【文学部生推薦】大人だからこそ読みたい、リラックス出来る大人のための絵本五選

読書の秋ということで、気軽に読める大人のための絵本を今回は紹介していきます。秋は朝晩の気温が下がる一方で日中は暑かったりと寒暖差が激しい状態になりやすく、自律神経のバランスが崩れやすく、体調不良になりやすいという話もあります。そんな時にはゆっくり休んで、ほっこりさせられるような絵本や励まされるような絵本を読んでみてはいかがでしょうか。

翻訳できない世界のことば

世界にある様々なことばをまとめた絵本です。普段「言葉で言い表せない…」と感じる現象や感情をこんなにも的確に表現した言葉があったのか！と驚かされること間違いなしです。また気持ちがあったかくなるような言葉もたくさん収録されているので、リラックスも出来ますし、楽しんで読み進めることが出来るのではないでしょうか。

私がこの本の中で最も好きなのは「IKTSUARPOK」という言葉です。これは誰か来ているのではないかと期待して、何度も何度も外に出て見てみることを意味しています。こんな瞬間、皆さんも体験したことありませんか？今、自分の持っている言葉の中にはそれを表す言葉はなくても、世界のどこかには自分の体験や感じている感覚が言葉になっているかもしれません。それを見つけ出せるかもしれない一冊として、この本を読んでみてはいかがでしょう。

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ぼくを探しに

以前、ＶＳ嵐のオープニングトークで嵐の松本潤さんが紹介していた絵本です。丸が一部欠けたような(下の絵のまま)キャラクターが登場するのですが、この子は「まんまる」になってころころ転がっていくために、自分の欠けている残りのかけら、ぼくの一部を探しに行きます。「ぼくはかけらを探してる　足りないかけらを探してる」そんな風に歌う子がチャーミングで可愛らしくて、思わず読み進めてしまいます。ぼくはかけらを見つけられるのか、ぜひ読んで確かめてみて下さいね。

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世界がもし100人の村だったら

タイトルを聞いた事がある！！という人も少なくないのではないでしょうか。世界のあらゆることについて、100人の村の中の出来事として捉えたらどうなるの？というコンセプトの絵本です。数字がたくさん登場する社会的な本でもありますが、同時に大切なメッセージを含んでいる素敵な絵本です。たくさんの現状と同時に、今あなたが生きていること、あなたが今いる現状がどれほど大切なものかも教えてくれます。

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ころべばいいのに

「なつみはなんにだってなれる」や「あるかしら書店」「もうぬげない」などの絵本を作られているヨシタケシンスケさんの作品の一つです。何か嫌な事があった時思いませんか？「あいつ、ころべばいいのに」なんて。何か嫌な事があった時にどうやって出来事に向き合っていくのか、いろんな方法を楽しく教えてくれます。嫌なことがあって傷ついた心を、くすっと笑わせて癒してくれる絵本です。物語の最後には前向きな気持ちにもさせてくれる仕掛けがありますので、そちらも楽しみに読んでみて下さい。また、口に出した時の音が非常に楽しい本でもあるので、ぜひ声に出して読んでみて欲しいです。

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ぼく　モグラ　キツネ　馬

変なタイトルに加えて、ちょっと変わった嗜好の本です笑　実は作者が前書きの段階で「この本はどこから読んでもいい」と言ったり「何歳の人が読んでもいい」と言っているんです。面白いですよね。そんなわけで、どこから読んでもいい、子どものためと大人のため、両方を持ち合わせた不思議な絵本です。物語としても、その一方名言集としても、とても心に刺さる美しい本ですので、手に取って読んでみてほしいなと思います。

ぼく、モグラ、キツネ、馬という異なるキャラクターたちがどんな話をして、旅の中でどんな風に変わっていくのか、ぜひ読んでみて下さい。

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まとめ

今回は大人が読みたい絵本について紹介してきました。大人になって絵本なんてと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、手頃に読めて、リラックスできるのでおすすめです。旬の果物を使ったスイーツと飲み物をおともに、読書の秋を楽しんでみてください。

ガクセイ基地には他にも本に関する記事があります。以下の一覧からそちらもぜひチェックしてみて下さい！