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【博物館探索】テレビでも紹介!経営学部の学生がアドミュージアム東京に行ってきた

今回の博物館は、先日放送された林修の今でしょ講座でも紹介された「アドミュージアム東京」に行ってきました。

この博物館は、日本で唯一の広告ミュージアムとして有名で、特に経営を学んでいる学生にとっては「参考文献、めっちゃあって最高すぎる!」と思ってしまうほど情報が盛りだくさんな博物館です。

今回は、私が実際に行って特に面白かった展示とともに、この博物館についてご紹介していこうと思います。

アドミュージアム東京の基本情報

広告を通して新しい発見に出合う場所。
世界に例のない広告ミュージアム
2002年に開館以来、200万人を超える方々にご来館いただき、広告の社会的・文化的価値への理解を深めていただきたく活動を行なっています。江戸時代から現代まで約32万点の収蔵資料を誇り、ライブラリーでは、広告とマーケティング関連書籍の閲覧、広告作品のデジタルアーカイブを検索・閲覧することができます。
(アドミュージアム東京HPより抜粋)

所在地:東京都港区東新橋1-8-2 カレッタ汐留
アクセス:JR山手線「新橋駅」汐留改札(地下)より徒歩4分
     都営大江戸線「汐留駅」新橋駅方面出口より徒歩1分
     都営浅草線「新橋駅」JR・汐留側改札より徒歩3分
     東京メトロ銀座線「新橋駅」JR方面改札口より徒歩5分
     ゆりかもめ「汐留駅」東出口より徒歩2分
開館日時:火曜日〜土曜日 12:00〜18:00
入館料:無料(ただし、現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、日時指定予約制を導入しています。)
HP:アドミュージアム東京

常設展示

常設展示は「ニッポン広告史」という展示が壁一面にずらりと展示されており、その内側に視聴ブース「4つのきもち」と「コレクションテーブル」が設置されています。

ここでは、「ニッポン広告史」を詳しくみてみましょう。

 

江戸時代から現代までの広告の誕生・変化・発展を時代を追いながら見ることができます。
江戸時代の広告は現代と違って手書きであるという違いもありますが、広告にタレントを起用したり、歌舞伎の劇中に実在するお店や商品を登場させたりしています。、これは今で言う、企業タイアップをするようなもので、現代に通ずる部分もたくさんあるみたいです。人間の考えることはいつの時代も同じなんですね。

このブースで私が特に面白い!と思った展示は3つあって…

1つ目は…

お気づきになりましたでしょうか?これ、ヤバくないですか?めちゃめちゃ怖いことしてるなーって思っちゃいました(笑) 多分、今で言うウォータースライダーですよね。船の上で立っている人がいるので、おそらく安全ベルトはないですね。落ちたらどうするんだろう…?

この広告は明治時代に上野公園で開かれた東京勧業博覧会という、常に新しいよびものを取り入れていく博覧会の模様を描いた広告です。

これを見て「わー!私もやりたい!」ってきっと明治時代の人は思ったんですよね。私だったらあまり気が進まないですが、皆さんはこの広告を見てどう思いましたか?

2つ目は…

 

これは1つ目と同じく、昭和時代の広告です。でも、色使いも書いてあるワードも全然違いますよね。この決定的な違いは戦時中か戦後かという点です。お分かりになると思いますが、右側が戦時中、左側が戦後の広告です。

戦時中の広告は色使いがシンプルすぎて、どことなく暗い雰囲気を醸し出していますよね。ワードも「撃ちてしやまん」や「必勝食料」、「全輸送力を戦争のために」など”THE 戦時中”と思われるようなもので溢れかえっています。

しかし戦後になるとこの雰囲気も一変して、でかでかとアメリカの国旗が描かれてあったり、外来語が圧倒的に増えたりしています。色使いも鮮やかになり、戦後の活気が想起されるものになっています。このように、広告からその時代の雰囲気も読み取ることができるのです。

3つ目は…

これは私が単純に可愛い!と思った広告です。としまえんの広告なのですが、街でよく見る「ビール 冷えてます」と同じテンション感で書いてあるのがすごく面白いな〜可愛い!と思いました(笑)

 

ちなみに、視聴ブース「4つのきもち」はこんな感じになっています。

この色々な形をした球体の裏側は…

この中でそれぞれ違ったユニークなコマーシャルを視聴することができます。

企画展示 「世界のクリエイティブがやってきた!2021」展

2021年12月4日(土)から2022年4月16日(土)まで開催されている「世界のクリエイティブがやってきた!2021」展という展示も見学しました。ここではニューヨーク、ロンドン、カンヌの世界を代表するクリエイティブ・アワードの受賞作品が紹介されており、国の文化や背景を知るきっかけになるものから、広告の概念を覆すものまで展示されています。

私が特に面白い!と思ったのは、バーガーキングの広告です。

これはバーガーキングがフランスで実施した、コロナ渦で苦境に陥る外食産業全体を支援する広告キャンペーンで作成されたもので、大きな字で「マクドナルドで注文してください」と書かれています。

競合であるはずのマクドナルドを持ちあげるようなこの広告は、外食産業が一時、危機的な状況になったコロナ渦だからこそ見ることができた貴重なものなんだなと感じました。ちょっと思ったのは、「マクドナルドをよいしょしてバーガーキングは大丈夫なの?」と思いました(笑) 困った時の助け合いはやはり大切なんですね。

このブースは企画展示なので時期によって様々な展示がされています。
最新のイベント情報はアドミュージアム東京のホームページからチェックしてみてください!

まとめ

私が広告に対して色々なことを思ったり感じたりしたように、広告は人によって様々な見方ができるものだと思います。その点では芸術作品と同じですね。どの広告もクオリティーがとても高く、1つの芸術作品と言ってもいいんじゃないかなと思います。しかし、広告は私たちにとって身近なものなので、美術館に展示されている絵画などと違って、見ることに身構える必要がないんです。気軽に鑑賞できるのも広告の魅力であり、大学生には行ってほしいスポットです!(特に経営学部、商学部の学生におすすめです!)

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