最近では少しずつ就活にAIが利用されるようになってきました。そしてついに面接官がAIになる時代が到来…。人生の分岐をAIに決められてしまうかもしれないと考えると少し恐ろしいですね。そうは言っても、まだAI面接が利用されているのは1次試験くらいだからそんなに重く考えなくてもいいと思っているそこのあなた。甘いですよ。
AIが1次試験に利用されているということは、「自分がどのようにAIに映っているのかを知っていなければならない」ということではないでしょうか。
そうは言っても、最近登場したばかりのAI面接を受ける前に、AIはどのように自分を見ているのか?学生のために作られた、我らの味方のツールをご紹介します。
目次
オンライン自己分析ツール-Self Knowledge Tool–
このコンテンツ直接的なAI面接ではありません。これは機械学習などのAI技術を利用して行われる「自己分析」ツールです。なんだ、AI対策じゃないのか…と思ってブラウザバックするのはまだ早いですよ。AI面接が不安になる大きな理由は「AIが何を見ているのか分からないこと」。
このコンテンツでは個別特性診断という性格診断テストを受けることになります。AIを使って自己分析をするということは言い換えると、AIが「私」を分析してくれるということ。その自己分析結果を見ることでAIが自分という人間をどのように評価していくのか知ることができます。例えば、自分では認識していない欠点があったとしても、面接の時にAIは見抜いてしまいます。自己分析の時点で気づいていれば、その欠点の改善について自分から話すことで、自分のことを理解しているという姿勢を示すなど対応をすることができますよね。もし、気づかないまま本番のAI面接を受けてしまったら、「自分のことを理解できていない&欠点がある」というダブルパンチで評価が下がってしまうかもしれません。
さらに、このコンテンツがすごいのはここから!
個別特性診断の受検すると、後日、個性に応じた診断結果が20~30ページにもわたって届きます。客観的に見た個性の傾向やタイプが分かるだけでなく、それを自己PRや志望動機・仕事でどのように生かせばいいのかの具体的なアドバイスまでしてくれます。
このコンテンツは自己分析をして終わりではないのも特徴です。ES(エントリーシート)提出、試験など一般的な就活時、また内定後の入社を決める時期、入社に向けた準備期間、さらには入社後のキャリア形成など、長期的に5回にわたって(Vol.1~Vol.5まで)個別のアドバイスが届きます。
ここまでサポート行う理由を、開発および提供しているセプテーニグループの担当者に問い合わせてみたところ次のような回答がありました。
「学生の皆さんのキャリア形成を応援したいという純粋な思いから、このツールを提供しています。セプテーニグループで行っているデータを活用した人材育成技術を、自社だけでなく社会に広く活用してもらおうと考えました。個々人の個性とそれを取り巻く環境の相性がいいほど、人は大きく成長できる可能性が高まると考えています。つまり、自分の個性にあった会社に就職したり、自分に合った上司に巡り合うことで人は大きく成長できるということ。それを実現するためには自己分析が重要になってきます。しかし、約8割の学生が「自分の考えをまとめる」という主観的な方法に頼っている現状があります。このやり方が間違っているわけではありませんが、AIを活用した客観的な自己分析ツールを私たちが提供することで、学生の方々が手探りの自己分析や過度な就職準備から解放され、有意義な就職活動を送れるようサポートしていきたいです。」
実際に体験してみた
- 受検スタート!
アカウント登録を完了させ、個別特性診断の受検スタートです。直感で質問に答えていきます。登録に3分、受検に5分くらいかかりました。登録には、マイページ登録とLINE認証などをしないといけないので、少し大変でした…
- 個性タイプがわかる
私は「解決・直観タイプ」らしいです。自分を表すときに「直観」という言葉が出てきたのは初めてで…?となりましたが読み進めて、「興味のあることを極めることに積極的」という部分で納得しました。なるほど、自分は直観的なタイプともいえるんですね。
面白いと思ったのは「ネガティブな状態になると」の部分。具体的なシチュエーションが載っているのでそれを避けることで、ネガティブな気持ちになることを減らせることもできるのではないでしょうか。
- 分析を自己PRに生かす
強みと弱みが具体的に書いてあってとても分かりやすいです。学生時代に取り組んだことの傾向の部分はあまりにも当りすぎていて怖いくらいでした。少しの情報だけでAIはこんなに個人のことが分かってしまうんですね…!そのエピソードをESにどのように盛り込むのかの例文や、同じタイプの先輩方の自己PR の例文も読むことができます!
まとめ
少しの情報からも的確に個人の性格が分かってしまうAI。自己分析をしっかり行い、自分の強みや弱みを客観的に理解すること。客観的な理解をするために、自分の頭だけで悩むのはやめませんか?面接の対策としてAIに自己分析を行ってもらうことで、AIが自分のことをどう見るのかを先に知れるので、他の就活生よりも一歩リードできるかも!?
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