みなさん、いかがお過ごしでしょうか。今回の記事は、
英語の偏差値を上げたい!という大学受験生へ捧ぐ、連載企画第4弾!
約半年で偏差値を63から75に上げた筆者の経験をもとに、英語の「模試の偏差値を上げたい」という人に覚えておいてほしい、大事なポイントをお伝えします。
目次
模試を何のために受けるのか?
いきなりですが、受験生の皆さんは模試をどのように捉えているでしょうか?
現役の時の私は、自分の実力がシンプルに数値化されてしまう「恐ろしいテスト」だと思っていました。笑
自分の偏差値に一喜一憂してしまう瞬間は、誰にでもありますよね。
偏差値は確かに、受験校を選ぶ時の判断材料になるため非常に大切です。
しかし、模試の結果が良くなかったからと言っても、本試験に何ら影響はありません。
模試は、形式こそ本試験に似せてはあるものの、自分の現状を知るための一つの手段に過ぎないのです。
いわば、自分自身の客観的なデータを集めるために受けるもの、とも言い換えられます。
ここでいうデータとは、「全国の受験生の中での、自分の立ち位置を知る」ことや「自分の偏差値の推移を知る」、「苦手分野を把握する」ことなどです。
では具体的にどのような対策をするべきなのか、お話していきます!
模試の過去問対策はする必要なし
先ほど言ったように、模試はあくまでも自分の現状を知るための一つの手段です。
まず、第一志望の大学合格を掴み取るには、模試対策よりも本試験対策に時間をかけるべきですよね。
本試験で良い結果を出すためには、その大学の過去問を何度も解かなければなりません。
なぜなら形式慣れしていると、本番での緊張を和らげられるだけではなく、解答スピードも上がるためです。
なので模試に関しては、過去問を見たり、実際に1度解いてみたりするだけで十分です。
形式慣れの大切さを実感することができるでしょう。
では、さらに効率的な勉強法とは何でしょうか。
模試の直前は、絶対に復習をするべき
「また復習かよ。」と思う方もいるかもしれません。
絶対に復習が必要です、断言できます。笑
長文読解編の記事では、下記のような復習の仕方をご紹介しました。
(ex.単語の意味を取れていなかったからなのか、筆者が最も主張したい事柄をつかめていなかったからなのか….)
②わからなかった単語・語彙・文法をチェック(集中レベル ☆)
(ex.ノートに書き残しておく、単語帳を作るなど自分が見返しやすいように工夫をする。この作業は事務的にこなす。)
③まっさらなテキストのコピーを見て、読み返す(集中レベル ☆☆☆)
(日本語訳がすんなり出てくるか、長いセンテンスの文構造を理解できているか、段落ごとの内容を俯瞰して理解できているかをチェック!)
このうち、模試直前にするべきなのは①と②の項目です。
自分のノートを見返し、これまで間違えたポイントをざっと見直していきましょう。
文法の問題集や単語帳も、苦手なものや間違えてしまった箇所のみを素早くチェックしていきます。
文法・単語を復習するメリットは、模試で出題される可能性が十分にあることです。
実際に筆者の場合だと、直前に対策した文法範囲が出題されました!!
その時は、確実に点を取れるように落ち着いて解いていくことが大事です。
最後に
何度も言いますが、模試は自分の現状を知るための一つの手段です。
形式慣れをする練習や、復習をするための最適なタイミングですので、上手に活用していきましょう!
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