大学受験を控える高校生のみなさん、いかがお過ごしでしょうか。
今回の記事は、
「そろそろ本命の志望校の過去問を解き始めたい」という大学受験生へ捧ぐ、連載企画第5弾!
約半年で偏差値を63から75に上げた筆者の経験をもとに、志望校の過去問を解く上で覚えておいてほしい、大事なポイントをお伝えします。
目次
志望校の過去問はいつ解き始めるべき?
この疑問を持つ受験生は非常に多いと思います。
塾の先生からは、「なるべく早く解け」と、プレッシャーをかけられている人も多いでしょう。
結論から言うと、遅くとも夏休み前がオススメです。
最大の理由は、過去問を解くことで自分の実力と本番に必要な力量がどれだけ乖離しているかが分かり、大きなモチベーションとなりうるからです。
英語の偏差値は、暗記科目のように急激に上がることはありません。
語彙力・文法力・長文読解力を、長い時間をかけて総合的に伸ばしていく必要があります。
夏休みの過ごし方によって、受験の結果は大きく左右します。自分に喝を入れるためにも、一度「自分ってこんなに出来ないんだ。。。」というショックを感じてみてはいかがでしょうか?笑
志望校の過去問に取りかかる時のポイント
・設定時間どおりに取り組み、オーバーしても解き終わるまで続ける。そして時間を記録。
どれだけ時間が不足していたかを記録することで、本番に必要な回答スピードと、解いた時点でのスピードがどれだけ乖離しているかを判断することができます。
・全て答え合わせをした後に、正答率を出す。
全体の設問のうち、何割の問題が正解していたのかを把握することで、どれほど過去問に太刀打ちできているかが分かります。高確率でメンタルがやられますが、現実と向き合うことが本当に大事です。
・問題にどんな傾向があるのか分析する。
長文問題の読む分量が膨大、語彙が専門用語ばかりで難しい、設問の意図が分かりにくい、文法に関しては整序問題が必ず出題される、など大学や学部ごとに、問題の特徴は全く異なります。
予備校や塾の先生から聞いた情報だけを頼りにするのではなく、自分が解いてどう感じたかを分析することが重要です。
過去問を解く時のあるある疑問点
Q.何回も同じ過去問を解くべきか
冬になり、受験本番が近づいたら何回か解いてみても良いと思います。
形式慣れしていると、本番でも冷静に問題に向き合えるので、かなり有利ですよ!(傾向が変わった時は、どんまい。でも、みんな焦っているはず。)
Q,自分が受験しない学部の過去問は取り組むべきか
余裕があれば、もちろん取り組んだほうが良いでしょう。傾向がどのように変わるか分かりませんし、「自分は他学部の分もしっかり対策した」という自信にもつながります!
おわりに
今回は、志望校の過去問を解き始める時期・解く時のポイント・疑問点についてお伝えしました。
過去問を解くのは怖くて、なかなか手をつけられない受験生の皆さん。
夏休み前に気を引き締める絶好の方法なので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
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