みなさんは「霞ヶ関」と聞いたらどんなことを思い浮かべますか?
やはり「日本の政治の頂!!」「THE お役所」みたいなイメージですよね。
私も霞ヶ関を訪れるまではこんなイメージでした。
でも、実際行ってみると一般人でも中に入ることができる場所がたくさんあってびっくりしたし、今までのお堅いイメージがも少し払拭されました。
そんな、最初は訪れることさえ気が引けてしまうような省庁の中を少しだけのぞいてみましょう!今回は一般に一部内部が公開されている省庁のみご紹介します。
目次
ごはんが美味しい!「農林水産省」
農林水産省は生命を支える「食」と安心して暮らせる「環境」を未来の子供たちに継承することをビジョンに掲げており、日本の農林水産業の発展に寄与しています。
農林水産省で特に有名なのが職員食堂。
今回は「手しごとや 咲くら」という食堂に行ってきました。
この職員食堂では料理名と一緒にその料理の食料自給率が記載されています
下のメニュー表では高いものは92%、一番低いものは31%と料理によってかなり違いますね。
引用:https://www.google.com/url?sa=i&url=https%3A%2F%2Fwww.tv-tokyo.co.jp
農林水産省 職員食堂の詳細はこちら
詳しくは別の記事でご紹介します。
また、農水省の中には「消費者の部屋」という一般向けに企画展を開催している部屋もあります。
週ごとに展示内容が変わるので毎週行っても全く飽きませんよ(笑)
私も最近よく霞ヶ関をぶらぶらするのですが、一週間前は鯨についての展示をしていたのに「あれ〜?別の展示になってる!!」と驚くこともありました。
「消費者の部屋」の詳細はこちら
懐かしいものたくさん!「文部科学省」
文部科学省は、幼稚園から大学院に至る教育行政を中心に、科学・技術、スポーツ、文化という、幅広い4分野の振興が主たる役割です。オリンピックの開催や著作権の保護なども文科省が担当しています。
文科省で一般に公開されているのが「情報ひろば」という博物館。
ここでは文科省の取組みの今と昔を展示やパネルを通して紹介しています。
文科省の今と昔を体現している博物館というだけあって懐かしいものがたくさん展示されていました。
例えば…これとか!
全て国語の教科書なんですが、すごく古い教科書から最近のものまで!
「なんか見覚えあるな〜」と思って手に取り、中をみてみると「あー!懐かしい!」、中学1年生の時の教科書でした。
閲覧することはできるみたいなので、訪れた際にはちらっとページをのぞいてみてください。
まだまだあります!
これ、面白くないですか??
この机の中に各年代で使用されていた懐かしい学校用具が展示されています。
私が「懐かしい!」と思ったのが2000年代の右下の黄色い防犯ブザー。小学校の入学祝いで学校から貰ったのを思い出しました。
その他にも1970年代はジャポニカ学習帳、1980〜90年代はチェックセットなど懐かしいものばかり展示されています。
開館時間:月曜〜金曜 10時〜18時
入館料:無料
詳細はこちら
法の歴史を学ぶならここ!「法務省」
法務省の主な役割としては、法の整備、刑務所運用、外国人の出入国管理、家や土地・、会社の登記などがあります。
法務省では法務史料展示室 メッセージギャラリーという展示室が公開されています。
ここでは赤レンガ棟の歴史から日本の法整備の歴史まで紹介されていて、法学部の人は参考文献の山でウハウハするんじゃないかな〜というくらい情報が盛りだくさんでした。
でも、私は法学部じゃないし法について全然詳しくないのでほとんど「へええ…」となるばかりでした。この展示室は他の省庁の展示より内容が少し難しいかもしれないです。
注意点として、法務省では門の前に立っている警備員さんに声をかけて入館パスをもらう必要があります。建物内に入ると今度は違う警備員さんが展示室まで案内してくれました。結構警備がガチガチです。
法務省の赤レンガ棟が綺麗なので写真を撮ろうとすると建物向かって左側は敷地内では撮影禁止、展示室も撮影禁止で、ここでも警備の厳重さにびっくりしました。
開館時間:月曜〜金曜 10時〜18時
入館料:無料
詳細はこちら
東京の治安はこうやって守られている!「警視庁」
警視庁はご存知の通り、東京都の警察です。たまに「東京都警でしょ?」と面白いことをいう人もいますが…まあ間違ってはいないんですけどね(笑)
警視庁では過去の歴史的事件の紹介から警察の組織の仕組みまで展示や映像で紹介しています。この他にも110番を受ける通信指令センターも見学できます。(令和3年9月1日から警視庁本部庁舎改修工事のため、通信指令センターの見学は、当分の間休止となります。)
私も警視庁、見学したかったのですが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、令和4年1月11日(火)から当面の間、見学を休止しているので今回は見学できなかったんです。なので今回は詳しくご紹介できません(泣)いつまた見学再開されるかわかりませんが、再開されたらすぐに見学に行こうと思っています。
開館日:月曜〜金曜
見学時間:9:00〜、10:45〜、13:00〜、14:45〜
(注意)見学には事前予約が必要です。
詳細はこちら
まとめ
霞ヶ関って大学生がなかなか行こうとは思わないと思います。
何かのついでで行くような場所でもないし、お役所だから近寄りがたいし。厳粛な場所すぎて入ることさえ許されないような感じがすると思います。
大学生のみなさんは春休みに入った方も多いと思うので、この長期休みの1日だけ、学びの時間に当てるのもアリかもしれませんね!
あなたの知らない外務省の仕事が分かります/外務省 柴橋資郎さん
今ある時間を大切に過ごすことが将来につながる/外務省 山本茉希さん
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