今回は私たちに多大なる影響を与えている新型コロナウイルスに関して、学生が支援を受けられる給付金をまとめました。
「コロナで親の収入が激減して、生活だけで精一杯」「自分でバイトして、学費を工面していたけど、バイト先がコロナで休業になって稼げず、学費が払えない」などという話も耳にします。
今回紹介する支援金が少しでも役に立ったら幸いです。
○高等教育の修学支援新制度
対象:非課税世帯
親の収入の減少により、学費など学生生活を送るための費用が払えなくなった方向けの給付金です。
給付型奨学金で返済不要となっています。
家計が急変した際、随時申し込みが可能となっているので、申し込みあるいは相談したい方はご自身が通う大学や日本学生支援機構奨学金センターにお問い合わせください。
○日本学生支援機構の貸与型奨学金
対象:特に条件はなし。
通常時は貸与型奨学金なら4月~6月に申し込みが行われ利子がつきます。
ですが、コロナ期間中アルバイト収入が大幅に減少し、学校への通学が困難になった学生は随時申し込みが可能です。
無利子での貸与となっています(令和3年3月末まで:2021/01/31現在)。こちらも申し込み先はご自身が通う大学です。
○新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金
対象:コロナの影響を受け休業した店(令和2年4月1日~12月31日/令和2年10月1日~令和3年2月28日)で雇用されていた労働者
休業前に支払われていた賃金の8割が支給されます。
アルバイトとして働いていた方も申請できます。
申し込み方法は厚生労働省のホームページからオンライン、あるいは郵送申請です。
○がんばれ!日本の大学生 応援給付金
対象:日本国内の4年制大学在学生(募集年度の4月1日現在23歳以下)
給付型の支援金で、親の収入等による制限はありません。
コロナによる支援金というよりは、勉学に励む学生を応援する奨学金に近いでしょう。
給付金額は30万円で採用予定人数は1000名程度です。
今年度の応募開始日は2021年3月8日で、小論文等を基に選考が行われます。
https://www.keyence-foundation.or.jp/scholarship02/application/requirements/
他にも、ご自身の通われている大学や自治体独自の支援金を設定している場合があるので、一度以下のようなウェブサイトで確認することをおすすめします。
https://www.jasso.go.jp/about/statistics/shogaku_dantaiseido/index.html
より詳細の情報、最新の情報を得るために文部科学省、厚生労働省のホームページをご覧ください。
文部科学省:https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/benefit/index.html
厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/stf/kyugyoshienkin.html#gaiyou
2月に入って大学生の方は、山積みの課題が終わり、春休みがスタートした頃ではないでしょうか。
しかし、今年の春休みは例年とは大きく異なっていますよね。
緊急事態宣言も出て、出かけたくても出かけられない。
じゃあ思いっきりバイトして稼ごうにもコロナ不況でシフトは入れてもらえず、雇ってももらえない。
本当に苦しい期間ですが、みんな協力し、乗り越えましょう!
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