大学生になったから大学生っぽいことしたい!、せっかく上京したから色々なところに行ってみたい!と思ったので博物館探索をしてみようと、今回はポリスミュージアムに行ってきました。
ポリス、警察と聞いたら「なんか怖い」「大変そうな仕事…」と思うひとも多いはず。実際、私たちはパトカーをみると何もしてないのにドキドキするし、逆に警察官も時たま襲われることもあるし、殉職するひともいる。ドラマや映画ではよく見るけど詳しい業務内容は知らないという人も多いと思います。
皆さんにもぜひ、ポリスミュージアムに関心を持って実際に訪れていただきので、今回は、警察、主にポリスミュージアムにの概要や警察に関する豆知識、大学生でもできる警察関連のボランティアについてご紹介します。
目次
ポリスミュージアムの基本情報
・ポリスミュージアムは、日本警察の始まりから現代までの歴史的な資料を展示し、現在の警視庁の活動について紹介する、来て、見て、学び、体験できる博物館です。
・子どもたちも興味を引くよう、アニメーションを使った映像資料や警察官の仕事を疑似体験できる展示装置などを導入し、楽しく警察の活動を学べます。
警視庁 ポリスミュージアム紹介ページより抜粋
→子どもたちにもわかるような資料や展示が多いので、簡単に警察について学ぶことができます。
開館時間:午前9時30分〜午後4時まで(2021年12月現在)
休館日:月曜日(祝日にあたる場合はその翌日)
年末年始(12月28日〜1月4日)
入館料:無料
アクセス:東京メトロ銀座線 京橋駅(2番出口から徒歩約2分)
東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅(7番出口から徒歩約4分)
東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線 銀座駅(A13出口から徒歩約6分)
都営浅草線 宝町駅(A4出口から徒歩約5分)
所在地:〒104-0031 東京都中央区京橋3丁目5番1号
ミュージアムの中で見られる展示とは
1階は、ピーポくんホールといって、主に警察車両の展示のコーナーになっています。街でよく見かけるパトカーや憧れる人も多い白バイなど多種多様のかっこいい車両をみることができます。子どもたちが見たら大はしゃぎのコーナーですよね。
2階は、主に防犯のための情報が得られる展示のコーナーです。私は今回、事件・事故は110番、緊急性を要しない110番は#9110番ということを初めて知りました。実際に警視庁に寄せられる110番のうち、約3割は家事相談や運転免許証更新の問い合わせなどの不要・不急な通報なんだそうです。皆さんもここでしっかりおさえておきましょう。
3階は、警察の具体的な仕事に関する展示や体験ブースになっています。3階に着いて一番最初に目に入るのが警視庁京橋警察署博物館交番という模擬交番です。この中では、自分が交番勤務中の警察官になっているかのような感覚で、交番勤務の警察官の仕事を目で見て学ぶことができるブースとなっています。
1〜3階までは写真撮影が可能です。ここからの4〜6階は撮影が不可です。訪れた時は気をつけましょう。
4階、5階は少し大人向けのブースとなっています。
4階は、具体的な警察の組織に関する展示のブースとなっています。特に警視庁警察官が実際に着用している様々な用途の制服も展示されているのですが、かっこいいなと思ったと同時に警察の組織の中にもこんなにも職種があるのかということに驚きました。
5階は、警察の歴史を紹介するブースとなっています。未解決事件の事件の詳細の情報など、「あ!これテレビの再現ドラマで見たことあるかも!」という事件が数多く紹介されていました。また、過去の警察の制服も時代の変遷とともに実際に展示されています。「あれ?男性の制服はあるのに女性の制服がないのはなぜなんだろう?」という風に社会の風潮も一緒に学ぶことができますよ。
6階は、イベントホールになっています。私が行った時は「東京オリンピック1964特別展 〜警視庁の活動〜」という催し物が行われていました。こちらも無料で見ることができるのでぜひ行ってみてください。
警察豆知識
Q. 警察はなぜ「警察」なのか?
A.「警」は、社会に犯罪や事故がおきないように警戒すること、「察」は、犯罪や事故が起こるのを防ぐために、それをあらかじめ知ることの意味。
Q. パトカーはなぜ白と黒なのか?
A. 昔は白だったが、白一色だと一般車との見分けがつかなかったことから、ボディーの下半分を黒塗りにしたのがはじまり。
大学生でもできる警察関連のボランティア
ここでは警視庁が募集している警察関連のボランティア等を紹介します。興味のある方は応募してみてはいかがでしょうか?
◎ピーポーズ
「ピーポーズ」は、平成22年8月に、「若者の防犯意識の向上」、「防犯ボランティアを担う次世代の人材育成」を目的とし、警視庁の呼びかけにより結成した防犯ボランティア団体です。大学生が中心となり、都内各地で若者ならではの防犯ボランティア活動を展開しています。
警視庁 ピーポーズ紹介ページより抜粋
◯活動の一例
・防犯パトロール、環境美化活動
・ランニングパトロール
・防犯キャンペーン
・犯罪をテーマにした寸劇
など
詳しくはこちらから
◎少年補導員
警察官や地区の少年補導員さんと一緒に、不良行為少年等に対する発見補導活動を行います。その他に少年の立ち直り支援活動として芋掘り等の各種体験活動等のお手伝い、また悩んでいる少年の話を聞いてあげたり、年齢の近い皆さんからのアドバイスをお願いすることもあります。
警視庁 大学生等少年補導員募集ページより抜粋
◯募集条件
都内に居住、または都内に大学があり通学している20歳以上の大学生。
詳しくはこちらから
まとめ
ポリスミュージアムにはここでは紹介しきれなかった、実生活に役立つ情報から私たちの生活を守る警察という組織についての知っておいたほうが良い情報がたくさん詰まっています。
ポリスミュージアムだけでなく、博物館を訪れると実生活で役立つ様々な情報、例えば、#9110という番号といった新発見があります。ショッピングやカフェ巡りも良いですが、時には博物館探索もしてみてはいかがでしょうか?
Add Comment