「試着室で思い出したら、本物の恋だと思う。」
これはルミネの企業広告ですが、毎シーズンのフレーズが人々の目を引くことで注目されていますよね。
企業広告はどの会社も想いを強く込めるものです。
心に響く、話題をよんだ企業広告から、企業の社会に対するアプローチをのぞいてみましょう!
目次
自由な髪形で内定式に出席したら、内定取り消しになりますか?
パンテーン
この広告と共に「内定式をきっかけに、ひっつめ髪をほどいた就職活動が、この国の当たり前になりますように。」というフレーズでも、広告を出しています。
パンテーンの独自調査によると、就活生の8割は「企業に合わせて自分を偽ったことがある」と答えました。
就活生としても、就活をもっと自由に、と公言している企業には好感をもつ方が多いのでは?
拝啓、前澤社長。
ZOZO
全文がこちら。
拝啓、前澤社長。
この半年ほど、社長が次々と巻き起こす話題や騒動。自分が務める会社の社長ながら、
社員としては若干呆れて見ていました。
女優さんと恋愛するのも、プロ野球チームを持ちたいと夢を語るのも、月にアーティストを連れて行くのも、どれも悪いことではありません。どうぞご自由に!と思います。
しかし、メディアの注目を集めまくる社長の姿をテレビの画面やネット記事で見ていると、私たちが知っている社長とは違うイメージが独り歩きをし、「ZOZOTOWN」やプライベートブランド「ZOZO」までもが、お客様から嫌われてしまうのではないかと不安に思うときもありました。
でも、先日、日本はおろか、地球にとどまることなく月へ、宇宙へ羽ばたこうと子供のように興奮しながら夢を語る社長の笑顔を見て、ついに私たち社員も変わらなければいけないと決意しました。
「人生は自分次第、会社は社員次第。」
これから株式会社ZOZO、プライベートブランド「ZOZO」を地球規模に普及させ、世界的なアパレル企業を目指して行く「第二の創業」は社長だけでなく、
私たち社員が主役です。
「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を」届けるために、まずは私たち社員が社長よりもカッコよく、社長よりも笑顔を目指し、楽しく働いていきます。
社長、安心して月へ行ってらっしゃい!
敬具
二〇一八年 十月一日
株式会社スタートトゥデイあらため
株式会社ZOZOグループ社員一同
こちらもかなり話題になりました。
社員の方と社長の良好な関係性も、風通しのいい社風も伝わってきますよね。
前澤社長に対しても、zozoに対しても印象が変わるきっかけとなりました。
ブラックカンパニー
自称「ブラックカンパニー」のこの会社。
え?ブラック企業?と読んでみると、、、
「採用が変われば、会社が変わり、世界が変わる。」という社長の言葉から垣間見える通り、面白い会社作りを目指した人材の会社なんです。
黒いオフィスに黒い企画書で、常識に囚われない「ブラックな会社」として遊び心を忘れない様々なサービスに挑戦し続けるという意味が込められているんですね!
負けるもんか。
こちらは2012年のHONDAのプロジェクトで使用された言葉です。
公式グッズも出ていたみたい。
全文はこちら
かなう。そんなのは、幻想だ。たいてい、努力は報われない。
たいてい、正義は勝てやしない。たいてい、夢はかなわない。
そんなこと、現実の世の中ではよくあることだ。けれど、
それがどうした?スタートはそこからだ。技術開発は失敗
が99%。新しいことをやれば、必ずしくじる。腹が立つ。
だから、寝る時間、食う時間を惜しんで、何度でもやる。さあ、
きのうまでの自分を超えろ。きのうまでのHondaを超えろ。
負けるもんか。
死ぬときぐらい好きにさせてよ
(宝島社公式ホームページより)
「生きるのも日常、死んでいくのも日常」
「死というのは悪いことではない。それは当たり前にやってくるもので、
自分が生きたいように死んでいきたい。最後は、もろとも宇宙の塵になりて。
そんな気持ちでいるんです。」
樹木希林さんの言葉です。
亡くなった今、旦那さんでありロッカーである内田裕也さんよりもロックだったのではないかと言われている彼女の素敵な人生観。
死について考えることで、どう生きるかを考える。
若い世代も含めた多くの人々の、きっかけになればと製作された広告です。
好きだから働く。好働力!
転職が盛んになっているなか、社員定着率((1-当期間内退職数÷前期末社員数)×100)97%を誇るこの会社。
「仕事が好き」と言えることは、それだけ大きな力になる、という思いが込められているみたいです。
採用ページにこの言葉があると、就活生の心にはジーンときちゃいますね。私も好きなことして働きたい。