就職活動をする際には自己アピールが必要になりますよね。
他の学生と違った経験を話して少しでも面接官の印象に残りたい!
そう考える人も多いと思います。
面接でバックパッカー経験について話したいと思ってこの記事にたどり着いたそこのあなた!
その経験、本当に就活でアピールしても大丈夫ですか??
バックパッカー経験をガクチカ(学生時代に力を入れた経験)などで話す際には注意すべきことがあります。
就活で話す際の注意点やアピールポイントについて、ヨーロッパとインドで約1ヶ月ずつのバックパッカー経験がある僕と考えてみませんか?
2.バックパッカー経験のアピールポイント
(1)行動力
(2)環境適応能力
(3)コミュニケーション能力
(4)計画性
(5)挑戦心
3.アピールする際に大切なこと
4.最後に
1.バックパッカー経験はガクチカで使えない?!
最初はバックパッカー経験を就職活動のエントリーシートに書いたり、面接で話す際の注意点について。
就活本を読んでみると、バックパッカー経験はガクチカなどでは書かない方がよいとされていました。
バックパッカーと言うと響きがよく聞こえますが、旅の形態が一般的な旅行と少し違うだけで実際はただの旅行客です。
学生時代の経験としては珍しいものかもしれませんが、「バックパッカー」→「旅行客」→「趣味(遊び)」というように考えると、ガクチカとして適切ではないと考えられます。
(もちろん明確な目的があってバックパッカーをして、何か成し遂げたというならガクチカにも書くことができるでしょう。)
問題は趣味としてのバックパッカー経験を就活でどう話すか。
つまり、バックパッカー経験はメインのアピールポイントではなく、あくまでサブのアピールポイントと考え、質問された際にバックパッカー経験をどうやってアピールするかについて考えていきます。
2.バックパッカー経験のアピールポイント
では実際にどのようなことをアピールすればいいのでしょうか?
就活で使えそうなアピールポイントをまとめてみました。
具体的なエピソードと絡めながらアピールポイントについて話すと効果的です。
(1)行動力
旅を通して考えたことをすぐに行動に移す力を身に付けた。
入社後もチームのために何をすればいいかを常に考え、すぐに行動に移すことでチームに貢献したい。
行動力をアピールする際には計画性がないと思われないようにすることも大切です。
思いつきで行動しているのではなく、計画性もあることをしっかりアピールしておきましょう。
(2)環境適応能力
周囲の環境や状況の変化にすぐに対応し、想定外のことが起こっても冷静に対処できる。
様々な国を訪れたことにより、いかなる環境にもすぐに順応できるようになった。
入社後に環境が変わってもすぐに適応できるはずだ。
(3)コミュニケーション能力
初対面の人とすぐに打ち解け、幅広い年齢層の異なる文化圏の人とも円滑にコミュニケーションをとることができる。
相手が理解しやすいように伝え方を変えたり、ジェスチャーを加えたりして工夫しながらその人にあった接し方をするように心がけている。
プロジェクトのメンバーや営業先の方とも仕事をスムーズに進めることができるはずだ。
(4)計画性
旅行の計画はすべて自分で立て、交通手段や宿の確保も自分でした。
また、事前に起こりうるトラブルも想定し、問題なく旅ができるようリスク管理も徹底した。
トラブルが起こった際にも事前のリスク管理のおかげで焦ることなく対応できた。
旅を通して身に付けた計画性は会社でプロジェクトの計画を立てる際にも役立つはずだ。
(5)挑戦心
失敗を恐れることなく積極的に新しいことに挑戦できる。
途中で困難にぶつかっても諦めることなく、トラブルを楽しみながら取り組めることが自分の強みだ。
入社後も様々なことに挑戦し続け、会社に貢献していきたい。
3.アピールする際に大切なこと
ただ自分の経験を話すのではなく、経験を通して何を学び、どう成長したのかが重要です。
面白いエピソードはいくつか持っているかもしれませんが、それらを話すだけでは自己アピールにはなっていません。
面接官にこの人なら会社に入ってから活躍しそうだと思わせるような話をするように心がけましょう。
4.最後に
この記事では就活でバックパッカー経験をどうアピールするかについて書いてきましたが、就活で話すためにバックパッカーをしているわけではありませんよね。
あくまで面接官が興味を持ってくれた時に話す… くらいに留めておきましょう。
就活に直接は活かせなくても、旅先での出会いや経験、感動や喜びはあなたの心をきっと豊かにしてくれているはず!
旅を通して培った強靭な精神力で面接を突破しましょう!
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