休みの日の過ごし方

新しい放課後の過ごし方!国立新美術館の「サンシャワー展」へ行ってみた

学生の皆さん、注目!
今おすすめの放課後スポットは、安くて涼しくて、気軽に芸術に触れられる美術館!

私は先日4限終わりに、友達との予定が急になくなってしまったので、いつか利用しようと思っていたキャンパスメンバーズの制度を使い、お得に国立新美術館へ行ってきました。この日は18:00まで開館していました。

今日はその様子をレポートします☆★

国立新美術館とは
国内最大級のスペースを持った、常設展のない美術館。時期によって変わる企画展のため、1年中内容が違います。様々な価値観に触れる機会を提供しています。

 

—国立新美術館

「美術」に関して、なんの知識もないのに大丈夫かなぁと不安でしたが、展覧会HPに見どころの解説などがありました。
「ここは注目してみよう!」と確認できるので、事前に見ておいてよかったです!

最寄りの乃木坂駅で下車すると、6番出口がそのまま、美術館の入口につながっています。

美術館の中に入ると、平日の閉館時間の約1時間前ということもあってか、空いている!そして涼しい!外国人のお客さんが多いように感じました。それにしても、広い…!

始まったばかりだったので、東南アジアの現代美術を扱ったサンシャワー展を選びました。

早速、展示室入口の券売カウンターへ。学生証を見せると、200円お得になりました!嬉しい!

この展覧会では、無料で音声ガイドを利用できるいうことで、早速お借りしました。(有料の展覧会もあります)
携帯電話のような形で、耳に当てて聞くことができます。
説明文を読まなくていいという点と、一時停止を押しながら自分のペースで聞くことができる点で、とっても便利でおすすめです。

興味がなくても説明されれば見ますよね。自分で見るだけでは気づかない作品の見どころもわかります!

—作品を鑑賞!

さて、早速作品を見ることに。

イー・イラン《うつろう世界》(「偉人」シリーズより)2010

 

一番印象に残っているのが、体験型の展示。
民主主義を進めたいのに、発言ができず、声なき声で表された作品でした。

FXハルソノ《声なき声》1993-94

指で表された「DEMOKRASI」。それぞれの写真の前で、紙にハンコを押し、持ち帰ることができます。

他にも、戦争や植民地の悲惨さが現れた作品が並んでいます。

アウン・ミン《五大陸―世界は壊れかかっているか?(「ワールド」シリーズより)》2009

音楽と照明も、それぞれの作品によって変化していました。
正直、一人で見るのは怖かったです…!

でも、これが当時の人たちの「思い」や「声」なんだろうなと感じました。

休憩スペースを過ぎると、今度は参加型展示。ポストカードに思いを書き、置いていきます。
たくさんの言語が見られ、いろいろな国からお客さんが来ていることがわかりました。
一番印象的だったのは、「Know the TRUTH! 真実を知る」という言葉。

プーディイン《夕暮れの虹》2017

特に印象に残ったのは、チケットや広告にも載せられていたリー・ウェン《奇妙な果実》の作品と、
大量の毛糸の中に埋もれている9本のネックレスを来場者が実際に作品の中に入って探す、スラシー・クソンウォンの《黄金の亡霊(どうして私はあなたがいるところにいないのか)》でした。

前者は、肌の色による人種差別へ意識を促すため、身体を真っ黄色にペイントして誇張しています。派手な衣装で、様々な場所へ行った作品が展示されていました。この写真を撮るのは禁止されていました。(チケット画像右側参照)

後者は人間の「欲望」を表しています。

スラシー・クソンウォン《黄金の亡霊(どうして私はあなたがいるところにいないのか)》

多くの来場者が参加し、作品の中で自分たちを写真に収めていました。

—まとめ
国立新美術館を楽しむポイントは…
①主な作品の下調べ!展覧会HPをチェックしましょう。
②音声ガイドを利用!作品の背景を知りましょう。
③体験型展示に参加!思い出に残ります。

普段芸術に関わらない私も、満足の放課後でした☆★

—おまけ
帰りは乃木坂駅ではなく、六本木駅まで歩きました。静かな町並みをお散歩です。
駅の近くでは、ショッピングモールやテレビ局などを楽しむことができます

一人でも、友達とでもデートでも。六本木で「アート」に触れましょう!

〈ナイト・ミュージアム〉
・国立新美術館:7月21日~8月26日 原則 金・土曜日は21時まで開館(ただし、「ジャコメッティ展」は20時まで)
ナイト・ミュージアムの公式HP(https://www.rekibun.or.jp/nightmuseum/index.html)

〈キャンパスメンバーズ制度〉
自分が在籍している大学が国立美術館のキャンパスメンバーズ制度に加入している場合、所蔵作品展を無料で、企画展は割引料金で観覧できます。
対象校に入っているかどうかの確認はこちらの公式HPで確認が出来ます!

http://www.campusmembers.jp/members.html

 

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gakuseikichi

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