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導入:まだ遊びたい!大学3年の就活に疑問
「最近、就活メールがやたら届くようになった」
「ガイダンス行けって言われるけど、正直まだ遊んでいたい…」
「そもそも、就活ってもう始めなきゃダメなの?」
大学3年の春。
周りが少しずつ動き出すなかで、まだ就活モードになれていませんでした。
サークルもバイトも、友達との旅行もしたい。まだゼミだって始まったばかりでこれから研究分野を深めていくときなのに。
そんな時期に“就活イベント”と聞いても、正直ピンと来なかった。就活の早期化は知っているけど、自分のペースで進めたいと思ってしまったのです。
でも、「服装自由」「業界研究にもなる」というフレーズに惹かれて、先日軽い気持ちで就活イベントに参加してきました。
──このイベントが、私の中で“社会”や“働く”ということの見え方を変えるとは、思っていませんでした。
参加前のリアルな不安と準備
普段、クレカの利用通知、サブスクからのお知らせくらいであまり確認しないメールボックスに届くイベント詳細をなくさないようにすることから始めました。
実は2回目のイベント参加ですが、前回はかなり小規模、数社の説明会だけでした。
しかし、今回は何十社と一気に周ることのできる所謂”合同説明会”。必要なもの、服装、全部わからなかったので、調べたいけど、新学期でバタバタして当日を迎えてしまいました。とりあえず、スーツでいいかとスーツで行く事にして、あえてそれ以外はあまり検索せずに会場へ。
「質疑応答とかで、とんでもなくハイレベルな質問をする人とかいたら、対比で落ち込んでしまうかもな〜」なんてちょっと思っていました。
実際に行ってみた!イベントレポ
4月に東京で行われたイベントに参加してみて、気づいたことをまとめます。
(1)服装自由は、7割スーツ2割キレイめ1割普段着
自分の服装が気になる、周りの目を気にしてしまう。というあなたは迷わずスーツで行きましょう。スーツで行って怒られることはそうそうないと思います。(面接のときは本当にスーツ以外でいかないとダメなときもあるみたいで難しいよね。)
何か前後に予定がある+スーツを着たくない➡正装にしましょう。無難だし、それで悪い評価が下されることはなさそうです。そもそも、人数が多すぎて名前と顔と服装をジャッジしているわけではなさそうでした。

もう本当にとりあえず行く、という人は普段着でもOK!(たぶん)
(2)調べるよりまず聞く
そもそも業界って何?業種って何?という就活生の目線にたった説明をしてくれる企業が大半。意外と怖じ気づかなくても大丈夫だよ。人事の人は、就活生にとって初めてその会社の人と会う機会。話し方、振る舞い、キャラクターを見ることで少し社風や大事にしていることが見えてくるかもしれません。
(3)私はここをチェックした!
身なり、ブースの綺麗さ、持ってきている機材などを確認することで、何となくその会社の規定が見えてくるかもしれません。
ネイルをしている人が登壇していたら、このネイルがOKな会社なんだな~とか、髪の毛が割と明るければ、人事の方でこの明るさなら他部署はもう少しゆるかったりするのかな~とか。
(あんまりジロジロ見たら失礼だから、あくまで第一印象とかでね!)もちろん仕事の内容も大切ですが、自分ができたらいいなと思っていることを確認する場所にしてもいいかもしれませんね。
無料でファイルやボールペン、自社商品を配ってくれる会社なら、そこに経費をかけられる余裕がある、あるいは入社しなくても就活生の年代の認知度を上げたい商品なのかな、とか色々考えながら過ごすと案外楽しいですよ~!
就活の軸とは、これが好き!の点が集まって出来る
大学3年の春から就活、就活、就活、、と耳にたこができるくらい聞くのは嫌!という人でも!!!
就活とは関係なしに、世の中にはこんなにもまだ見ぬ世界が広がっていて、同じ職種でも、やる内容が違って、求めている特性が違って、たくさんのかっこいい大人が社会を回しているのだと気づくことは大切だと思います。
名付けるならば、大学生の校外学習、社会科見学でしょうか。こんな仕事がある!この企業の人は、開発、販売以外に、こんな事業もしていたのか!と知ることは、どんな進路に進んだとしても役立つものではないでしょうか。
≪まとめ≫と伝えたいこと
・服装自由は実際「スーツ7割、キレイめ2割、普段着1割」
・就活よりも社会科見学のつもり
焦る気持ちや不安があるかもしれませんが、就活イベントは決してみんなに追いつけ追い越せと急ぐための場ではありません。自分のペースで参加し、社会を知ることが大切だと感じました。ニュースとかで、今日聞いた企業の名前とか出てくると嬉しいし、会話でその業界の話している社会人とかいたら、それの仕組みはこうなんでしょ~!なんてウキウキするのもいいですね。
いつまでに内定をもらわなきゃとか、このイベントに参加しなければ負けとかそういうことではなくて、社会科見学のような感覚で気軽に参加してみてください。そこで得られる新しい視点が、今後の就活に役立つことは間違いありません。
この記事を読んで、少しでも就活イベントに参加したい気持ちが湧いたら、ぜひその一歩を踏み出してみてください。「27卒 就活イベント」とかでいくらでも出てきます。
でも、もしまだ準備ができていないと感じるなら、無理に参加する必要はありません。自分のペースで進んでいくことが一番大切だと私は思います。
この記事は就活を始めていない人を煽る目的も焦らせる目的もありません。変に就活を意識しすぎず、色々聞いてみよ~の感覚でいいのです。
p.s.親の勤めている企業の説明会を聞いてみるのも面白いかもしれませんね!こんな仕事していたんだという気づきや説明会と親の説明の相違から見え方の違いを探ってみたりとか!