…突然ですがここでご報告です。
私も以前からピースボートの活動に興味はあったのですが、ついに乗船を決意しました。スタッフの方から「いつ予約がいっぱいになるか分からないので、乗船を決めたなら仮予約した方がよい」とアドバイスをいただいたので、貯金0円・親、学校への相談なしで101回クルーズ(2019年4月~8月)に申し込んでしまいました。(2018年4月20日)
代金はどうするのか?親を説得する方法とは?ボラ割って何?など、これからはピースボートの活動を、準備期間から船旅が終わるまで「現役JD・ピースボートで世界一周」シリーズとしてお届けします。
居酒屋などでよく見るピースボートの「129万円で地球一周」と書かれたこのポスター。参加を決めたものの、世界一周が129万円は安すぎない??本当に大丈夫??怪しくない??などもやもやしていることがたくさんあります。なので不安を解消させるために高田馬場にあるピースボートセンターに行って話を聞いてきました!
階段を下って地下に降りるとキリンがお出迎え。たくさんの人が活動していました。
今回お話を伺ったのは荒川区出身で、ご自身も乗船経験のあるピースボートスタッフの金元明(きんうぉんみょん)さん。
―こんにちは。今日はよろしくお願いします!
(金)よろしくお願いします!
―よく見かけるポスターに「129万円で地球一周」とありますが、その値段で本当に大丈夫なんですか?ピースボートは怪しい団体とかではないですよね……?
35年の歴史を持つ、れっきとしたNGO団体なので怪しくないです!笑
2002年には国連の経済社会理事会(ECOSOC)との特別協議資格を持つNGOとして認定されています。船旅が有名ですが、それ以外にも平和教育や紛争予防、軍縮、貧困対策など様々な分野で活動しています。
―国連からも認められているんですね…!
たくさん活動しているのですが、やはり一番有名なのは世界一周の船旅ですね。私たちは年に3回船を出していて、毎回コースや寄港地が全然違うんです。
―具体的にはどんなところに行けるですか?
クルーズごとに立ち寄る寄港地は様々ですが、例えば「101回クルーズ」の目玉は、世界遺産の宝庫エジプト、青と白色が美しいギリシャのサントリーニ島、絶海の孤島イースター島などを巡る五大陸横断世界一周と洋上で観測する皆既日食です!
ヨーロッパや、南半球をメインで訪れる回などそれぞれのクルーズに特徴があります。
―ポートサイドや、キューバなど個人旅行で行くのが難しいような場所にも行けるのはなぜですか?
それは、ピースボートは現地とかかわりを持っているNGO団体だからです!
昔から物資の支援をしていたり、現地の市民団体と交流があったりするので、その土地のことを深く知っている人とのつながりが世界各国にあります。つながりから生まれた信頼があるので、安心して上陸できます。これはピースボートならではですね。
―個人旅行では行けないところに行けるのは魅力ですね。
でも!ピースボートの魅力は寄港地だけでなく“船内生活”にもあるんです!!
ピースボートには年代も、住んでいる場所も、バックグラウンドもバラバラな人達と3か月半共同生活を送ることになります。
―船内ではどんな風に過ごしているのですか?
1000人いるので過ごし方は1000通りあるのですが、大きく4つにタイプを分けてご紹介します。
目次
のんびり船旅を過ごすタイプ
専門の先生が社交ダンス、ヨガやピラティスなどを教えてくれる、無料のカルチャースクールに参加したり、素敵な景色を見ながらおいしいご飯を食べたり…とひたすらのんびりすることもできます。3か月間日常の忙しさを忘れて、自分のためだけに時間を使うことで身も心もリフレッシュできます!
勉強したい、学びたいタイプ
ピースボートには水先案内人として各界の著名人の方が20~30組ご乗船されます。俳優の照英さんや、池上彰さんをはじめ朝日新聞や共同通信社のジャーナリストの方達、マハトマ・ガンジーのお孫さんで平和活動家のエラ・ガンジーさん、EXILEのUSAさんの講演を聞いたり、語学学習に取り組んだりしています。
イベントにたくさん参加するタイプ
3か月の間には民族衣装ファッションショー、夏祭り、大運動会などたくさんのイベントがあります。船内のすべてのイベントのコンセプトはたくさんの人と仲良くなれるように交流の場を作ることです。3か月の間で幅広い年代の方と仲良くなれます!
さらに、ただ参加するだけではなく、企画側としてイベントに参加することもできます。準備期間からイベントに関わることで、終わった後の充実感は格別です。
趣味を楽しむタイプ
バンドを組んだり、お昼からお酒を飲んだり、スポーツをしたり好きなことを好きなだけすることができます。ピースボート運営局が主催する船内企画の他に自主企画というものがあり、参加者自身がイベントを企画することもできて、趣味のある人は存分に発揮できます!自主企画では本当に「なんでも」できるので、特に趣味のなかった私は「同じ地域出身・干支が同じ人」などテーマを決めて飲み会を開催しました!アイデア次第で人との交流を生むことができます!
留学だと「勉強しなきゃ…!成長して帰らなきゃ…!」というプレッシャーもあるのですが、ピースボートはすべての企画が自由参加なので、何をするのも自分次第というのがいいところだと思っています。
―元明さんも10代で初乗船のことですが、大学生で乗船を考えている人に何かメッセージをお願いします。
親の説得、お金のやりくり、休学など大学生だからこそのハードルがたくさんあると思うけど、経験が積むためには何かしらの負担やリスクが伴うのはピースボートに限ったことではないと思います。個人的には、その後の広がりや伸び率が大きくなるので、いい経験を積むのは早ければ早いほどいいと思います。
ピースボートでできる経験の一つが価値観を広げられること。なんせ、地域も年代もバックグラウンドも違う人たちが1000人も集まっているので(笑)
―私も乗船したいと思っているんですけど、やっぱりお金が…。
ポスターにもあるように基本的には129万円かかりますが、クルーズによってはヤング応援回で35歳以下の参加者の船代が99万円になるものもあります。
さらに、色々な経験を若いうちに積んでもらうためにピースボートにはボランティア割引(ボラ割)という制度があり、クルーズ代129万円分を払わずに世界一周することも可能です!
※別途保険料等はかかります。
―お金をかけずに世界一周できるのは本当にありがたいですね…。
ピースボートに乗船するのに実際にいくらかかるのかを元明さんにお聞きした記事はこちら
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