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【上智志望者必見】大学共通テスト併用型入試で入った私の対策方法を教えます!

こんにちは!上智大学文学部2年のりこです!

私は2021年4月に上智大学フランス文学部に一般入試の大学共通テスト併用型入試で入りました。

私の年は上智が共通テスト併用型を初めて入試方法に取り入れた年だったので、過去問はなく、大学が作った模擬問題が2、3問あるだけでした・・・。

おそらくこれから受験する皆さんも過去問が少ない中で受験に望むので、

「どんな対策をしたらいいのかわからない・・・」

なんて方も多いのではないでしょうか?

この記事ではそんな皆さんに私がしていた勉強方法などを紹介できればと思います!

①上智大学の入試方式

上智大学の一般入試は3つのパターンで選考を行い、それぞれ出願日程や入試日程は全く違います。

A. TEAPスコア利用方式

・TEAP(上智独自の英語テスト)+ 上智独自試験(学部によるが一般的な5科目のテストから抜粋)

・全学部統一日程 複数の学部に出願可

B. 共通テスト併用型方式

・共通テストのスコア+上智独自学部別試験

・学部ごとに別日程 

・複数の学部に出願可能だが、受験日時が被っている学部は1つしか受けられない

C. 共通テスト利用方式

・共通テストの点数のみ(3教科か4教科選択可能)

・国立組の滑り止めにおすすめ

なかなか複雑な入試方式ですが、上智大学が出している入試要項はカラーのわかりやすいもので説明されているので、ぜひ原本をしっかり見てみてください。

※例年入試要項は11月頃に発表されています。前年度から変わることもありますが、出るまでは前年度のものを参考にしましょう。

上智大学2023年度一般入試要項
 

②共通テスト併用型について詳しく

 
では本題に入りますが、共通テスト併用型とは一体どんな試験が行われるのでしょうか?
共通テストスコアの計算の仕方
これは学部によって全く違います。そして使える教科も違うので、正式なパンフレットを必ず確認してください。

 
学部別の専門知識を問う試験
これが受験生を不安にさせている元凶ですよね・・・。
高校生の私は
「専門分野ってなんやねん!こちとら学校の勉強しかしてないわ!」
と思っていました。笑

私は文学部フランス文学部総合人間科学部の教育学科を受けたのですが二つ受けてみた上での印象は

「現代文に近い」

学部ごとにもちろん問われることは違いますし、中には英語のテクストが出てくる学部もあります。ただ、大学のメッセージとして私が強く感じたのは

「文章から正確に文意を読み取り、それを言葉にする力」

を求められている気がしました。
専門分野と聞いて怖気付いてしまう人もいるかと思いますが、高校生が一般的な教科の勉強しかしていないことは大学も承知です。
フランス文学部を受けるときはフランスの歴史などをさらっと復習するなどしましたが、フランス語などの高校では習わない専門的な知識は必要ありませんでした。
なので大きなイメージとしては「現代文の力が問われる」の認識でいいと思います。
 

③実際の勉強方法

では私が実際にしていた上智独自学部別試験の勉強方法と、ざっくりした共通テストのスコアをお教えしたいと思います。
 
勉強方法
私は実は第一志望の大学が他にあり、正直上智大学の対策に多くの時間を割くことは難しい状況でした。
しかし絶対に受かりたいという気持ちがあったので模擬問題を見てざっと大学側がどんな能力を問いたいのか、模範解答を分析していました。

 

 

実際の入試(フランス文学部の場合)
・フランスについての日本語の文章が2題
・100字から200字の記述がメイン
・フランスの歴史や現代単語集に横文字として載っているような単語がわからないときつい(例:アンニュイ)
 

 

などと分析し、一度普通の現代文の問題として問いた後、学校が提示する解答とのずれを確認しました。
また、私大受験者にはあまり関係ないように思われる共通テストも非常に重要な入試材料になります。
当日どのくらいの点数を取ればいいのかを事前に計算していました。

 

共通テストのスコアがうろ覚えなのですが、確かこんな感じだったなということで載せておきます・・・
フランス文学部 英語(60点)地歴(40点)国語(40点)にそれぞれ換算

 

共通テスト(2022年度受験)
英語:176/200点(リスニング・リーディング)→英検準一を持っているため+20点加算
世界史B:86/100点
国語:140/200点くらい

 
 
これに学部別のテストのスコアを入れた点数が実際の総合点になります。
そう考えると共通テスト、本当に緊張しますよね・・・。
そして採点した後の「うわ・・・過去問の方が取れてた」
痛いほどわかります泣
 
でも、共通テストがうまくいけばかなり優位に働くので、受験で一番の山場!と捉えて、踏ん張りどころなのかもしれません

④上智大学一般入試攻略法

第一志望の人
上智は一番最初に書いたように入試形式がたくさんあります。
 
なので第一志望なら可能な限り色々な方式で受けることが肝になります。
 
TEAPなどは一年に限られた数しか行われず、しかも上智が作ったものなのであまり他の学校では使えません。そのため、第一志望でない人は敬遠する傾向にあります。
 
共通テストもなるべく受けて、行きたい学部にとことんこだわること。それが一番大事です。
 
第一志望でない人
国立組や早慶狙いの人は上智を押さえに使う人もいるはず。
 
そういった人の中には上智の対策に時間を使えない人もいるのではないでしょうか。そんな人たちには共通テスト併用式や共通テスト利用方式がおすすめです。
 
しかしその分倍率は高くなります。特に共通テスト三科目利用方は私大組が揃って出してくるので競争率は高いです。
 
なので上智を必ず押さえたい!!という人は私の使った併用型も受けることがおすすめです。
 
加えて上智は全試験が2月の前半に終わるので、他の私大ともあまり被らず受験生の予定にも優しいです。

⑤英語検定があなたの武器になる  

上智は一般入試に英語検定の資格による合算方式があります。
2023年度入試では
 
英検、ケンブリッジ英語検定、GTEC、TOFLE、IELTS、TEAP

 

の活用が認められていました。
上に載っている私の共通テストの英語スコアの横に+20点と書いてあると思いますが、それはこの制度によるものです。

 

出願の際に一緒に同封するのですが、くれぐれも忘れないように!
知り合いで+20点のはずが書類入れ忘れによってその20点がなくなってしまった人がいました・・・。なので最重要!!!!
 
 
ポイント:英語検定を味方につけよう

⑥その他受験生の心得〜個人的な意見編〜

 
受験生の時はすごく気持ちも不安定になりがちですし、点数に一喜一憂してしまいがちです。
 
 
「こんなスコアは無理だ」
 
「私には高い壁すぎる」
 
 
そんなことを私も思っていました。
そんな時に救ってくれる存在は私の場合「お気に入りの参考書」でした
 
先ほど「現代文の力」が問われていると言いましたが、共通テストが始まって以来どこの大学も「読み取り」の力を重視し始めました。
 
難しい文章やグラフを前にすると慣れていないと頭がクラクラしてきて、何を読み取ればいいのかさっぱり…。
 
そんな事態に陥ることもあるかもしれません。なので最後に私の大好きだった参考書の紹介です。
 
これは理系、文系問わず今聞かれている「読解力」の本質を身につけられる最高のテキストだと思います。
河合塾講師 木村先生の「初めての入試現代文」

はじめての入試現代文―正解へのアプローチ-河合塾シリーズ-木村-哲也
 
 

こちらの本は大人でも楽しめると思うので受験生以外の方にもおすすめです。

気になった方は書店などでパラパラっと見てみるのも有りかもしれません。

最後は個人的な意見になってしまいましたがこちらで以上です!

がんばれ!受験生!

ガクセイ基地では実践的な英語対策法なども紹介しているのでぜひ参考にしてみてください!

https://gakusei-kichi.com/?p=48839

【偏差値を10上げる】英語の模試対策編











About the author

riko

上智大学文学部2年生

趣味 海外旅行、居酒屋巡り、読書(伊坂幸太郎、今村夏子など)

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