休みの日の過ごし方

まるで「昭和の喫茶店」!?東京都美術館の企画展「杉戸洋  とんぼ と のりしろ」に行ってみた

毎日暑い日が続いていますね。

「外には出たくない…けど家の中にいるのももったいない」という方へ!

涼しさを感じられる上野恩賜公園はいかがでしょう?

美術館、博物館が集い、動物園もあり(こちらは暑いです)、おしゃれなカフェもあり、1日中楽しめますよ!

 

 

 

 

 

今回私は、その中の一つ、東京都美術館に行ってきました!

現在、杉戸洋さんの、とんぼ と のりしろという展覧会が行われています

展示室は、まるで“昭和の喫茶店”のような、「空間」と「時」を感じさせるものでした。

現在サマーナイトミュージアムの期間中なので、大学生・専門学校生は指定日時に限り観覧無料!→《サマーナイトミュージアム 宵の美》

ギャラリートークでは、展覧会を担当した学芸員の方のお話を聞け、初心者でもわかりやすく展示を楽しめます。

通常の美術館の展示室は「ホワイトキューブ」といわれるタイプが多いのですが、こちらの東京都美術館のギャラリーは真逆で、ハツリ仕上げのコンクリートの壁や柱と常滑のタイルでできた床など独特のたたずまいを持つ空間です。

今回の展示室では、加えて、カラーシートなどを使用し、親しみのある素材でその場の空気が整えられています。

雰囲気がとても暖かい!

杉戸さんの絵画は、白や淡い色が使用されることが多いそうです。

今回は絵の色もこの空間と響き合うように決められていて、これまでとは少し異なった色使いの作品を楽しむことができます。

タイトルである「とんぼ」は、虫のとんぼではなく、印刷物を作るときの目印のことだそう。

「とんぼ と のりしろ」は、おさえるべきポイントと、そこから解放された、成長のゆとりのようなものがイメージされています。

作品から何を感じるかは人それぞれかと思いますが、この「のりしろ」になにが当てはまるのだろう、と考えるのもいいかと思います。ソファに座ってぼんやりとしてもいいですね。

 

15m程の大きな作品は一つ一つ、常滑にある、水野製陶園で様々な色の釉薬をかけたタイルが組み合わされています。

下手の近くの位置には鍵盤のようなものがあり、色と音が一体となって響いてくるようです。

こちらの作品、椅子に座って下から見上げると、虹に見えたり船に見えたり。いろいろな想像が膨らみます。

4つのお部屋に分けられていますが、それぞれの空間で作品がガラッと変わったりするのも楽しめます。窓から入る光がとても素敵で、カラーシートによって昼はテーブルに虹が写ったり。

昼と夜では展覧会の異なる雰囲気を味わえ、時間を変えて訪れるのがオススメです。

「2度楽しめる!」というヤツですね。

 

合わせて、美術館には優雅な音楽が流れるレストランがあったり、写真を撮って楽しめたり。東京都美術館ではテーブルや階段などの形に「おにぎり型」が多々使用されていて、それらを見つけるのも面白いですね。美術館の建築をめぐるツアーも行われているそうです。

気になった方は是非訪れてくださいね!

一人で見に行くのにも、何人かで見に行くのにも、ゆったりとした時間の流れを、「とんぼ と のりしろ」の空間から感じられると思います。

 

詳細は、東京都美術館のHPをご覧ください。

サマーナイトミュージアム期間中のギャラリートークは、8月18日(金)、8月25日(金)各日19:00~です。

〈サマーナイトミュージアムによる特典、他にもあります!特集ページをご覧ください

(番外編:東京都美術館の周辺にあるカフェ ↓ )

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