「音楽を楽しむ」ことが、「どこでも、気分に合わせて」できるアップル社のiPod。
「家族で楽しむ」ことができ、「親子関係も良くする」ことができる任天堂のWii。
「世の中を変える」アイデアを創りたい!
そんな学生は「デザイン思考」を学べ!!
目次
デザイン思考ワークショップ
2018年5月29日(火)に行われた、VISITS Academiaによる「デザイン思考ワークショップ」に参加してきました。
デザイン思考について、VISITS Technologies(株)代表取締役の松本勝さんによる講義、
グループワークを通した実践とフィードバックが行われました。
今やデザイン思考に関する本や資料はたくさんありますが、今回のイベントで学んだことを、「学生のための」ガクセイ基地が「学生のために」わかりやすくご説明します。
デザイン思考の手順
「革新的なアイデア」は、5W1Hの正しいステップから生まれます。
手順1:誰が、どこで、いつ使うの?「ペルソナ描写」を行う。(Who, Where, When)
1人の人を徹底観察します。心の動きを観察し、「インサイト」を分析しましょう。
インサイトとは、「本源的欲求」のことを指します。「生まれつき人が持っているもの」まで純潔にしましょう。
ポイントは「1人」を観察すること。人の心は欲求元が同じであり、その強弱が個性となって現れます。ここで「元」の欲求がつかめれば、他の人にも共感を呼ぶことができるのです。
例)上京したての女子大生(Who)が、街中(Where)で、移動中(When)。
インサイト:安全に過ごしたい。面倒くさいことはしたくない。など
例)「インサイト」:せっかちである 「ニーズ」:交差点で待ちたくない
手順2:「インサイト」を持った「ペルソナ」には、どんな「ニーズ」があるの?(Why)
共存できていない、2つ以上の願望を掛け合わせるのがポイントです。
例)地図を読みたくない×安全な帰り道を知りたい
「統合思考」と言います。
有名な例)暖かくしたい!×おしゃれしたい=ヒートテック
自分の気持ちを発信したい!×他人の考えを知りたい=Twitter
手順3:当たり前を疑う「バイアスフリー」で、どんな組み合わせが生まれるか。(What) それを用いた革新的な実現可能性を考える。(How)
例)画像認識技術(What)を用いて、後ろの状況がチェックできる防犯眼鏡(How)
無意識の前提と離れる必要があります。「世の中の当たり前を疑う」作業がポイントです。
「転換思考」と言います。
大切なのは、「共感力」と「組み合わせる力」を持つこと。
松本氏は、「究極の欲張りであれ」と言います。
「今の当たり前は、未来の当たり前ではありません。過去の経験や『当たり前』にとらわれずに、欲張りな気持ちを素直に受け止めて考えてみましょう。」
実践的に学ぼう!VISITS Academia
次回はこのようなイベントが開催されるそうです!
VISITSアカデミア
実践!「伝え方が9割」—NOをYESに変える技術を学ぶー
2018年6月13日(水)19:00〜21:00 〆切:6月4日(月)
http://hellovisits.com/academia/event/academia180613/
ワークショップも開催され、学びをすぐにアウトプットできる点がおすすめです。
学生は無料で参加することができます。社会人の方も参加されており、新たな出会いが生まれるかもしれませんね!是非、ブックマークしてチェックしてください♪
VISITS Academia
実際に、デザイン思考が製品にどう使われているか知りたい方はこちら↓
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