思った進路になんと言われようと突き進むべきだと思います。

志望校を変えることは絶対に逃げではありません。

自分の人生は自分でしか構築することはできません。

なんと言われようと、なんと非難されようと絶対に自分の意志は突き通して下さい。

反対されたら辛いかもしれませんが、その先の将来の自分は後悔することになるでしょう。

もし志望校を変えることに悩んでいる方がいるなら絶対に諦めてほしくありません。

 

また受験期を控えている方に伝えたいのは、「自分の視野にないことでも調べておきましょう」ということです。私は調べていなさ過ぎて本当に後悔しました。

あとは、将来のビジョンをぼんやりでも持っておくことをおすすめします!

それが一番の原動力になります。

もうひとつは、苦手な教科でも果敢に挑むことをおすすめします。

本当に大事です…(笑)

まとめ

以上が私の体験記でした。

言葉ひとつひとつに悩まされて動揺して、受験期はものすごくきつい期間だと思います。

努力の先には明るい将来が待っています。ありきたりな言葉だけれどこれは本当です。

自分の夢は、自分自身で掴みとってやりましょう!

皆さんのご健闘を祈ります!

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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