「売り手市場と言われているが、就活は大丈夫なのだろうか？」
「大学を卒業して、ちゃんと働いていけるのだろうか？」
こんな悩みを抱えている大学生も多いと思います。
逆に「今の大学生はどんな事を考えているのか、どんな事が流行っているのか？」
こういった疑問を持っている社会人もいると思います。
そこで今回、７月２７日に都内で開催された【大学生×社会人in東京】というイベントに参加してきました。大学１、２年生と社会人がそれぞれ１５人ほど参加しており、就職や働く事をテーマにたくさん話をする事ができ、為になることばかりでした。
今回は、主催者の狙いと、一大学生として参加して社会人から学んだ事の３点を書いていこうと思います。
◯主催者へのインタビュー
このイベントの主催者である上智大学１年生の西澤七海さんにお話を伺いました。
−なぜこのイベントを開催しようと思ったのですか？
私たち大学生が大人と関わる機会は、親や学校の先生など限られています。そういった中で、友人から社会人と出会える機会が欲しいという声がありました。また、私自身、何度か社会人とお話をさせて頂く中で、社会人からも今の大学生と会ってみたいという声がありました。ならば、大学生と社会人が直接出会える場を作ろうと思い、このイベントを開催しました。
−イベントには３０人ほど来ていましたが、どのように人集めをしたのですか？
まずはツイッターで告知を流しました。すると意外と反響があり、色々な人がこういったことに興味があるとわかりました。社会人は、知り合いの人を当たってみて連絡を取り、大学生は、色々な人にTwitterやLINEといったSNSで連絡をしてみました。いずれにせよ、「あなたに来て欲しい」という気持ちを大事にして人集めを行いました。
−参加者には、どういった事を望んでいたのでしょうか？
一番は何かのきっかけになって欲しいです。私自身が社会人の方々と話す中で、様々なチャンスや刺激をもらっています。これをもっと多くの学生に経験してもらいたいし、また社会人の方にも若いエネルギーを感じて欲しいです。そしてそれが、次に繋がる大きくなくても、誰かの何かのきっかけとなれば幸いです。
◯参加者として学んだ事
僕は一大学生として参加し、社会人の方から色々な事を学びました。
そこで僕が学んだ３つのことを書いていきます。
①仕事を選ぶ上で重要なのは「人」
何人かの社会人の方とお話をする中で共通して皆さんが言っていたのは、仕事を選ぶ際に「人」を見る事が重要だという事です。確かに僕たち大学生が仕事を選ぶとしたら、給料がいくらもらえるかとか、休みがどれだけあるかといった事が基準になるかもしれません。しかしそういった事より、誰と一緒に働きたいか、憧れとなる先輩や上司がいるかといった事が重要だと言っていました。
②人生の最終目標から逆算して考える
ある２０代の社会人の方で現在経理の仕事をしている人がいました。その人には将来、地元である沖縄に教育施設を建てる事が目標にあります。一見、将来の目標と今の仕事に関連性が見えないかもしれませんが、今の仕事を将来の目標に絶対結びつけるという気持ちで働いていると言っていました。また自分が選んだ選択を正しい選択と言えるようにする努力が大切とも言っていました。ただ自分のやりたい仕事をするのではなく、将来の目標を持って、そこから逆算して今何をするべきか考える事が重要だと感じました。
③大学生のうちに社会にたくさん触れるべし
やはり時間のある大学生のうちに色々な事を経験しておいたほうがいいと言っていました。例えば、アルバイトをたくさんやってみたり、合コンに行きまくったりとか（笑）。ある社会人の方は、学生時代に２０以上のアルバイトを経験し、その中で身についたコミュニケーション能力がその後の営業でかなり活かされたそうです。また色々な事を経験する中で、自分にしかできない事を１つ極める事も大事と言っていました。
◯まとめ
普段はあまり接点のない社会人の方々とお話をする事ができ、とても勉強になりましたし、刺激を受けました。正直、働くことに対してネガティブなイメージがありましたが、かなり見方が変わりました。
皆さんもこういったイベントに参加してみてはいかがでしょうか？
・西澤さんのTwitterアカウント @nanamin７３２６
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