梅雨の季節になり雨の日がすっかり多くなりましたね。
こんな日が続くとテンションが下がって家事も面倒になるし、大学の課題をするのも面倒になるし、はたまた外出するのさえ億劫になっちゃいますよね。でも時間がもったいないし、かと言ってお金もない…それが大学生だと思います。
そこで今回は、学生証1枚で、しかも雨に濡れずに楽しむことができる上野公園内の博物館、美術館をご紹介したいと思います。雨の日だからこそ博物館や美術館に行って学びを深めてみませんか?
目次
東京国立博物館
2022年に150周年を迎えた東京国立博物館には現在12万件もの収蔵品が収められています。このうち国宝が89件、重要文化財が648件収められており、国宝に関しては全国の国宝に指定されている美術工芸品の約1割が東京国立博物館に収蔵されています。
これらの収蔵品や寄託品で構成される「総合文化展」(いわゆる常設展)では常時3,000件を展示しています。
・東洋館 “エジプトのミイラ”
本館には誰でも教科書などで一度は目にしたことがある有名な作品が展示されていて、はじめての人や美術品鑑賞慣れしていない人でも感動すること間違いなしです!私は「見返り美人図」を生で観たときに「これが本物なんだ…!」と感動しました。
また、東洋館にはアジアの美術が展示されています。東洋館の個人的な見どころはエジプトのミイラです。
ミイラを見る機会が普段ないのですごくびっくりするし、すごく神聖なものでゾクッとします。
(展示が終わっていることがあります)
「東京国立博物館キャンパスメンバーズ」会員校に在学している学生は学生証の提示で、総合文化展が無料で何度でも観ることができます。このキャンパスメンバーズ会員として観覧する場合は学生証の提示が必要です。必ず持参してください。
会員校などの詳細はこちら
休館日:月曜日(ただし月曜日が祝日または休日の場合は開館し、翌平日に休館)、年末年始など
アクセス:JR上野公園口、または鶯谷駅南口下車 徒歩10分
東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅下車 徒歩15分
京成電鉄 京成上野駅下車 徒歩15分 など
公式HP:https://www.tnm.jp
国立科学博物館
国立科学博物館は日本で最も歴史のある博物館の一つで、自然史・科学技術史に関する国立唯一の総合科学博物館にあたります。。主に、調査研究、標本資料の収集・保管、展示・学習支援を活動の柱としている博物館です。地球、歴史のリアルが目で見てわかる展示となっています。
壺に入った女性のミイラ
・地球館 恐竜の復元骨格
日本館1階には、渋谷駅前の銅像でお馴染みの忠犬ハチ公のはく製が展示されています。有名なだけにはじめて観ると「あっ!あのハチ公じゃん!すげ〜」と感動すると思います。また、江戸時代に入れられたとされる壺に入った女性のミイラも目を引きます。結構衝撃的なので周囲には人だかりができていました。
地球館地下1階には巨大恐竜の復元骨格がたくさん展示されています。ロマンいっぱいの恐竜の模型を観ると童心に帰ってドキドキしちゃいます。
(展示が終わっていることがあります)
大学パートナーシップ入会大学・学校の学生は通常630円の常設展の入場料が無料に、特別展入場料が630円引きになります。この国立科学博物館だけでなく、白金にある附属自然教育園や茨城県の筑波実験植物園も入園料無料になります。
このパートナーシップを使っての入場・入園には学生証が必要なので必ず持参してください。
入会校などの詳細はこちら
休館日:毎週月曜日(月曜が祝日の場合は火曜日)、年末年始(12月28日〜1月1日)、害虫駆除のための館内くん蒸期間 など
アクセス:JR「上野」駅(公園口)から徒歩5分
東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分
京成線「京成上野」駅(正面口)から徒歩10分
公式HP:https://www.kahaku.go.jp/index.php
国立西洋美術館
フランス政府から寄贈返還された松方コレクション(印象派の絵画およびロダンの彫刻を中心とするフランス美術コレクション)を基礎に、西洋美術に関する作品を広く公衆の観覧に供する機関として発足されました。絵画、彫刻など、およそ6,000点の作品が所蔵されています。また、国立西洋美術館の建物は世界遺産として登録されています。
このモネの睡蓮という作品はおそらく教科書などで一度は目にしたことがあるくらい有名な作品です。私は美術、特に絵画は疎くて作品の背景などの詳しいことは全くわかりませんが、この作品は「観たことある!本物だ〜」と本物を観ることができたという点で感動しました。
(企画展につき、展示が終わっていることがあります)
独立行政法人 国立美術館の「キャンパスメンバーズ」の加盟校に在学している学生は、学生証の提示で所蔵作品展(常設展など)は無料、企画展は団体料金(通常より安い料金)で何度でも観ることができます。このキャンパスメンバーズ会員として観覧する場合は学生証が必要なので必ず持参してください。
独立行政法人 国立美術館の「キャンパスメンバーズ」は全国に加盟校があり、利用できる施設も国立西洋美術館の他に東京と関西に5箇所あります。無料という学生の特権を使って色々な所に行ってみてはいかがですか?
加盟校などの詳細はこちら
開室時間:常設展 9:30〜17:30(金曜・土曜 9:30〜20:00)、企画展 9:30〜17:30(金曜・土曜 9:30〜20:00) (入室は閉室の30分前まで)
休館日:毎週月曜日(月曜が祝日の場合は火曜日)、年末年始(12月28日〜1月1日) など
アクセス:JR「上野」駅(公園口)下車 徒歩1分
京成電鉄「京成上野」駅下車 徒歩7分
東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅下車 徒歩8分
公式HP:https://www.nmwa.go.jp/jp/index.html
東京都美術館
東京都美術館は「世界と日本の名品に出会える美術館」、「伝統を重視し、新しい息吹との融合を促す美術館」、「人々の交流の場となり、新しい価値観を生み出す美術館」、「芸術活動を活性化させ、鑑賞の体験を深める美術館」という4つの役割を持つ美術館です。
「東京都歴史文化財団パートナーシップ」の加盟校に在学している学生は常設展が無料に、特別展・企画展が割引料金で鑑賞することができます。また、東京都美術館の他に各種展覧会に無料、もしくは割引料金で鑑賞することができます。
会員校などの詳細はこちら
休館日:第1、第3月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
特別展・企画展:月曜日休室(祝日・振替休日の場合は翌日)
年末年始 など
まとめ
仮にお財布を忘れたとしても学生証1枚で楽しむことができる場所がこんなにたくさんあるんですね。今回ご紹介したこと以外でも大学生の今だからこそできることを精一杯楽しんでください!