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【保存版】大学生必見!分かりやすいレポートの構成とは?/ガクセイ基地レポートシリーズ

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【現役文学部生が伝授】大学生必見!コピペして使えるレポートの構成!

※旧記事はこちらです。↓

大学生にとって「レポート」は、離れたくても離れられない悪魔のような存在です。

そんなレポートで重要になってくるのが、「構成」です。

レポートの良し悪しというのは、その構成で大きく左右されるといっても過言ではありません。
たとえ、内容が完璧でも、構成がよくないために主張が伝わっておらず、損をしているかもしれないのです。

そこで今回は、誰でもレポートが書きやすくなるよう、「レポートの構成の基本」をお伝えします!

1.レポートのわかりやすい構成とは?

レポートを書くにあたり1番大切と言っていいほど大切なこと、それは読む相手にいかにわかりやすく自分なりの主張などを説明することです。

実際に2つの文を比較してみましょう。

「あなたが最も成長を実感した時はいつか?」という問いに対するAさんとBさんの文です。

A

大学受験にあたり、私は理系か文系のどちらかを選択するべきか悩んだ。結局、理系を担任の先生に勧められ理系にした。理系を選び、物理がとても得意なAさんに出会った。私はそんなAさんに物理のテストで勝ちたいと思い、工夫して勉強に励んだ。これが大学受験の際にとても役に立った。
 現在では、理系を選んでよかったと思っている。これからも物理を勉強して、将来は物理学者になりたいと考えている。

B

私が最も成長できたと感じた体験は、中学2年のときの転校である。
その理由は、少数派の気持ちを理解できるようになったからだ。新しい学校で友達を作ることがなかなかできず、さびしい思いをした。そういった経験をしたからこそ、私はおせっかいと思う人もいると思うが、積極的に声をかけたり、少数派の意見に耳を傾けることが出来るようになった。
 このように、私にとって転校は大きな成長をもたらしてくれた。

どちらの文章がわかりやすいと思いますか?

おそらくBの文章のほうがわかりやすいですよね?なぜなら、Aは「問いに対する回答」をしていないからです。

また、文章の構成がうまく出来ていないことで、せっかく書いた文章を台無しにしていまっています。
対してBさんの文章は、序論、本論、結論が明確に分かれ、わかりやすい構成になっています。

 

それぞれの役割
「序論」
・取り上げる問題やテーマは何か具体的に示す。
・これから述べる意見の発端、目的を示す。
「本論」
・事実をもちいて論拠を示し、なぜそのように考えたかを論理的に説明し証明する。
・反論や批評などを予想し、あらゆる角度から論拠、根拠を述べ、読み手を論破、説得させる。
「結論」
・意見を締めくくる。
・序論で述べた目的に必ず呼応するように、密接に整合させる。

このように文章を書く上では「構成」は非常に重要な要素なのです。

2.レポートの「型」を覚えよう!+理系向け実験レポートの書き方

上記で述べた「序論」「本論」「結論」をしっかり区別することが、レポートを書く上で大切です。
これによって自分の意見を相手(読者)に納得させることができるのです。

 

しかし、この「構成」ちょっとわかりづらくないですか?

そこで、この記事ではよりレポートというものをわかりやすく書きやすくするための方法を紹介します。

 

その方法とは、

「主・根・念」分割法 / SKN分割法 です。

S「主張」

K「根拠」

N「念押し」

このような3分割を意識することで、レポートの構成がスムーズになるのです。

 

 

SKN!!
「主張」
与えられた問いに対しての自分の意見・考え・立場をここで示します。「主張」を文頭に置くことで、自分の言いたいことがはっきり伝わるようになります。
「根拠」
「主張」で述べた意見・考え・立場の理由や正しさを証明するところです。「根拠」の数は3つ程度にまとめると、「必要かつ十分」という印象を与えます。
「念押し」
自分の主張や意見をもう一度ここで述べます。そうすることで、より「主張」を印象的にすることができ、他の人のレポートと差別化することができます。

この型を覚えてレポートを書くことでグッと伝わりやすくなるはずです!

3.理系のための実験レポートの構成

実験レポートとは、学生であるみなさんが実験実習を行ったときに提出しなければいけないレポートのことです。このレポートでみなさんが実験を行ったことを証明し、成績をつけるうえで大きな判断基準となります。ここでは簡単な実験レポートの書き方について説明します!

 

1)実験の目的(原理)を述べる

まず始めに、実験の目的や原理を記載します。原理が長文になってしまう場合は、別項目を設けて記載しましょう!

 

2)実験方法を説明する

実際に自分がどのように実験を行ったかを、過去形の文で記載します。薬品の数量や実験装置の種類・形式も明記しましょう。

 

3)実験結果を書く

図や表を用いて結果を表現することが効果的です。数値データや数式、認知度が低い単位を使う場合はどういったものを示しているのかを明記する必要があります。

 

4)考察

理系のレポートで最も大切になる部分で、実験結果から何が導かれるかを記述します。また、その実験結果は適切であるか、実験方法に改善すべきところはないかなどを、総合的に判断し評価します。問題点や新たにどういった課題がうまれたのかなども記載します。もちろん参考文献の記載も忘れずに!

 

参考文献の引用の仕方はコチラの記事で↓

【大学お役立ちコラム】正しい引用の仕方と参考文献の書き方

 

4.レポートを書くときに注意すること!

1)レポートの締切日、分量、提出先を確認しよう!

締切日から逆算して作成スケジュールを立てることが大切です。 

・1600~2000字程度⇒2週間あれば余裕をもって取り組めます。(あくまで目安です)
・外国語でのレポート作成⇒1カ月程度必要かもしれません。
・理系の実験レポート⇒結果などはその日のうちにまとめることをオススメします。

こちらは1週間あれば十分な内容に仕上げることができます。

 

2)レポートの課題を把握し、関連資料を集めよう!

レポートを書く上で大切になってくる参考文献は、多くの資料を集めるより、ある程度テーマをしぼって集めるのがポイントです。そうした方がより効率よくレポートを書くことができます。

場合によっては、現地に足を運んで調査することも大切ですよね!そうすることで、教授から関心を持っていると認識されて、評価も上がるかもしれません

 

3)主張に合わせた資料を取捨選択しよう!

自分で集めた資料を整理して、レポートの内容と合致しているか判断して取捨選択しましょう。

ここで大切なのが自分の主張に否定的な資料を使用することです否定的な資料を使い、それを論理的に反論することでより説得力を増すことができます。

 

以上、レポートの構成でした!ぜひ、参考にしてみてください!みなさんがよりよいレポートを書けることができるよう願っています!

 

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