休みの日の過ごし方

Tokyo Africa Collection潜入レポート/アフリカを伝えるファッションショー

日本からはるか10.000㎞の雄大な大地アフリカ。皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか。

 

今回は、アフリカと日本をつなぎ、アフリカの魅力をより多くの人に伝えるために行われているファッションショー「Tokyo Africa Collection」の会場にお邪魔しました。ファッションショーの様子をリポートします!

 

 

ファッションショーは大きく二つに分けられていました。

1・メインショー

 

今回のメインショーのテーマは「Your Memories with Africa in Summer」。

アフリカ10か国をテーマにデザインされた新作ルックを、人気ファッション誌や各大学のミスコン等で活躍するモデルさんが身にまとって登場します。

来場者は400人ほどで若い人が多かったのですが、男性も多く来ていました。外国人の方もたくさん見かけました。

 

会場が暗くなり、いよいよTokyo Africa Collectionの開幕です!わくわくしますね!

 

 

 

スタートを告げる音楽とともにおしゃれな映像が流れ始めて…

音楽はビートのかっこいい洋楽で、映像もとてもスタイリッシュ。あれ?あんまりアフリカっぽくないぞ…?むしろ雰囲気はパリコレやTGCに近いと感じました。

 

それではメインショーの様子をご覧ください。

・服を紹介するためにただランウェイを歩くだけではなく、音楽、映像、歩くスピード、歩き方等の細やかな演出がなされているので、まるで舞台を見ているような感覚になりました。

・ご覧の通りに、純粋なアフリカの民族衣装を着ているモデルさんは一人もいません。また、音楽もPharrell WilliamsのHappyなど洋楽がメインで、アフリカの民族音楽は使われていませんでした。しかし、服のデザインや演出などのいたるところにちりばめられているアフリカの要素が、私たちに「アフリカ」を見せてくれました。

・Tokyo Africa Collectionの活動全体を貫くテーマはアフリカらしくなく、でもアフリカが隠されている。なので、どこにアフリカ要素が隠れているのかを探す楽しみもありました! 

 

2・スペシャルショー

 

今回スペシャルショーのテーマは「アフリカ×東京のノスタルジア」。1960年代から2000年代まで、東京で流行っていたファッションとアフリカを融合させたステージでした。

 

フィナーレ

 

すべてのモデルさんが衣装を着た状態でランウェイに登場したのでとても華やかでした!

 

来場者の感想

・同じ「アフリカ」でも国によって伝統的なデザインが全く異なることに気が付きました。

・あのパワフルな原色は日本人には似合わないと思っていたけれど、意外と日本人でもおしゃれに着こなせるんですね!(ガーナに留学経験のある方)

・アフリカに興味があったわけではなく、出演する友達を見るために来たのですが、とても楽しかったです。

 

モデルさんの感想

・今回のイベントを通じて初めてアフリカに関わったのですが、参加する前は国の名前さえ知らなかったけれど、この活動を通してアフリカを身近に感じるようになりました。 

・日本とはまた違ったおしゃれの文化があって面白いと思いました。

・原色を多く使ったアフリカのカラフルなファッションを普段着にも取り入れてみたいと思いました。

 

 

副代表の稲川雅也さんにインタビュー

 

稲川雅也(いながわまさや)
早稲田大学5年
Tokyo Africa Collection副代表。
大学3年次にアフリカの教育支援を目指す学生団体ASANTE PROJECTを創設。4度のアフリカ現地視察を重ね、現在東京支部と関西支部の2拠点に活動の幅を広げる。
またアフリカの認知を広げるため、アフリカ総合ウェブメディア ALL ABOUT AFRICA を創設、運営している。
Tokyo Africa Collection:https://www.tokyoafricacollection.com/
ASANTE PROJECT:http://asante-project.com/
ALL ABOUT AFRICA:http://all-about-africa.com/

 

―今日はとても楽しかったです!

(稲川)ありがとうございます!

 

―イメージしてた物と全然違って「アフリカらしくない」ショーで驚きました。なぜこのようなショーを作っているのですか?

日本人の思う「アフリカ」って、貧しくてかわいそうというイメージが強いと思うんですよ。でも、僕が実際にアフリカに行って感じたのは現地の人のパワフルさや、カラフルさ、笑顔がとてもきれいなことなど、ポジティブなことばかりでした。

 

― 一般的なアフリカのイメージを変えたかったのですね。

誰でも自分の国が「かわいそう」って思われたくないじゃないですか。だから、アフリカらしくないというのは日本人の思うアフリカらしくないということですね。アフリカに関わったことのある身としては、このショーで表現したアフリカの方が本物だと思っています。

 

―なぜファッションという切り口を選んだのですか?

既存のアフリカ系のイベントは集客できていない実情があります。ファッションのポップさでアフリカに興味のない層にも来てもらいたかったのと“モデル”というコンテンツの集客率を利用することにしました

 

―今回のショーを通じて一番伝えたかったことは何ですか?

やっぱり、アフリカってかっこいい!ということですね

 

―これからどのような活動をしたいですか?

2019年に横浜でTICADというアフリカの開発をテーマにした国際会議が開催されます。日本国内でアフリカに対する注目度が上がるこのタイミングで1000人規模のイベントを開催したいと思っています!

 

―次回のイベントも楽しみにしています!ありがとうございました!

ありがとうございました!

 

 

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