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民謡歴17年の大学生が教える!民謡ってこんなものだよ!【意外と身近にある民謡】

みなさんは「民謡」ってご存知ですか?聞いたことはあるけど、どのようなものかは知らないという方が多いのではないでしょうか。しかし、民謡は私たちの生活の意外と身近なところにあります。そんな民謡について民謡歴17年の私が今回の記事で紹介・解説していきます!

⒈そもそも民謡とは?

 まず、そもそも民謡とはどのようなものなのかについて見てみましょう。

 Wikipediaで調べてみると、

 不特定多数の民衆によって自由に伝承されているうちに自然と形になった歌。狭義には、日本各地での口承歌のこと。労働歌、祭祀・年中行事の歌など。

 などと書かれています。この表現だと固く、あまりイメージが湧きにくいですね。とても簡単に言い換えると、

「昔の人たちが、仕事をする時やお祭りの時などに歌っていた歌​​​​」

というのが「民謡」です!

参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/民謡

⒉身近にある民謡

 実際に曲名をあげながら、民謡をさらに深掘りしていきます! 

 ①ソーラン節

  この曲は北海道の民謡です。漁師さんが漁をする際に歌う歌で、漁師さんの仕事を歌った曲とされています。民謡には踊りがある歌もあり、このソーラン節もその一つです。その振りは漁で網を引き上げる動作に似ており、まさに、漁師さんの仕事を歌っている曲となっています。

 

 ②花笠音頭

  この曲は東北四大祭の一つである山形花笠まつりで、花笠を手に踊る際に歌われる曲です。この曲はお祭りの歌です。お祭りの歌では、豊作を願う歌詞や地元で自慢なものなどが歌詞になっていることが多いです。

⒊民謡をやっていて良かったと思うこと

 私が民謡をやっていて良かったなと思うことを3つお話ししようと思います。

 1つ目は歌が上手になるということです。民謡の伴奏である三味線や尺八は歌と同じメロディーを演奏していることがほとんどなので、その旋律に合わせて、音が取り易く、歌い易いです。音に敏感になり、それに慣れることで邦楽などの曲も上手く歌えるようになります。また、「こぶし」などのさまざまな歌い方が民謡の中にはあり、それらを学ぶことができるので、表現力も上がります。

 2つ目は普段大学などではあまり接する機会がない自分より上の世代の人たちと話すきっかけになるということです。民謡をやっている世代は、主に私の祖父母の代の方々がほとんどです。普段、話さない年代の方と会話をすることが必然的に多くなります。私たちが知らないことを知ることが出来るので、周りの同年代の友達より、知っていることが多くなっていました。

 3つ目はストレス発散になるということです。これは私が習った先生が実際に言っていたことです。「民謡には上手さもあるが、基礎基本は大きな声を出して歌うことだから、ストレス発散にもなる。ストレスを発散する気持ちで民謡をやりなさい」と言われました。よくストレス発散にカラオケにいく人がいると思います。それと似たような感じで民謡に取り組むのもありなのではないかと思います。

⒋私が思う民謡の現状

 ここまで民謡についてご紹介してきました。

 最後に、実際に民謡を17年やっている私が民謡をやっていて感じることをお話ししようと思います。

 民謡には全国大会をはじめ、さまざまな大会がたくさんあります。大会は、年齢によって部門が分かれていることが多いです。出場している人数は年齢が低くなっていくにつれて、少なくなっていきます。民謡を行っている人は高齢な方が多い印象を受けますし、事実そのような現状を大会では見る事ができます。民謡は日本の伝統文化の一つです。しかし、次の世代の担い手が少ないと、だんだん忘れられてしまうのではないかと感じます。

 民謡を次の世代に残していくためにどうすればいいのか。まずは民謡というものに興味を持ってもらいたいです。

 今回の記事では民謡について紹介・解説してみました。私の記事を通して、少しでも民謡について知って貰えていたら嬉しいです。民謡について興味を持った人はぜひ自分でも調べたり、挑戦してみてください!

日本民謡協会ホームページ:https://nichimin.or.jp

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