メディア/デザイン

読売テレビ/ テレビ局の「パフォーマー」に迫る!

「テレビ局での仕事に迫る!番組制作の秘密」第2弾。

【第1弾はこちら!→読売テレビ/視聴者に最高の番組を届ける!

 

引き続き、読売テレビ制作局の廣瀬拓万さんと、総務局の指宿文さんに、番組制作についてお話を伺いました!

テレビ局での番組制作に迫る!

—番組制作にはどんなやりがいがありますか?

廣瀬 毎日違うことを考えて毎日違うことをしているので、楽しいです。

そういうのが好きな人は、向いていると思います。

指宿 オンエアを一回経験すると、代え難い幸せに出会えます。

私を通じてこの人が面白いことを世の中に出せた」という喜びはすごいものです。

 

—番組を作る際、どのような点に気をつけているのですか?

指宿 どんな番組にも共通して、「どうしたら人の心に伝わるだろう?」と考えています。何かを伝えたい、知ってほしい、という思いが我々社員の心を一つにしていますね。

局によっても異なると思いますが、一つの事象を、誰の目線でどう切り取っていくか?が重要です。

 

—担当する番組ジャンルによって、番組作りのポイントは違うのですか?

廣瀬 番組ジャンルというよりも、番組ごとにポイントは異なるかもしれません。長年続いている番組は、視聴者に合わせた番組作りを行っていますね。

 

「そこまで言って委員会」という番組をご存知でしょうか?政治的な番組内容となっていますが、実は報道局ではなく制作局が作っているんです。バラエティ担当者が政治番組をやるって不思議ですよね。

番組によって頭の感覚を切り替えています。

 

—番組制作会社と、テレビ局の違いを教えてください。

廣瀬 どちらでも番組制作に携わることはできますが、既存の番組形態で制作をしたいなら制作会社に入るのが良いと思います。制作からの異動もなく、ずっと番組を作り続けられます。

テレビ局では、今は制作にいても来年は人事部など、マネジメントに回るかもしれません。もっと大きな枠組みからテレビに携わることができるでしょう。

 

指宿  ものづくりを続けたいなら制作、その先のテレビの可能性に触れたいならテレビ局といったところでしょうか。

制作だけでなく、営業、コンテンツビジネス(※)など…テレビ局には、制作会社とは違った魅力があると思います。

※地上波だけでなく、他の人の目に触れる形態を考えるビジネス。インターネット配信など。

 

読売テレビで働く

—読売テレビのカラーを教えてください。

指宿 ゆるいですよ!(笑)

テレビ局だけの縛りで考えると、丁度良い規模感だと思います。だいたいの人をなんとなく知っているので、仕事もしやすいです。

 

その分、任せられる責任は大きいですね。

責任のある仕事を早めに任せてもらえるという意味では、やりがいを感じることができる時期が早いです。責任を持って仕事をするのが好きな人は向いていると思います。

 

—男女比率や、女性の働き方についてはどう感じていますか?

指宿 全体の男性:女性では、8:2の割合ですが、2018年4月入社の社員は7人女性で8人男性。ほぼ一緒の数です。逆転している局もあると聞きますし、これから女性比率は高まるだろうと思います。

女性に限って言うと、テレビ局は辞めない人が多いです。

非現場と呼ばれる経理、人事などで働くのも大変ですが、9:00〜17:00で帰れるし、大好きなテレビに関わりながら働き続けられるのは嬉しいですよね。

 

—これからの目標を教えてください。

廣瀬 ヒットする番組を作ってみたいです。みんなが知ってる「人気番組」を作りたい

その上で、メディアは変化していくので、面白いテレビ番組作る以上のもう一個革命的アイデアが思いついたらいいなと思います。

テレビがいつまでもナンバーワンじゃないと思うので、インターネットとどう結びつけるか?どういうメディアとしての発信をするか?考えたいですね。

 

指宿 テレビ局に勤めて20年経ちました。現場から一旦離れ、制作とは違う立場から会社が見れて良い経験になりましたが、どこかで番組作りには関わり続けたいなと思います。

テレビの力を信じて、小さな声でも耳を傾け、一人でも多くの人に、変化や助け、応援をしたいです。発信し続けたいなと思います。

 

—かっこいい大人になるためにしていることはありますか?

廣瀬 今27歳ですが、昔思っていた「大人」とはだいぶ違いますね。少なくとも大学生から、本質は変わっていないと思います。

1つ思うのは、やりたいことがある人のほうがかっこいいなと思います。

「なんかこなしてる感」というのは勿体無いです。やりたいことがある人のほうが考えて生きていると思うので、こういうことがしたいとか、ふわっとでいいから目標がずっとある人のほうがいいですよね。

 

指宿 私は報道局でしたので、「人の話を聞く」ということを挙げたいです。

自分の考えはしっかり持つし、大事だと思ったことは曲げない上で、人の話は聞かないのではなく、聞いた上で間違ってないとか、素敵だと思ったらほぉとか。

そのような形で人の話を聞くのが理想です。

 

—ガクセイ基地の読者に向けてメッセージをお願いします。

廣瀬 人の話を鵜呑みにしない方がいいよ、ということを伝えたいです。

特に就活は、社会人から言われる言葉をそのまま「そうなんや」って思いがちやけど、僕の言ってること全然正解じゃ無いからな(笑)

 

あと、やりたいことを見つけて欲しいです!

やりたいことを見つけるためには、とりあえずリアクションを大きくしてみましょう。スマホでネット記事を漁るなら、びっくりしたら「へぇ」とか言ってください。

自分の面白いと思うことって忘れがちですが、大げさにしてみたら自分が興味を持っていることに気づきます。感情の振れ幅を意識してみるのがオススメです。

 

指宿 私も、廣瀬くんと同じく誰かに寄せる必要はないと思います。

採用試験でお会いすると、「御社のここが好きで」とか「ここは負けません」とか誰かに寄せて自分を見せてる人は少なからずいます。

でも、そういう必要はないんじゃないのかなぁ。

今まで経験してきたこと、勉強してきたことが、まるっきりかぶる人はいないから、自分の経験に自信を持ちましょう。自分をきちんと受け止めて、分析してみてください。

 


いかがでしたか?

テレビ局での仕事というと、常に新しいことを求められたり、昼夜問わずやることがあったり忙しいんだろうなぁというマイナスイメージでしたが、

読売テレビで働くお二人の、「テレビが好きだから」「誰かに伝えたいから」こそ楽しんで働いている姿が印象的でした。

私たち学生も、自分の「好き」と「やりたいこと」を見つけた上で未来を決断したいですね。

読売テレビの廣瀬さん、指宿さん、ありがとうございました!

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