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国〇〇って…誰が決めたの?

日本の国〇〇といえば、何を思い浮かべますか?

国旗、国歌、国鳥、国花などがパッと思い浮かぶかもしれません。

しかし、上記以外にもいくつかあるらしい…。それらはいったい誰が選んだのか…。

気になったので、調べてみました!

タイトル
国蝶
国石
国技
国菌
国旗・国歌・国鳥・国花は誰が選定したのか?

国蝶

 国蝶(こくちょう)とは、国を代表する蝶のことであり、日本の国蝶は“オオムラサキ”という名の蝶。

昭和32年(1957年)に日本昆虫学会が国蝶に選定しました。その理由に、勇ましく、堂々としていて華麗であること、また北海道から九州まで日本中に分布していることが挙げられています。

 しかし現在では、都市化が進み、雑木林が少なくなってきたため、オオムラサキの生息地が局地的に少なくなっています。また、生息数減少の原因に、生息する森林の樹皮や下草などのシカによる食害、水質汚染や農薬といった科学技術の弊害による影響が考えられています。

 国蝶として選ばれているオオムラサキを、もっと知りたい!見たい!という方はぜひ北杜市オオムラサキセンターへ訪れてみては?ホームページでもオオムラサキの詳細を知ることができますよ !

H P:http://oomurasaki.net/

国石

 国石(こくせき)とは、国を代表する石のことであり、日本の国石は“ひすい”という名の石。

平成28年(2016年)に、日本鉱物科学会が社団法人化の記念事業の一環で、ひすい(ひすい輝石及びひすい輝石岩)を以下の条件をもっとも満たす石として選定しました。

(1)日本で広く知られている国産の美しい石であること

(2)鉱物科学や地球科学の分野はもちろん、他の分野でも世界的な重要性を持つこと

また、必須ではないが、望ましい項目として、以下を設定

(3)長い時間、広い範囲にわたって日本人の生活に関わり、利用されていること

(4)その石の産出が現在まで継続し、野外で見学できること

(5)野外での見学が、法律による保護などによって持続可能であること

 〜  日本鉱物科学会「日本の石」(http://jams.la.coocan.jp/ishi_2016.html)〜

上記のURLから、ひすいや、国石の選定についてもっと詳しく知ることができます!

国技

 国技(こくぎ)とは、国の固有あるいは伝統的な技芸や競技のことであり、日本の国技は“相撲”とされています。

 

国技が相撲となったのは、明治42年(1909年)に江見水蔭という作家が、両国にできた相撲の常設館の開館式での披露文の原稿中で、「角力(すもう)は日本の國技」と言ったことがきっかけだと言われています。また、この言葉に感銘を受けた年寄の三代尾車という人の提案で、この常設館の名称が「國技館」と名付けられたそう。ただ、法令では定められていないため、慣習的に日本の国技が相撲であるとなっています。

国菌

 国菌(こっきん)とは、国を代表する菌のことであり、日本の国菌は“麹菌”という名の菌。

写真提供:東京大学名誉教授 北本勝ひこ先生

平成18年(2006年)に日本醸造学会が麹菌を国菌に選定しました。理由としては、麹菌が古くから日本の醸造をはじめ、いろいろな食品に用いられており、日本の食文化に貢献してきたことが挙げられます。その例として、昔から日本で使われてきた醤油や味噌、みりん、酢、日本酒などの調味料は、麹菌を使った発酵食品です。

 また、国旗や国鳥などは外国にもありますが、今のところ、国菌は日本だけが選定しているようです。おそらく菌の中で、これほど国を代表するようなものがないからでしょう。

日本醸造学会(http://www.jozo.or.jp/koujikinnituite)

国旗・国歌・国鳥・国花は誰が選定したのか?

 まず、国旗の“日章旗”と国歌の“君が代”について。これらは長い歴史を持っており、既に慣習法として定着していましたが、法的に根拠がないということで、平成11年(1999年)に内閣府により「国旗及び国歌に関する法律」が成立しました。(https://www8.cao.go.jp/chosei/kokkikokka/kokkikokka.html参照) 

 次に、国鳥である“キジ”については、昭和22年(1947年)に日本鳥学会によって選定されました。

 そして国花についてですが、日本の国花は何だと思いますか?きっと桜と菊が思い浮かぶのではないでしょうか?あれ、2つ!?国花ってどっちなの!?

実はどちらも日本の国花なのです。まず日本では、国花が定められていません。また国花とは、国民に最も愛好され、国を象徴する花のこと。したがって、天皇や皇室の紋章として定められている菊の花も、硬貨や切手のデザインとして採用され、和歌やお花見など昔から今も日本人とともにある桜の花も、どちらも国花と言って良いのです!

 

〜あとがき〜

こんなに国〇〇ってあるんですね!

選定している人も国〇〇によって違うということが判明。

また、外国にもそれぞれ国〇〇があるので、選ばれた理由とともにぜひ調べてみては!?

 

 

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gakuseikichi

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